ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

10月3日 遊牧生活 番外編

2008年10月04日 | 日記
もう遊牧生活、全然関係なくなってるんスけど・・・。

朝、やたら早く目が覚める。
まだ5時とかじゃん。
そしてもう寝れない。ああ、年寄りみたいだ・・・。

ここでゴロゴロしてるのもあれなんで、チェックアウトする。
大きい荷物は国際ターミナルに預け、身軽になった所で、さあ何をしようか。

せっかく韓国に来ているんだし、何か映画の1本でも観て帰りたいなぁ。
そう思っていたんだど、実は前日から韓国最大の映画祭、「釜山国際映画祭」が始まっていたのだった。

       地下鉄の出入り口の壁にもポスターが・・・。


                9時頃PIFF広場に行ってみると、そこはもう人だらけ。
                
                チケットを求める人の列がズラーーーーーーッと・・・。

特設の舞台前にも人が溜まり始めている。

「誰が来るの?」と訊いてみたけど「わかんない。多分誰か来るよ」って、君ら誰が来るかもわからんのに待っとるんかい!

やめた。
もういいわ。
映画はやめだ。

そうだ、スユクに行こう。
こうなったら最後にスユクを心行くまで食べて日本に帰るのだ。

地下鉄に乗ってソミョンへ。ソミョンで2号線に乗り換えてテヨン駅で下車。
来た!쌍동이돼지국밥!!

実は9月24日に釜山に到着するや否や、ここに来てスユクを食べた私。
今回2度目のスユクです。
ああ、2度と言わず3度、4度と食べたい位、美味しくて大好きだ。


24日に来た時は15時と言う物凄く中途半端な時間だったにも関わらず、テーブルの空きは2、3席。
同じ並びにある他の店には、誰一人お客さんなどいないと言うのに、この店のこの繁盛振り。すごい。

今日は開店10分前だったのにお店はもう開いていて、お客さんも満員状態。
1席空いていた所に座ってスユクが来るのを待つ間に、もう外には空席を待つ人達の列が出来始めていた。やっぱすごい。

来た!
私のスユク。

24日はものの10分程で平らげてしまったスユクだが、今日はややゆっくり目に味わって食べる。
ああ、うみゃい・・・。もう死んでもよかですバイ。
今度味わえるのはいつだろう。
噛み締めて噛み締めて完食。

スユクを食べれば、テヨンなどには用はない。
すぐさまチャガルチへ引き返し、農協でおみやげを買い込み、久しぶりにチャガルチ市場でも歩いてみっかと市場の中へ突入。

わー、水でベチャベチャだー、気を付けなきゃ。       


                     わー、大量のタコ!
                

           こっちは太刀魚!


                              干物製作中。
                

チャガルチ市場を抜けると、乾物屋の卸業者がずらりと並ぶ一帯へ。


                         どの店にも大量のいりこー。
                

そうこうする内に帰りのビートルの時間となった。
本当に本当に今回の旅の終わりが来た。
福岡→釜山→済州島、済州島→釜山→福岡と、ビートルとフェリーを乗り継いで行った今回の旅だが、直接飛行機で福岡→済州島と行くよりもたっぷり遊べたし、なにより釜山に住むアジョシやアジュンマ、チャン先生にも会えたし、スユクも2回も食べれたんで、最高にいい旅になった。
時間さえ許せば、またこの方法で済州島へ行きたいな。

長々と旅日記を読んで頂きましてありがとうございました。
お疲れ様でした。
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10月2日 遊牧生活 番外編

2008年10月04日 | 行った
しつこく番外編です。
もう少々お付き合い下さい。

済州島から釜山へ行くフェリーは夜の7時に出発して、朝の7時に到着する。
朝7時の釜山・・・。朝焼けがきれい。


さて、大量の荷物を抱え、こんな朝早くから一体どうしようか。
一応作戦は練っていた。
どっかのヨグヮン(旅館)に部屋を取って、先に荷物だけ置かせてもらおう。
そう思ってチャガルチ近くのヨグヮンに行って「今日、部屋ありますか?」と訊くと、「まだ朝じゃないの・・・」と言われつつ、部屋の鍵をもらってしまった。

あ、鍵頂けるんですか?荷物だけでも良かったんですけどね。まあ、そういう事なら遠慮なく。
部屋で荷物をちょちょいと整理し、身軽になってすぐさま出発。
今日は懐かしの釜山大前まで行く予定。
下宿のアジョシ、アジュンマにも挨拶しに行こう。

