今朝は、先輩が逝去して“49日目”なので自宅にお参りし、その足でご近所のご主人の告別式に参列してきました。
市役所の議員控え室で、初めて発行する”議会だより”(今回は試作品で6月議会から全戸配布)の会派枠の記事を作成しました。併せて、28日(水)の午後6時半から行う”議会報告会”(市民会館205号室)の原稿書きで忙しい、悲しい1日でした。
帰宅してTVニュースで今日から始まった“第84回選抜高校野球大会”の開会式で石巻工の阿部翔人主将の選手宣誓に感動しました。
全文は書き取ることが出来ませんでしたが、「東日本大震災から1年、日本は復興の真っ最中です!被災された方々の中には苦しくて心の整理が付かず、当時のことや亡くなられた方を忘れられず、悲しみに暮れている方がたくさんいます。・・・しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています!・・・感動、勇気、そして笑顔。見せましょう!日本の底力、絆を!われわれ高校球児ができること、それは全力でたたかい抜き、最後まであきらめないことです!今野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々プレーすることを誓います」と言う内容でした。球場内にいた全選手も観戦した方々も、そして被災地や全国の方々にも(選手宣誓の)思いが伝わった、素晴らしい表現力でした。
その一方、政治では“消費税法案”に関わる政権党の議論には呆れるばかりです。増税のための「自民・民主の大連立」構想とか、選挙制度(衆院の比例区80議席削減)の改悪案など、そんな議論をする暇があったら、被災地復興と原発問題に対し、国民に納得のいく説明と具体策を提案するのが先ではないでしょうか?こんなことだから政治に対する批判が広がり、無党派層が7割という異常な世論調査の結果が出るのです。
訪問先で、「4月から少ない年金は下がる。介護保険料や後期高齢者医療の保険料も上がる。私たちも辛いけど、消費税を上げたら、被災地の皆さんはもっと大変になるのに・・・子どもや孫たちのことも考えたら不安。何で、こんな政治になったんだ!」と年金生活者の悲痛な声でした。
選手宣誓のように“感動・勇気・笑顔”を取り返す政治の転換がいまこそ求められています。そう感じたのは私だけでしょうか?