
「中小企業といっても、従業員300人と30人以下の企業では違う」と言い、30人以下の経営者に分かりやすい、労務関係の解説書となっています。
茂原日立からパナソニックへそしてさらに、身売りリストラが続く中で、失業が増え生活が大変になっています。
それだけでなく、数十人規模の下請け関連企業やその他の中小企業の経営者の方の苦悩も聞く機会が増えてきました。
若い頃は経営者とは全く別の世界と思っていたのですが、雇用・賃金・家族の健康・教育・福祉など同じ問題意識を持っておられる方の話を聞きます。
「雇用の掟」では、経営者の立場での解説ですが、就職をめざす若い方にとっても大変役立つように思いました。
著者の一人曽我浩氏は、私が20代前半に大変影響を受けた方です。本を読まなくてはいけないこと、前に向かって生きていくことなど、人生を教わった方です。
氏の話は、政治経済文化哲学にとどまらず、天文学区文学・音楽そして、農業とあらゆるものに興味を持って話されていました。
それは、工員として働き始めた私にとって大きな衝撃でした。
難しい本ばかり進められ、必死に読んだ記憶があります。
出かけるとどうしても本屋に寄りたくなり、何か買いたくなるのは曽我浩氏の影響が大きいと思います。
今でも、「この本は読んだ方が良い・・・・という内容だから」という声が聞こえてくるような気がします。