私の少女時代の子供向け雑誌の別冊付録は、漫画の本だったけど、前の時代には物語もあったようです。
大事にしていたらしく、セロファンのカバーをかけてある。
口絵も挿絵も高畠華宵である。
執筆者の言葉。
このお話は教科書に出ているのでご存知の方も多かろうが・・・・・。
云々
昭和12年1月 奥利根の旅舎にて。
この谷の小学校の元日の歌ごゑきこゆ物書きおれば。と締めくくっている。
昔の小学校は、元旦や天長節など祝日は正装して登校し、奉安殿から陛下の御影を安置し、その日を祝う歌を合唱して、紅白のお餅をいただき下校したそうです。
カバーを外す。
裏表紙。
講談社の当時の社名が物々しい。
定価50銭。わざわざ附録付きと書いてある、その理由。
以前資料として買ったこの本は、主婦之友の別冊付録でした。
昭和7年4月号。
附録だけでもお分けします。価格は本紙奥附を御覧ください。
当時はこんな事もあったから、セットですよの意味なのである。
本紙は無いので、webで主婦の友社を調べて尋ねると、代金30銭送料4銭ですと教えていただいて鉛筆で書きこんでいる。
そのころは、このような販売方法がなされていたので、わざわざ附録共と書いてあるのですね。
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