地下鉄に乗ってチャンジョンドンまで。

ああ、懐かしいなぁ。
角のパン屋も、ここのコンビニも、いつも客が多かったチキン屋も、プサンレポチュも変わってないなぁ。

下宿へ行くと、ちょうどアジョシとアジュンマは出掛けようとしているところだった。
アジュンマは足が悪くなって手術したそう。
今から病院へ行くそうで、慌しく挨拶してチェジュのお土産を渡した。
よかった。行き違いにならなくて。
アジュンマの体調が良くないので、最近はあんまり下宿生を置いていないみたいだった。
部屋はあるからいつでも遊びに来いって言ってくれた。

今日は夕方、チャン先生と約束をしているのだが、それまでは時間がたっぷりある。
懐かしの釜大前を散策して遊ぶぞ。
その前に腹ごしらえ。
以前、ソ先生に教えてもらって美味しかったクルクッパプを食べに行った。
見よ!このグツグツ感!煮えたぎってます。

殆ど何も残さず完食。ゲフ。

腹ごしらえして釜山大前駅方面に行くと、この辺りは色々と変わってるなぁ。
大好きだった屋台もこじゃれた洋食屋になっていた。
黙々とティギムを揚げるオジさんの仕事振りが好きだったのに・・・。
観光地であるナンポドンの辺りでも思ったんだけど、随分洋食屋が増えたなぁ。
人々の嗜好がちょっとずつ変わって来てるんだろう。

本屋を覗くと日本で大ブレイク中のバナナダイエットの翻訳本があった。

日本じゃあちこちのスーパーでバナナが消えてるそうじゃないか。
韓国でも流行ってるのかな?
でも、チャガルチの果物屋で大ぶりのバナナ1房が2000Wで売られていたような・・・。

ARTBOXと言う雑貨屋では、アランジアロンゾのパチもんみたいなパンダが大量に売られていた。
つい買ってしまう私も私だが・・・。

その名もズバリPANDA!

と、ここまで来て、自分がジャージ姿でウロウロしているのがちょっと恥ずかしくなる。
実は持って行っていたGパンをナンサンリで洗濯して、そのまま干しっぱなしで置いてきたらしい。
チェジュから釜山に帰るフェリーの中で「あ、Gパンない・・・」と気が付いた。
最後の記憶が、ナンサンリで洗濯機の中に放り込んだ記憶だから、おそらく間違いない。
ああ、私のGパンは今でもナンサンリの風に吹かれているんだろうか・・・。
その他のズボンはジャージしか持って来ておらず、チェジュにいる間はそれで問題なかったんだが、さすがになぁ。
で、急遽Gパンを買う事にした。
店内オール19900WのGパン屋に行って「とにかく入るヤツを・・・」と店のオバちゃんに頼む。
「色はどんなのがいいの?」とか「デザインは?」とか訊かれて一応「こんな感じの・・・」と答えるも、ぶっちゃけ入るヤツしか買えないんだから、この際色とかデザインは二の次なのだ。
案の定、試着するGパン、するGパン入らねーでやんの。
オバちゃんが最後に持って来たGパンが何とか入ってくれた。
ほらね、色とかもう関係ないじゃん。最初に言ってた色とは全く違う色のGパンだよ。
そのまま履いていく事にして、お店を出る。

Gパン屋で奮闘して疲れたのでスタバで休憩。

留学していた時、毎日ここで勉強したもんだ。
ここでしばらく時間を潰すことにする。

チャン先生との待ち合わせは17時。
16時半頃スタバを出て、釜山大学正門前へ。
チャン先生は携帯を持っておらず、約束をしたのも3日程前だったので、忘れられてたら悲しいなぁと思っていたが、無事会う事が出来た。

一緒に食事をしに、チョングッチャンの店へ。

チョングッチャンはテンジャンチゲの中に納豆みたいな豆が入ってるもので、ニオイは全く納豆そのもの。
味はちょっと違うけど、美味しく頂きました。
パンチャンも含め、体に良さそうな物ばかり。韓国料理はダイエット向きだ。



食事の後はお茶。
チャン先生といつも行くのは「マリエンバードで」と言う紅茶のお店だ。


チャン先生と会う時はいつも「昨日も会った」気がする。
前回会った時もそう思った。
今回の遊牧生活の事や、日本での生活の事、その他色々と話のタネは尽きない。
21時頃お別れをして、チャガルチのヨグヮンまで帰る。
夜遊びしようかとも考えたけど、体の方が勝手に寝てしまってた。
ああ、明日は日本に帰んなきゃいけないんだなーと考えつつ就寝。
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10月1日 遊牧生活 番外編

