こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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貧困と格差を考える! パートⅡ

2010年02月13日 10時02分22秒 | インポート

今日から冬期オリンピック(バンクーバー大会)が始まります。緊張感と期待感が強いなかで、各競技でのアスリートの奮闘を応援したいと思います。

今日は、議会質問に関わって(現地も含め)調査活動を行います。しっかり勉強して代表質問の準備を進めていきたいと考えています。

昨日、会派の部屋にいると何人かの(匿名の)市民から、マスコミ報道された議員の問題について、色々な意見・問い合わせが寄せられました。内容は「道議的責任を(議会の場で)是非追及してほしい」との要望でした。「議会質問と言うより、まずは本人から議長・副議長への説明責任をしっかり果たすことが先決では・・・」と説明しましたが、市民的関心の高さに驚きました。

過日の市民生活に現れている「貧困と格差」について、今日は第2弾として追記します。

深刻な雇用問題では、有効求人倍率(0.35:09年11月末)が示す通り、大変厳しい状況にあります。「期間工」の雇い止め、不況によるリストラなどが背景にあり、職を求める失業者が多いのに求人が状態です。今春の新卒者(高校生)の内定率は過去最悪となっています。季節労働者の多いなかで、失業給付金の削減と技能講習の廃止など生活維持が困難となり、冬場の仕事を求める運動の強化が急がれています。苫小牧市では、季節労働者(建交労)のねばり強い運動が実り、人力による除雪・排雪作業として昨年12月に1.000万円の追加補正予算が確保され、多くの季節労働者から喜びの声が出ています。ぜひ、継続事業として予算化してほしいし、そのことが「安全・安心」のまちづくりに結びつきます。見通しの悪い交差点などを排雪することは、多くの市民が望むことです。

商業行政はどうか?人口増加の東部地域にイオンが出店して以来、駅周辺の大型店の撤退や老舗の店も閉店に追い込まれました。東西バランス(駅から)のまちづくりは大きく様変わりしていています。いま、“まちなか居住”政策として市営住宅の建設が突然発表されましたが、市営住宅建設は歓迎しますが、その前に中心市街地の将来ビジョンをしっかり示すことが大切なことと考えます。人口動態も見据え、小・中学校の将来像にも影響してくる問題だけに慎重な対応が求められます。

公共交通として、道内で唯一の市営バスも3年後の民間移譲(移管)が強行採決され、市民の足を守る運動が今後の課題となります。タクシー業界も規制緩和により経営は深刻であり、タクシー離れも深刻。業界で働く労働者の賃金はますます厳しい状況にあります。

様々な角度から市民生活を見ることで、「貧困と格差」社会をどのように改善していくのか、私も勉強してまちづくりに提案したい、と考えています。