「晴れた5月の青空に・・・」との歌とは違い、どんよりとして肌寒いなかで第８３回メーデー苫小牧集会に参加しました。
会場には、平日の午後2時開会というなかでも、２０団体4個人263人（３００人はいたと思
います！）が集まり、熱気むんむんでした。
参加者から大歓迎されて登壇したのが、市議会ではじめて田村雄二議長が来賓として参加され、「私は、メーデー
そのものがはじめて参加しました。・・・私は、経営者の一人ではありますが、働く人々の生活が守らなければ日本の経済は安定しません。・・・政局は混乱していますが、みなさんの掲げている声が実現出来る社会こそ働くものが報われると考えます。・・・ご招待に感謝申し上げます」と激励の挨拶に会場から大きな拍手がありました。
各界代表リレートークでは、“原発のない社会を！”、“消費税増税を阻止しょう！”、“税と
社会保障の一体改革では国民のいのちと暮らしが守られない！”、“ＴＰＰ参加は私たちのすべて安全を奪うものであり絶対反対！”、“これ以上、ワーキングプアをつくらない社会を”など短い時間のなかで迫力のある訴えに、「そうだ！」、「頑張ろう！」の合いの手で集会は盛り上がりました。
会場内では、「原発のない社会」、「リストラ・解雇反対」、「雇用を守れ」、などのゼッケン、プラカードなどが多彩に。
メーデー宣言では、「・・・今日を機に、『９９％』の力の総結集で『雇用と仕事の確保、賃上げ、社会保障拡充で内需中心の経済、震災復興、原発ゼロ』のたたかいを飛躍的に前進させよう」と全員で確認し、団結かんばろう！を三唱しました。
集会後、約１時間をかけて市内をデモ行進しました。市内中心街を
行進していると、「駅前のシャッター通りが気になる。こんなまちでは元気が出ないネ」、「久々歩いたが、あまりにも衰退し過ぎる」と駅周辺の寂しさに驚く声が聞こえました。「渡辺議員、もっと中心街の活性化を」との期待の声にしっかり耳を傾けながら行進しました。
これから、ローカルユニオン（一人でも労働組合に加入出来る）のご苦労さん会に出席して語り合ってきます。