小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

半年海外旅行とカップルの在り方:

2014年06月06日 | 社会戯評
半年海外旅行とカップルの在り方:
海外からの旅行者に接する度に、実に色々な生き方があるものであると、驚かされるが、流石に、会社勤めを辞めて、半年もの長い間、日本、それも、大坂・京都・松本・茅野・小諸・東京と二人で、仲良く、自前のバイクで、サイクリング・ツアーをしながら、鉄道を乗り継いで、旅行をし、更には、中近東・モロッコを経て、スペインからヨーロッパを1ヶ月、更に、イギリスから、アメリカへ渡り、又、1ヶ月と合計6ヶ月を掛けて、シドニーに戻るというオーストラリアからの旅行者カップルに出会った。何でも、久しぶりの雨に遭遇して、びしょ濡れの所を、あぐりの湯に、連れて行き、ゆっくり暖まり、着替えをして貰ったが、それにしても、半年の長きに亘って、しかも、会社を一旦辞めて、貯金で、海外旅行に、出たそうである。流石に、夫婦だとは、言っていなかったので、年齢やプライバシーを尋ねるのも、控えさせて貰ったが、何とも、人生、実に、色々な生き方があることを、改めて、お教え戴いた次第である。もっとも、こうした生き方は、必ずしも、当たり前ではないと、当人達が言っていたが、、、、、(確かにそうかも知れない)。人生に、再び、時間を巻き戻して、繰り返しが出来るのであれば、自分は、そんなことを出来るであろうかとも、、、、、、、自問自答してしまう。オーストラリアに帰国したら、又、IT関連の新しい仕事と就職口を探すそうで、自分で、通気性の良い泥をコンパネに塗りつけた家をシドニーで新築する予定だそうで、中近東・北アフリカでも、実際に、そうした家を観て帰りたいと言っていたが、、、、、、、、。それにしても、事実婚も、それはそれで、宜しいのではないかとも、こうしたカップルを観るにつけ、日本人の結婚観に対する疑義を呈さざるを得ない。仕事というものも、長期休暇とか、日本人には、所詮、週末と祝祭日・休日を利用しても、せいぜいが長くても7-10日くらいであろうか?ましてや、パートナーと一緒の休暇などになろうものなら、「退屈してしまう」などという穏やかならぬ発言までも聞こえてきそうである。遅ればせながら、毎日が日曜日になって初めて、こうした様々な生き方を見せて貰って考え込んでしまう訳である。それでも、自分は、どんな生き方と休暇の取り方をしていたものであろうか?おおいに、考えさせられる海外のカップルであった。FBによれば、今現在、アブダビだそうである。改めて、オーストラリアの生活費が、いかに安いかを実感したそうである。これから先の旅の安全を祈ってみたいものである。