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拙速な災害廃棄物の受け入れ表明はすべきではない!

2012年05月17日 20時22分29秒 | インポート

 視察から帰ってきて、今朝ウォークをしたところ、過日(5/13付)ブログ にCimg0485_2“このままでは危険な車道!”と題して書き込んだところが添付写真の通り綺Cimg0543 麗に改善され一安心です。機敏な対応に感謝しています。

 さて、今日の午前中に東日本大震災の災害廃棄物(がれき)の受け入れに対して、市民説明のない拙速な受け入れ表明の中止を求める要望書を岩倉博文市長に提出しました。市長が全道市長会に参加しているとのことで、代わって中野裕隆副市長と前川芳彦環Cimg0539 境衛生部長が応対してくれました。(添付写真)

 谷本誠治議員と小野寺幸恵議員が療養中のため、要望書の提出は冨岡隆副団長と私で対応しました。

 市長は、明日の会派代表者会議を経て、記者会見を予定し、「災害廃棄物の受け入れに関する安全基準に対する考え方」を説明する予定ですが、それが事実上の「受け入れ」表明と判断する市民の方々の心配の声が出ています。

 今日の申し入れで、副市長からは「被災地支援に対しては①人的支援(継続中)②被災者の受け入れ(住宅など)③民間ベースで宮古市周辺の木質系がれきの再利用の促進-と従前から議会で答弁している姿勢と同じである。ただ、今回は仮に受け入れる場合の市独自の安全基準を提案し“広域処理”への対応を検討している」と説明しながら、「安全基準の考え方がイコール“受け入れ”を表明するものではない」と強調し、「今後は市内の各団体なども含めしっかりと市民説明をする」と答弁されました。

 党市議団は「市民のなかには被災地の状況も含めた正確な情報開示がないなかで、不安や反対の声があり、市民説明を前提に安全基準のあり方を十分時間をかけてから判断することが先であり、拙速な表明はすべきでない」と求めました。

 副市長からは、「今後、市内のリストアップした各団体に出向いて説明をし、また市民レベルでも“まちかどミーティング”でしっかりと説明をしていく」と考えを述べました。

 最近の動きでは、岩手県での“がれき”の全体量が変化していることや、被災されている自治体でも、“広域処理”のあり方に温度差が出ていることから、必ずしも“広域処理”ありきでないことが判明しています。こうした実情をしっかりつかんで対応することが必要と私は考えます。