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勉強になりました!建設委員会視察

2009年07月01日 20時03分02秒 | インポート

 ご無沙汰しました。6/29から7/1まで市議会建設常任委員会(議員7人と事務局1人)で静岡県沼津市と茨城県水戸市の2市を視察し、先ほど帰苫しました。

 1日目沼津市には、開港したばかりの「富士山静岡空港」経由の交通機関を利用し、ジャンボタクシーで現地に。視察目的は、老朽化した市営住宅の整備事業。既存の市営住宅を解体除去して、地元建築業者(ゼネコンは除外)が中心となって214戸の中高層住居専用住宅を20年計画(4期計画)で進めています。現地を見てきましたが、老朽化した団地と新しくなった団地の違いが、添付写真(左上:右が新築公住)で直ぐ判ります。現在は第1期工事が終了し、Img_06711 隣の敷地では2期工事が行われていました。既存のように市が行う費用と比較して「18.6%」も削減できた県内で初めての事業です。空き室(1DK)を見せていただきましたが、「マンション」のようで、独居老人や単身者に好評。(入居の優先度は既存入居者)周辺の環境も整備されていました。(駅から2㌔)周辺に高い建物がないので、富士山がはっきり見えました。(添付写真:右中)苫小牧も同様な手法で中心地に建設すると駅周辺の利便性が生かさImg_06691 れると考えました。

2日目は、静岡県から茨城県への移動。(新幹線→JR:3時間)水戸市に近づく沿線には、田んぼのなかに「イオン」(田んぼのなかに軍艦?)があり、来春(3月)開港予定の「茨城空港」の大形看板が目立ちました。また、空港が出来るのですネ。

水戸市視察目的は、「水戸市耐震改修促進計画」によって、耐震化した中学校を視察しました。少子化によって「空き教室」があり、すべてを耐震化すると経費が高くなるので、既存の4階校舎を3階校舎に改造(減築工法)し、当初約1億2千万円の工事費が半分の約6千万円で完成したものです。県内トップの耐震化率でした。どこの自治体でも財政難ですが、ひとつの工夫(条件整備も含め)によって「安全・安心の校舎づくり」が進められています。でも、この手法は今後の耐震化事業には使えません。他の学校は児童・生徒数が減少していないので、「空き教室」がないと減築工法は適応できません。(添付写真:右下)苫小牧市も「財政難」との理由で「耐震化事業」を先送りすることは出Pa0_0006 来ません。児童・生徒の「安全・安心」な教育環境整備はしっかりした計画をもって進めるべき、と思います。

両市とも「梅雨」の時期でしたが、視察中は雨には逃れましたが、朝・夕は雨。傘を借りて早朝ウォークは継続しました。