ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

二月花形歌舞伎 昼の部

2007年02月19日 | 観た
2月19日(月)

おはようございます。
久しぶりの登場、ぴよこでございます。
今日は博多座に「二月花形歌舞伎」を観にやって参りました。


今回は殆どが初見の演目なので楽しみ~。
お席は3階A列33番。3階席なれど一番前のどセンターです。

新歌舞伎十八番の内 高時』
この作品は明治時代に創られた物だとか。
歌舞伎を観てると、型を重要視するかわり、芝居に関しては大雑把だよなーと感じる事があるんですが、
海老蔵さんの芝居がやけに細かくて巧い。
屋敷の柱に寄りかかり、ゆったりと酒を飲んでいる仕草や、目の動きが普通にお芝居なんです。
筋書きを読むと、演劇改良運動の流れで出来た活歴(活きた歴史劇)と言うもので、
写実的に創られた物と書かれていて納得しました。
細かい心の動きがはっきりとわかって面白かったです。

他に印象に残ったのは、亀寿さん演じる安達三郎泰忠の衣裳です。
黒字の羽織に白で蜘蛛の巣模様が施され、とってもステキな意匠でした。


さてさて、お楽しみ。お弁当の時間です。
以前は喫茶だったコーナーが休憩所になってて、早速利用しました。


今日買ったお弁当は老松の「千草」1000円也。
老松のお弁当はいつも早めに売切れてしまう人気商品。
ムフ。
色とりどりで美味しそう~ (´∀`*)゜・.・゜・.


お弁当で腹ごしらえも終わり、次の演目は・・・

新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子』
これは獅子が踊る、いわゆる石橋(しゃっきょう)物ですね。
待ってました!の音羽屋、菊之助君。
今日は彼を観に来たと言っても過言ではないのです。
美しい小姓弥生と獅子の精の対比が見どころですね。
しかーし、蝶の精二人が舞う所はかなり睡魔と戦いました。
やっぱ舞踊は向いてない。
それでも菊之助君が獅子の精で出てくると、眠気もふっとびました。
やはりオーラが違いますなぁ。
銀色に光る獅子の長い毛が、大きく振られると客席からどよめきが。
うーん、観に来た甲斐もあったというものです。


倭仮名在原系図 蘭平物狂』
一幕二場の公演でしたが、一場と二場の繋がりがよくわかんなくて、
一場が終わったらなんかものすごくシーンが飛んじゃったみたいでした。
とにかく見どころは二場の捕りもののシーン。
松縁演じる蘭平が、大勢の捕り手達との大立ち回り。
ここぞっって決めの部分は大喝采です。
見せ場の花道でのハシゴのシーンは、それこそ博多座がゆれる程沸きました。
が、長い・・・。たっぷり過ぎたー。
あれはもう少しコンパクトにしても誰も文句言わないと思うんだけど。
後ろのオバサンも『長いわねぇ・・・』とポツリ。
その通りです。

ここで昼の部は終了。
博多座の前のドトールで、濃っゆい濃っゆいエスプレッソ飲んで、
頭をシャッキリとさせまーす。
コメント
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