こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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守るための法令順守では?

2012年03月13日 23時11分44秒 | インポート

 予算委員会の審議は予定より1日早く終えることができました。これで会期が1日短縮し、今週金曜日ですべての日程が終わります。

 友人から私の好物の差し入れがありました。議会では“辛口”ですが、実は“甘口”で、でもお酒は“日本酒”が一番という変わり者です。

 偶然ですが、今日は“あんこ”にご縁があって、夕方と夜はご飯抜きで饅頭で済ませました。(糖分のとりすぎかも?)

 明日から、建設常任委員会、そして翌日は安全・安心のまちづくり特別委員会です。最終日には、議会改革検討会が開催され、定数問題が主の議論となります。何とか、今日まで連日連夜勉強した成果を質問することが出来ました。

 今日は、公設卸売市場会計のなかで、苫小牧漁協の問題をとりあげました。実は12月定例議会でも漁協での諸問題をとりあげ、改善する方向で道から指導があったばかりです。“コンプランアンス”(法令順守)を守ることが前提での指導でしたが、1月19に冬ホッキ操業に関わる問題で海上保安署から(17隻が)摘発され、翌日から事情聴衆を受けていました。何故か、操業するには時間指定が約束されています。「日没から日の出までは操業してはならない」という約束ことがありますが、それを守っていないために摘発されました。

 私は、苫小牧産のホッキ貝はブランド品だけに、その影響は大きいと思います。

ぜひ、内部努力で改善し、信頼回復をしてほしいと思います。そうしなければ、市場会計に大きな影響が出てくると思います。

議会としてのチェック機能は充分果たすことが出来ました。


3.11苫小牧集会に参加して!

2012年03月11日 19時28分01秒 | インポート

 春休みを利用して帰省していた息子が戻るので新千歳空港までアッシー役で午前中は忙しかったです。

帰宅後、すぐに市民会館に直行し、“なくそう原発!許すな再稼働!3.11苫小牧地区集Cimg0383 会”(市民会館小ホール)に参加しました。驚いたのは、30分前に市民会館に着いたのに駐車場が満杯状況。会場の小ホールに入ると満席(200席)で座ることすら出来ない盛況ぶり。追加したイスは57席とのことですから実数で257人が参加したことになります。昨日も書き込みましたが、“午後2時46分”参加者全員で黙祷することが出来ました。

 “3.11苫小牧地区集会”を呼びかけた各界各層の22人を代表して石城謙吉先生(北大名誉教授)が挨拶されました。先生の元気な声を聞くのは久々です。「・・・泊原発は(建設時から)安全性が保証されていないことは想定していたことで、再稼働はとんでもない。改めて、近代文明社会を見直すことが大切」と指摘。「グローバルリズムよって文化が発展したが、植民地化、侵略戦争、原発などをつくり出した。グローバルからローカルリズムによって地域生活のあり方を見直し、再生可能エネルギーへの転換で自然と環境を守ることが大切」と訴えました。

 地区集会での講演では、「福島の酪農支援と放射性廃棄物」と題して鷲見悟(すみさとし)氏(幌延町議、農民連店舗区地区協副議長)が被災地救援活動のCimg0384 体験談と幌延深地層研究計画(高レベル放射性廃棄物最終処分場)の反対運動の必要性を60分間リアルにお話ししました。(大変勉強になりました!)

 集会では、最後に「・・・・子どもたちの未来のために、脱原発の声をひろげましょう。原発の“再稼働”をストップさせましょう。一人一人の命を大切にする社会を創りましょう。自然エネルギー中心の社会を実現していくために学び、行動しましょう。視野会のあり方、自らの生き方を問い直しつつ、出来ることからはじめましょう。さよなら原発!築こう平和な社会!」の集会アピールが確認されました。

 集会中に携帯電話に息子からの着信があり電話したところ、「無事に着いたから!ありがとう!」と単文会話でしたが、「何で電話に出れなかったの?」と聞かれたので、「今日は、3.11大震災、原発事故から1年目でしょう。集会に出ていたんだよ!」と説明すると、「そうだったね!ご苦労様です」と真面目な返答に安心しました。


忘れてはならない午後2時46分!

2012年03月10日 17時22分10秒 | インポート

 大震災・福島原発事故が発生して明日で1年目を迎えます。あの大震災による全国での死者は15.854人。いまなお行方不明者が3.167人(3/9現在 警察庁緊急災害警備本部発表)います。改めて、犠牲になった被災者の皆様に哀悼の意を表し、厳寒のなかで避難生活を余儀なくされています被災者の方々にお見舞い申し上げます。明日の午後2時46分。国民の一人として“黙祷”の意を表します。

 昨年3月11日の午後2時46分には、市役所9階の一般会計予算審査特別委員会室にいました。“ドーン”という縦揺れから、激しい横揺れが長く続きました。“津波”警報が発表され審議を中断し、そのまま帰宅したことを覚えています。

 いっせい地方選前ということもあり、市民から「私はどこに避難したら良いのですか?」、「緑が丘展望台に行ったが車の渋滞で大変・・・」などと携帯電話と事務所の電話の音は鳴りっぱなしという状態でした。「“津波避難計画”を急いで策定し、避難箇所や(自分たちの地域の)標高を判るようにしてほしい」などの要望を市に提出しました。

 あれから1年が経過しますが、私がしてきたことは、最初は被災地救援募金活動でした。そして議会として岩手県の被災地を訪問。さらに日本共産党として独自に地元から宮城県気仙沼市への救援ボランティア派遣活動を8月から12月まで続けました。“安全神話”で原発を推進してきた自民・公明政権、そして今も必要と言っている民主党政権に対し、「原発ゼロ」署名活動と宣伝活動を行ってきました。議会では、大震災・福島原発事故を教訓に、市民の安全・安心のためにどうするのか、と議会のたびに質問と提案を。国の動きの鈍さには腹が立ちます。情報開示のデタラメさにうんざりしています。そんな“期待はずれ”の政権を批判していても被災地の復興は進みませんから、私たちが出来る「救援・復興は続けなければ・・・」と考えながら活動しています。

 でも、大震災を口実に消費税増税などを強行する政治。電気の供給不足や電気料金の値上げを口実に原発再稼働の策動を狙う政治。こうした政治は絶対に許すことは出来ません。


工夫すれば水道料金の引き下げは可能です!

