今朝も外は雨模様。7月に入っても夏を感じる日が少ない日々が続き、気持ちまでも「どんより」しています。もっと、ひどいのは「政治」です。
連日の自民党の「ドタバタ劇場」には、長く自民党を応援した方からも「もう、ウンザリ!」という声が出ています。経済も雇用も、そして医療・介護・年金などの社会保障問題も国民生活では「まったなし」の実態であるにもかかわらず、自分たちの生き残り策だけで動く「かけひき」。衆院の解散は決まって、政権にすがりつく「悪あがき」と「右往左往」ぶりにはあきれるばかりです。「何故、こうなったのか?」と質問されることもありますが、既に自民・公明政権は「政権担当能力すらない=末期状態」であることは、誰もが認めるところ。だからこそ、「チェンジ」を望む声が都議会選挙の結果に示されていると思います。残念な結果でしたが、日本共産党は議席を5議席も減らしてしまいました。何故なのか?真剣に考えなければなりません。ただ、言えることは政策的な誤りではなく、「都民の期待」に応えるところまで深く浸透出来なかったことは事実であると、私は思います。
都議選の結果をふまえ、総選挙後の政権はおそらく「民主党政権」となるでしょう。そのとき、日本共産党の果たすべき役割はどうあるべきか。このことをもっと有権者に訴えていくことが必要です。国政では1度も「与党」を経験していません。でも、地方政治では共産党首長が存在しています。問題は、誰のための政治を行うか?ただ、政権(与党)にす がりつくことだけが良いという短絡的な考えは間違いだと、思います。国民の切実な要求を実現する立場から積極的な政策提言(後期高齢者医療制度の廃止、ムダな税金の使われ方の見直し、障がい者自立支援法、農産物の価格保障・所得保障、米軍基地の基地縮小、地球的規模での核兵器廃絶へのイニシァチブ、格差と貧困の解消、年金問題など)を行い、一致点での政党間協力=「建設的野党」はできる内容です。
今度の総選挙は「自民・公明政権」を必ず終わらせる決定的な「審判」を下す、日本型「チェンジ」を実現させるために、日本共産党への大きな期待に応える正念場として私も頑張りたいと決意しています。雨模様のなか、何気なく我が家の花壇の一角に咲いていた「鉄線」を見て、昨年までは咲かなかった「花」の美しさを見て頑張ろうという気持ちになりました。