小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

第2・第3外国語を考える:

2014年06月03日 | 社会戯評
第2・第3外国語を考える:
¬大学時代、英語以外は、第2外国語の選択対象は、せいぜいが、ドイツ語・フランス後・スペイン語・中国語くらいであったが、実際、社会に出てから、実践で、ドイツ語を使ったことは、全くと言って良いほど、無かったのが事実である。むしろ、英語主体で、それも、英語をある程度、マスターすると、今度は、現地での言葉を、例えば、中国語、スペイン語、或いは、朝鮮語、タイ語、ベトナム語など、少なくとも、日常生活に、困らぬ程度の最低限度の会話くらいは、独自に、勉強マスターして、レストランやタクシー、ホテルでの会話に、必要不可欠なものとして、使用したものである。さすれば、一体全体、何十年の長きに亘って、何故、こんな実践で使われもしない第2外国語が、必修科目であったのであろうか?今時になって、やっと、改革の手が入ろうとしているそうではないか?これでは、遅過ぎし由良之助ではないか!少なくとも、自分の経験からすれば、現地語の実践活用は、最低でも、私は何々したい、何々して下さい、という自分自身の最低限度の自己主張を会話表現出来ないと、相手は、構ってくれないし、何もしてはくれないと言うことを肌身をもって、学んだものである。だから、第2外国語も、第3外国語も、同じようなフレーズを、私は、何カ国語かで、最低、話せるように、海外旅行の際には、こうした会話帳を持ち歩いているし、覚えることにしている。むろん、数字や時間等も、同じフレーズで、何カ国語でも暗記していれば、何とかなるものである。「何でもみてやろう」ではないが、「何でも喋ってやろう」の精神である。ラテン系の言葉は、単語が似ているから、むしろ、私は、日常スペイン語会話を、英語の会話本を購入することで、日常会話を勉強したものである。カフェ・コン・クレマ・イ・アズカは、確かに、coffee with cream and sugarであることを理解出来れば、勉強もそれ程難しくはないものである。もっと、専門家が、素人にも、日常使えるような最低限度の第2・第3外国語のテキスト・ブックを出版してもらいたいものである。ここにも、ビジネス・チャンスが、転がっていそうである気がしてならない。もうこれからは、第2第3外国語の時代に突入しているのかも知れない。時代遅れの改革が望まれよう。