2012年03月09日 23時48分14秒 | インポート

 予算委員会が続いていますが、日増しに“マスク”をする議員が増えてきました。私も昨日から調子が悪く、風邪気味なので“マスク”をして出席しました。ある議員から「(マスクにX印をつけて)質問しないとサインをしたら(理事者は)喜びますヨ!」と冗談を言われましたが、当の本人は風邪薬を飲んでいたので午後からの審議は睡魔とのたたかいでした。今日で、上下水道会計まで終わりました。残りは、病院、土地造成、市場会計です。来週月曜日から水曜日までの予定ですが、審議状況によっては火曜日で終わる(一般会計との調整もありますが)かも知れません。その日程で進めば、会期は1日短縮され来週の金曜日で定例議会は終わることになります。私は、残り3会計すべてに質問する予定でいま勉強中です。

 昨日の水道会計では、業務用水道料金の問題をとりあげました。水道料金の算定には“家庭用、浴場用、臨時用、演習用”以外は“業務用”料金体系となります。私の経験では、選挙時に借家を事務所にするだけで“業務用”料金が請求されます。

 以前から、「利益を伴わない事務所は“業務用”と区別すべき」と提案していますが、「全道10万人以上の都市では、そうした区分けがない」との理由で実現していません。何故、業務用に拘るかといえば、家庭用の料金と比較して約2倍と割高です。そこで、今回は業務用でも月10立方㍍未満の事務所の負担軽減と不公平感について改善を提案しました。すると、「市内の事業所での水道量の使用実態は、2ヶ月で20立方㍍未満が事業所の半分・・・」と言う答弁を聞いてびっくり。

「それじゃ、家庭用と同じように月10立方㍍以下をもっと細分化すべき」としつこく迫ると副市長から「3年、いや5年内までに料金改定を検討する」と前向きな答弁が出ました。

 営業をしているところでは、一番取り組んでいる経費削減策は“光熱水費”と“人件費”です。中小・零細企業では、水道料金の負担額が少なくなるだけでも助かる訳ですから、大いに行政として力を貸すべきです。

 言葉や机上で「地元中小企業を守ります!」ではなく、出来ることからやることが政治の責任と私は考えます。


ぶれる答弁では困ります!

2012年03月07日 21時39分46秒 | インポート

 今朝の湿った雪の除雪は大変でしたネ!でも、(ブラスで)暖かかったこともあり、帰宅したらとけていました。(この時期の雪には参ります)

 今日は予算委員会2日目。今日の審議する会計では事前質問の通告はしていなかったのですが、午前中の“霊園会計”と“介護保険会計”の2会計には、答弁を聞いていて納得できず、思わず挙手をして質問させて頂きました。

 “霊園会計”では“共同供養塔”建設問題をとりあげました。2008年度に提案された市の10ヶ年の総合計画(~2017年度)には、「墓地の継承者がいない高齢者世帯などに対応するために設置する」と明記していますが、未だに具体的な政策が提案されていません。総合計画では、当初から10年間という期間設定だけに、その時の財政状況などを見極めて5年後には見直しをすることが条件でした。「時代のニーズ」の多様化によって、計画の見直しは避けられません。しかし、“共同供養塔”に対する期待の声は強いのですが、理事者には届いていないようです。「それなら、見直すのか?」と質問したら、昨年の決算委員会で(私の質問に)市長は、「計画内で設置したい」と答弁したため、中野副市長も「市長と同じ考えです?」と答えざるを得ない状況でした。(本心は違うように思いましたが・・・)

 午後5時前のこと。松井雅宏議員が介護保険料の値上げに関わる質問のなかで、「値上げ分のなかには、介護報酬の改定で51円分が含まれ、介護職員の処遇改善も含まれているのか?」という主旨の質問をされました。すると、「・・・本当に改善になっているのかは、最終的に保険者(市)に計画と実績が届くので、それを見なければ・・・」という答弁でした。

 実は、先の私の代表質問で、「介護保険に関わる診療報酬の改定によって、今年度(H23年度)まで国から“処遇改善交付金”が事業者に届いてものが廃止され、それに見合う分を介護報酬に組み込まれたことで介護労働者には影響がないのか」と質問(3/2)しました。その時の答弁では「・・・介護職員処遇改善加算により対応されるので・・・従来の交付金と同様であり、介護労働者への影響はない」と明確に答えていました。それが、今日の質疑で「・・・実績が届かなければ判りません」と後退する答弁でした。

 少なくとも、私は日本共産党市議団を代表しての代表質問だけにImg_4886 思わず、「委員長!動議を・・・」と予定外の質問をしてしまいました。

 明日一番に答弁調整が行われます。

 答弁の訂正よりも、介護労働者の処遇改善が介護報酬という“まぜごはん”のような扱いにされては堪ったものではありません。国の戦略では交付金は直接現金支給では削減出来ないから、介護報酬に加えることで3年に1度の改訂時に見直す(引き下げ)ことが可能と改定しています。このことをしっかりチェックしなければならないと思います。