こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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また起きた地盤沈下!

2009年03月25日 20時55分04秒 | インポート

 この時期(春先)になると気になることがあって、朝のウォーキングの方角も町内の1丁目、2丁目に向かうことが増えました。私が心配していた「予感」が見事に当たりました。有珠川左岸(1・2丁目側)を走行していると川側の車線の真ん中に「陥Img_04661 没」したようなところ(添付写真:左上)を発見。そして午後5時過ぎ、「渡辺議員、大変なことが起きた。地盤沈下によって汚水管が脱着した。すぐ対応できる業者さんを紹介してほしい」と携帯電話に緊急の要請が入りました。外出先ではあったが、とりあえずライフラインの確保を優先して業者さんに電話をし、現場にかけつけました。時計を見ると午後7時過ぎ。地盤沈下したお宅には、ユンボで1㍍以上の穴が開けられ、汚水管が脱着している状態でした。(添付写真:右中)暗くなっているため作業は出来ず、今晩は「応急処置」で対応し、明日に修Img_04671 繕することになったものの地盤沈下は深刻です。家屋はパイルで何とか支えられているものの、汚水管の周りは空洞した状態。玄関周りもコンクリートで保っているが、「この下も空洞になっていると思う」と不安の声が出されました。この問題では、道も市も「河川改修による地盤沈下ではない」と住民説明会で断定した結論を出しています。「今後も地番沈下が起きた場合は重いもの(砂利など)で埋め戻さないように!」と言うのが道・市の見解です。しかし、生涯設計を持って家を建てた住民にとって「沈下は自然沈下です」と説明されても納得出来るものではありません。「市民の安全・安心なまちづくり」は自治体の仕事。責任の所在を道と市のボールの投げ合いで解決出来るものではないことははっきりしています。「何が原因で地盤沈下が起きているのか」という住民の疑問に真正面から答えを出さなくては、単なる「自己責任」論で片づけられます。

 ある年金生活者宅を訪問した時、「もう床下を見ることはやめた。何度も補強(砂など)してもすぐに空洞になる。その都度お金がかかるので、私たちのような年金生活者はほっとくしかない」と行政(住民説明会での説明)の対応に不満を持っています。

 第2給食センターのアスベスト飛散問題での行政の危機意識の欠如が指摘されていますが、地盤沈下問題への対応も「自己責任」論で解決出来る問題ではないと、私は思います。


遅れている政治の進化!

2009年03月25日 08時58分24秒 | インポート

 世界が注目したWBC(ワールド・ベース・クラシック)の決勝戦はさずかに見応えのあるものでした。丁度、自宅に訪問客が来るので待っている間、テレビを見ていました。普段はプロ野球の中継も見ない長男が「引っ越し」の支度も一時中断しTVから目を離しません。私は終盤戦から見ましたが、韓国チームの最後までの闘争心。さらに延長戦でそれをうち破った日本チームの選手たちのあきらめずに全力を尽くした奮闘に心から「感動ありがとう」と感謝の気持ちで一杯です。世界中の野球ファンだけでなく、不安な毎日を過ごしている子ども・大人にも大きな勇気を与えてくれました。生意気な言い方ですが、さすがにメジャーを代表するイチロー選手の「あの打席」での期待に応える決勝打は「神業」でした。また、MVPに輝いた松阪投手の活躍には驚きました。どんな大会でも「優勝」と言う2文字のプレッシャーを達成すること事態が大変なのに、それを乗り越えて「2連覇」をなり遂げたことは、選ばれた選手たち一人一人の役割が十分発揮されたことの証です。そして、その選手一人ひとりの持てる力を開花させた指導者の力は凄いと思いました。改めて「指導力」とは何か、を学ぶ機会になりました。勝利の瞬間、投手としてWBC準決勝(米国戦)で活躍した田中将大選手がTVに映ったとき、04年度、05年度と夏の甲子園大会で2連覇の偉業を達成した「駒大苫小牧」のことを思い出しました。当時、甲子園を沸かせた「駒大苫小牧」の偉業は、(よい意味で)全国に「苫小牧」の名を広げてくれました。今日の鵡川高校にも道民に元気と感動を期待しています。対戦相手が妻の実家のすぐ近くにある「花巻東高校」だけに、岩手県人会の役員の一人としては両校に応援したい気持ちです。

 スポーツ界では明るい話題が尽きませんが、国政でも道政でも、そして市政でも「暗い」問題が山積しています。派遣労働者の契約打ち切り、違法献金問題は「悪質」な政治事件。大企業には減税を行い、公共事業の受注業者は政治献金とその財源は国民の税金です。市政でも「アスベスト」対策の対応の遅れは大きな問題です。いずれも、「政治災害」だけに徹底した究明が求められ、改善されなければ進化しません。WBCで優勝した原監督は「1日1日、チームがまとまって、団結しあって進化した」と談話を述べていました。いまこそ日本の政治も国民の側に「進化」させなければならないと思います。