冬季オリンピックも終盤を迎え、明日の女子フィギュアスケート(フリー)に世界が注目しています。そんななかで、明日から2月予算議会(~3/19)がはじまります。市長の改選時期をむかえますので通常ならば“骨格予算”で、市長からは“予算編成方針”の報告がこれまでの慣例でした。しかし、いまの経済危機に対し景気・雇用対策を配慮して“フルサイズ”の予算編成を示し、明日“市政方針”(昨年まで施政方針)を述べ、同時に教育長から教育行政執行方針が発表されます。これを受けて、代表質問(3/4・5)が行われますが、私は5番目に登壇します。現在、質問準備にかかっています。が、いつもながらの事ですが何故か定例議会が近づくと色々な事故・事件が起こります。
字勇払地区にある苫小牧ケミカル(株)で水質ダイオキシン濃度が基準値(1㍑当10ピコグラム)に対し胆振支庁が測定した検査で18ピコグラムという異常値が検出されたことが明らかになりました。この会社は北海道と苫小牧市と3者公害防止協定(S51.3)を締結しています。公害防止協定では水質協定には“水質ダイオキシン”は含まれていませんが、法令遵守に関わる事項として適応されるものです。この間も、サニックス・エナジーのダイオキシン問題が起きたばかり。測定値の箇所が違うとは言え、会社と北海道(胆振支庁)の測定値に乖離があり問題となりました。今回の問題も会社と胆振支庁との測定時間などの違いはあったとは言え、測定値に大きな“乖離”があります。工業都市として発展している街だけに、アスベスト、ダイオキシンなど環境に関する問題は市民的にも大きな関心があります。
私は代表質問でも“環境対策”を取り上げる予定ですが、ダイオキシン問題が続いているだけに放置出来ない事案です。
世界に衝撃を与えたトヨタのリコール問題。私たちの住む街でも“環境”問題が繰り返されています。企業の法令遵守が問われています。