小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

電気小売り自由化に思う:

2014年06月14日 | 社会戯評
電気小売り自由化に思う:
ソーラー・パネルを設置して、売電を始めてから、節電の見える化、消費量の数字の視覚化が、可能になり、節電にも熱が入るようになった。電力の安定的な供給の問題や、再生自然エネルギーや発・送電分離の問題は、あるものの、まずは、ともあれ、通信の自由化ではないが、電力の小売り自由化は、電力の自由化の第一歩であろう。電力会社による地域独占という体制が、崩れて、全国規模での競争が、7兆円規模とも言われている市場を考えれば、こうした競争原理により、起これば、新電力や新規参入業者にも、十分、生き残る可能性がおおいにありそうである。今後、通信や異業種からの参入など、選択の余地が拡がれば、消費者にとっても、一般家庭でも、大口需要者なみに、選択の自由が享受されるかも知れない。それにしても、残念乍ら、福島の原発事故がなければ、こうした流れも形成されたかどうかは、定かではないであろう。いずれにせよ、電力の安定的な供給と言う課題は、原発支持、反原発派の如何を問わず、今や、焦眉の課題であることは間違いないであろう。これから、如何にして、安定供給と同時に競争原理によって価格の引き下げが、可能になるのかどうか、しっかりと見極めてゆかなければならないであろう。まずは、第一歩というところなのであろうか?