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新型インフルの対策を!

2009年05月19日 20時43分31秒 | インポート

 夕暮れの帰宅路、双葉バイパス通りの温度計を見ると「21℃」が表示していました。久々の5月晴れでした。今朝のニュースの天気予報で今日の天候は「さ・し・す・せ・そ」と説明していたのを記憶していました。(さ)5月晴れ、(す)水分補給、(せ)洗濯日和、(そ)爽快。ところが「歳?」なのかなかなか(し)が思い出せません。確証はありませんが「紫外線注意」、だと思います。今日のような天候が続くと良いのですが。

 今日の朝刊1面に「新型インフル」感染拡大139人に-と報道されていました。政府は、「感染拡大に応じて国内対策に重点を置く」とし、水際対策を縮小し、検疫から国内の医療体制整備に移す考えを示しました。

 昨日、検査で病院に行きましたが、職員は全員「マスク」。患者さんの多くの方も「マスク」が目立ちました。自己防衛として「手荒い」と「うがい」は欠かせません。

 この時期、苫小牧市議会には本州方面から「行政視察」の要請が集中しますが、今回の「新型インフル」で、特に関西方面で既に予約されていた市議会から「ご迷惑をかけるので・・・」とキャンセルの電話があつた、と聞きました。

確かに、「季節性インフルエンザ」と変わらないとは言え、地域の保健体制や発熱外来などの医療体制を整え、感染拡大を防ぐとともに、国民の不安取り除く対策が重要です。特に、感染経路や感染実態をつかみ、正確な情報伝達、相談窓口の強化が求められています。

 この分野では、保健所の役割は重要ですが、自・公政治によって、次々と保健所の統廃合が行なわれました。資料を見ると、12年前の1997年には全国に保健所は706ヶ所ありました。ところが、昨年の資料を見ると517ヶ所と実に189ヶ所も減少しています。また、医療費抑制策によって公立病院の廃止や医師不足が深刻な問題となっている時だけに対応策が急がれます。

 国は、赤字国債を発行して約16兆円の経済対策を打ち出しましたが、まさに「新型インフル国内感染」に対する緊急的な財政対策を打ち出すべき、と考えます。

 過剰反応しすぎることはありませんが、「軽症だから」では済まされません。今後、毒性の強い「新型インフル」が広がることを警鐘する専門家の声があります。国が「国民の不安解消」の具体策を早期にとるように強く求めたい、と思います。