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夢と現実!

2009年05月06日 11時24分42秒 | インポート

 見るからにお金をかけている、と思われる冊子が届きました。33年前に卒業した大学からの「同窓会報」と「校友会報」です。子どもの頃から「父(4歳のとき病死)は洋服の仕立職人で器用だったが、満も『左利き』だから父親のように器用かもネ」と母から言われ、子ども心に将来の「夢」は「エンジニア」志望でした。高校進学のときに札幌の「工業高校」を希望しましたが、経済的な問題で地元の普通高校へ進学。今とは比較出来ませんが、高校卒業時は「第1次オイルショック」で希望する就職は叶えられず、上京を決め、夢を捨てずに東京の2部の工学院大学電気工学科を選択しました。当時私の調べた範囲では2部で、しかも4年間で卒業できる大学は、工学院大学しかなかった、と記憶しています。同級生のほとんどが工業高校卒だったので授業についていくのは大変でした。昼間働き、夜は大学。そして、時には残業で「徹夜」したことも何度かありました。2年生の時、親友の薦めで当時としては完全週休2日制の会社に採用され、同級生の支えもあって何とか単位もとれました。生活防衛から学生運動=授業料値上げ反対運動(当時の年間学費は給与の4ヶ月分に相当)とサッカー(中学時代から)の運動にも参加しました。何とか4年間で卒業しましたが、将来も東京で生活する気持ちに不安をかかえ(第2次オイルショック)、兄に相談したところ「勤医協(北海道)に欠員が出たので受けたら」の一声で畑違いの医療従事者の職を選択し北海道に戻ることが出来ました。同級生やゼミの先生、お世話になった会社からも、「苦労して学んだ技術を生かしては?」との説得もありましたが、結局「左利き」の器用さは「畑違いでも努力すれば・・・」生かされる体験が出来ました。前出の「同窓会報」は「隆星」(りゅうせい)という冊子です。「隆星」の意味はわかりません。でも、いまの次期に「会報」が送られてくるのは、少子化問題で学生確保の面から、また厳しい大学経営も推測出来ます。冊子には、振り込み用の募金が同封されていました。

 ゴールデンウィークも今日で終わり、4月に就職した長男が「ゴールデンウィークに帰って良い!」と言っていましたが、「我慢する」ことを体験し「5月病」をクリア出来そうです。

 週末、「母の日」を迎えますが、「私が上京するときに、大変な苦労をして送り出してくれた」ことを思い出しながら、「感謝の気持ち」として、ささやかなプレゼントを用意しました。