12月21日(金)
久しぶりにトラックバック練習板に参加しようと思ったのは、この「聞いてください、わたしの悲しきクリスマス」と言うタイトルに惹かれたから。
実はとっても悲しい(今となっては笑い話ですが)クリスマスの出来事があるのです。
あれはもう18年も前になっちゃうのかしら?
付き合い始めて1年未満の私と彼氏。
クリスマスには当然デート。
『じゃあ待ち合わせは天神の岩田屋前でね』そういう約束で迎えたクリスマス。
福岡一の繁華街、天神がクリスマスで賑わわないワケがない。
当時、待ち合わせのメッカだった天神岩田屋の前は、東京で言うところのハチ公前。
誰かを待つ人でごった返す岩田屋前で、私もご多分に漏れず彼氏を待っていたわけです。
しかし・・・
いくら待っても彼氏はやって来ません。
まだ携帯電話なんかなかった時代。連絡を取ろうにも家に電話する位しか方法がありません。
(いないだろうなー)と思いつつ家に電話すると、留守番のおばあちゃんが『出掛けましたよ』
そりゃそうだ。
じゃあ、ヤツはどこだ?
もしかして?と思い当たったのが天神ではなく博多駅で待ってるんじゃないかって事。
博多駅には岩田屋はないんだけどなー。
しかしとにかく何か行動を起こさなくてはと、博多駅に電話して呼び出しをかけてもらう事にしました。
2回位電話を掛けて呼び出してもらいましたが、『誰もいらっしゃいませんね』とつれない駅員さんの返事。
待ち合わせの時間を2時間以上も過ぎてしまっています。
いよいよにっちもさっちも行かなくなってしまいました。
今でこそ図太い私ですが、当時はまだ19歳のピチピチギャル(←死語)。
余りにも心細くなってしまってとうとう泣き出してしまいました。
そしてとっても幸せそうに岩田屋前を歩いていたカップルを呼び止めてしまったのです。
『身長180センチ位のメガネかけた男の人見ませんでしたか?約束してるのに来ないんです・・・』
時間は既に夜の9時過ぎ。
今から素敵な時間を過ごすはず(だったであろう)カップルは真剣に私の話を聞いてくれて、彼氏さんの方がその辺りを探してくれもしましたが、結論は「きっともう(私の)彼氏は来ないであろう」と言う事でした。
どうしよう・・・
当時住んでいた所は佐賀だったのですが、次の日に天神ある会社に行かなくてはならず、佐賀まで帰っている時間はありません。
どこかに泊まらなくてはならないのですが、そんなお金もありません。
途方に暮れていた私にその親切なカップルは『一緒に泊まろう』と言ってくれました。
え?
クリスマスの夜を楽しく過ごすはずだったカップルは私を連れてホテル街に向かいました。
そして3人でラブホに泊まる事になったのです。
私と彼女さんがベッドに寝て、彼氏さんはソファーへ。
思ってもみない展開にビビリつつも、一連の騒動で疲れたのか私はグッスリと寝てしまい、次の日の朝カップルに起こされるまで爆睡してしまっていたのでした。
次の日、親切なカップルと別れて会社へ行くと、そこに彼氏から電話がかかって来ていました。
慌てて彼氏の家にかけ直すと、想像通り博多駅で待っていたとの事。
バカー!
しかし、ヤツも終電がなくなるまで博多駅で来るはずのない私を待ち、仕方なくタクシーで家まで帰ったとの事でした。
タクシー代3万かかったそうです・・・。
こうやって改めて書くと「若い」って感想しか出て来ませんね。
そして「時代」だなーって思います。
あの時、携帯さえあったらあんなに悲しくて大変な目にもあわなかったのに。
あの時私の彼氏だったうちのダンナさんは、相変わらずのうっかりさんです。
全く愛すべきうっかりさんです。
久しぶりにトラックバック練習板に参加しようと思ったのは、この「聞いてください、わたしの悲しきクリスマス」と言うタイトルに惹かれたから。
実はとっても悲しい(今となっては笑い話ですが)クリスマスの出来事があるのです。
あれはもう18年も前になっちゃうのかしら?
付き合い始めて1年未満の私と彼氏。
クリスマスには当然デート。
『じゃあ待ち合わせは天神の岩田屋前でね』そういう約束で迎えたクリスマス。
福岡一の繁華街、天神がクリスマスで賑わわないワケがない。
当時、待ち合わせのメッカだった天神岩田屋の前は、東京で言うところのハチ公前。
誰かを待つ人でごった返す岩田屋前で、私もご多分に漏れず彼氏を待っていたわけです。
しかし・・・
いくら待っても彼氏はやって来ません。
まだ携帯電話なんかなかった時代。連絡を取ろうにも家に電話する位しか方法がありません。
(いないだろうなー)と思いつつ家に電話すると、留守番のおばあちゃんが『出掛けましたよ』
そりゃそうだ。
じゃあ、ヤツはどこだ?
もしかして?と思い当たったのが天神ではなく博多駅で待ってるんじゃないかって事。
博多駅には岩田屋はないんだけどなー。
しかしとにかく何か行動を起こさなくてはと、博多駅に電話して呼び出しをかけてもらう事にしました。
2回位電話を掛けて呼び出してもらいましたが、『誰もいらっしゃいませんね』とつれない駅員さんの返事。
待ち合わせの時間を2時間以上も過ぎてしまっています。
いよいよにっちもさっちも行かなくなってしまいました。
今でこそ図太い私ですが、当時はまだ19歳のピチピチギャル(←死語)。
余りにも心細くなってしまってとうとう泣き出してしまいました。
そしてとっても幸せそうに岩田屋前を歩いていたカップルを呼び止めてしまったのです。
『身長180センチ位のメガネかけた男の人見ませんでしたか?約束してるのに来ないんです・・・』
時間は既に夜の9時過ぎ。
今から素敵な時間を過ごすはず(だったであろう)カップルは真剣に私の話を聞いてくれて、彼氏さんの方がその辺りを探してくれもしましたが、結論は「きっともう(私の)彼氏は来ないであろう」と言う事でした。
どうしよう・・・
当時住んでいた所は佐賀だったのですが、次の日に天神ある会社に行かなくてはならず、佐賀まで帰っている時間はありません。
どこかに泊まらなくてはならないのですが、そんなお金もありません。
途方に暮れていた私にその親切なカップルは『一緒に泊まろう』と言ってくれました。
え?
クリスマスの夜を楽しく過ごすはずだったカップルは私を連れてホテル街に向かいました。
そして3人でラブホに泊まる事になったのです。
私と彼女さんがベッドに寝て、彼氏さんはソファーへ。
思ってもみない展開にビビリつつも、一連の騒動で疲れたのか私はグッスリと寝てしまい、次の日の朝カップルに起こされるまで爆睡してしまっていたのでした。
次の日、親切なカップルと別れて会社へ行くと、そこに彼氏から電話がかかって来ていました。
慌てて彼氏の家にかけ直すと、想像通り博多駅で待っていたとの事。
バカー!
しかし、ヤツも終電がなくなるまで博多駅で来るはずのない私を待ち、仕方なくタクシーで家まで帰ったとの事でした。
タクシー代3万かかったそうです・・・。
こうやって改めて書くと「若い」って感想しか出て来ませんね。
そして「時代」だなーって思います。
あの時、携帯さえあったらあんなに悲しくて大変な目にもあわなかったのに。
あの時私の彼氏だったうちのダンナさんは、相変わらずのうっかりさんです。
全く愛すべきうっかりさんです。