比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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納沙布岬・・・ロシア、日本漁船拿捕・・クナシリ

2006-09-06 | 私の水彩夢紀行
むかし納沙布の岬にゆきました。歯舞、色丹島は霧の中(スケッチはイメージ)でした。霧が無ければ貝殻島灯台も見えたのか。前方はゴヨマイ水道です。破船があります。荒涼としています。


羅臼の港にゆきました。公園があります。ハマナスの植え込みは花が終わってましたが実をつけていましたので1個もらってきました。いま鉢の中で実生が育ってます。いつか土に戻そう。

遥かクナシリに」ではなく、すぐ目の前にクナシリが見えます。

ブロンズ像は森繁久弥さんが演じた映画の「知床の番屋の老人」です。森繁さんといえば「知床旅情」の作詞・作曲で有名ですが、曲がまったく同じで「オホーツクの舟歌」という歌があります。どういう経過で作られたか知りませんしヒットもしなかったようです。この中の詞を記します。

・・・・・鈴蘭の緑が 雪融けに光れば
     アイヌの歌声 谷間にこだます
    シレトクの春は 潮路にあけて
     舟人のかいな 海に輝く

   オレオレ オシコイ 沖の声、舟歌
     秋アジだ エヤンサ 揚げる網は大漁
    霞むクナシリ わがふるさと
     いつの日か 詣でん
      み親の墓に


知床旅情」の曲に合わせて森繁節で口ずさんでください。
クナシリがどちらの国に帰属するかはおいておいて、この海は豊かな海であり、クナシリがご先祖様の墳墓の地である方々はおおぜいいらっしゃいます。なんとも言えない胸のうちです。

クナシリのこと
  クナシリ・メナシの戦い(1789)、最上徳内、松浦武四郎のことなど。
  司馬遼太郎「菜の花の沖」(文春文庫)など読んでいくうちにだんだん判ってくる。   

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