昨年、曽野綾子さんの 「晩年の美学を求めて」と言う本をよんで
学習したことがありました。
それは、私はまだ晩年とはいえない年だと思いますが
でも、60歳を過ぎると確かに、これから先の人生の予定が
有る程度計算できる様になったということです。
Tさんと二人暮らしの私、Tさんはもう直ぐ65歳、私もう直ぐ62歳です。
そして、Tさんの両親は二人とも84歳で亡くなり、
私の両親は二人とも82歳で亡くなりました。
このことから推測すると私たちの人生は、およそ後20年位であろうと・・・
ここで後20年の暮らしを優雅に暮らせる程の蓄えを備えていれば
人生は楽しく過ごせるかもしれませんが・・残念ながら 、
私たちその蓄えを持ちません。
今のところ二人共元気なので、現役で働いています。
そして、我が家の住まいをみますと、これも35年という年を迎えて
私たちと同じに、あちら、こちらと傷みがでています。
先日工務店の社長さんに視ていただいて、この家で後20年保てるか
相談に乗って頂きました。
「 傷んだところは修理をして手を加えてゆけば持ちますよ 」
という診断をいただいたので、早速傷んだ箇所の修理を始めました。
今が丁度、手を加える良い時期に思えたのです 、
後5年・・10年と考えてみますと、私たちももっと年をとります
収入も少なくなります、その時では無理が出るかもしれません
ということで、今日から家の修理を始めました 。