2008年10月04日 | 行った
一体何時に寝たんだろう。
かなり酔っ払った事は覚えている。
自分で仕舞ったくせに無くなったと思い込んで必死でぴよこを探し回った記憶はあるのだが・・・。
いつの間にか寝袋に包まって劇場の舞台上で寝てしまっていた。
寝返りを打つと熱っとなった。
隣に置いてあった蚊取り線香にヤキを入れられたのだ。どうにも全くもってもう・・・。
かなり痛くて水で冷やしに台所へ行ったら、すっかり目が覚めてしまった。

今日は夕方、チェジュから釜山へ向かうフェリーに乗って帰るのだ。
終わってしまえば早かった。もうチェジュともお別れとは。
夕方まではまだまだたっぷり時間がある。
銭湯に行って着ている物全部を着替えないと、体中からなんだかおかしな臭いがする。
うう、イヤだ。
そろそろと舞台上で寝ていた人たちが起きてくるが、特に何をするでもなくボンヤリしている。
と、思えば、念入りに化粧を始めるサチョのメンバーたち。
チャングンニムがみんなで一緒にチムジルバンに行こうとか言っているのだが、一体いつになったら行くのやら。

犬が遊びに来た。


               劇場の隣のマンションに住むチョンウ氏の飼い犬だそうだ。
               

猫も来た。こいつは野良らしいのだがやたらきれいで可愛い。


昨日の雨とはうってかわり、今日は物凄くいい天気。
洗濯日和だ。
今のうちに洗濯しておけば夕方までには乾くかもと思い、劇場の洗濯機に自分の洗濯物を混ぜさせてもらう。
ぴよこも暫し日向ぼっこ。


そうこうする内にお昼になって、ご飯の準備が始まってしまった。


この頃になると一旦家に帰って風呂にも入り、きれいな服に着替えた人々がやって来はじめた。
ヨンフンとか昨日めちゃめちゃおかしな臭いをかもしだしとったくせに、やたらさっぱりと現れちゃったよ。
何だよ、今の私、ヨンフンより汚いし臭いよ!許せないよ!

昼を過ぎ、チャングンニムはもうここのシャワーを使って、その後みんなで遊びに行こうとか言い出した。

NOですっ!

日本人ですがはっきり言いますよ。NO!
初日に銭湯に行ってからこっち、全然風呂に入ってないんだよ。
ナンサンリでは温かいシャワーを浴びれたけど、それでも日本人たるもの浴槽に浸かってナンボでしょ。
「どうしても銭湯に行きたい」と強固に訴えて、ミンチョルに車で連れて行ってもらった。


あー久々のお風呂~。
いい湯だな~。
気が付くと足の裏とか真っ黒やったし、タオルでゴシゴシ洗う洗う洗う。
「今日は特別な用事はないからゆっくりしてきていいよ」と言ってくれたミンチョルの言葉に甘えて、本当にゆっくりしてしまった。
浴槽のふちに寝そべって寝たし。マジ寝してたよ30分位。
すっかりリラックス出来ていいお風呂でした。

ミンチョルに迎えに来てもらって劇場に帰ると、チャングンニムやサチョのメンバーはどこかに遊びに行っていた。
いいのいいの。
もう今日はゆっくりしたいから。

フェリーの時間まで劇場のマダン(庭)に寝そべって、持って行っていた池波正太郎などを読む。
ああ、美味しいなぁ。日本語が美味しいよ。これは炊き立てのお米の甘い味だな。
日本人で良かったと思う瞬間だ。

フェリーの時間が近づき、またもやミンチョルに車でフェリー乗り場まで送ってもらった。
ウンミも一緒だ。
長かったようであっという間だった文化遊牧民の旅も、本当に終わろうとしている。
ありがとう。一緒に遊牧生活したみんな。
ありがとう。チェジュの自然。

夕日も私を見送ってくれた。


また来年、絶対戻ってくるから!
それまでしばし、さよなら!
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9月30日 遊牧生活 最終日

2008年10月04日 | 行った
テントに雨の当たるパタパタパタと言う音で目が覚める。
雨か・・・。
遂に来たな。
最初の日にも雨が降ったけど、それほどひどくならずに止んだので助かったのだが、今日はどうも本格的に降りそうな感じだ。
今日はバスに乗っての移動だとは聞いていたが、それまでの準備や片付けは雨の中でやるしかない。しゅるしいのう。


            シトシトと濡れそぼるテント。

今日も食事当番に任命されていたんだけど、昨日台所にしていた場所には誰もいない。
まだ誰も起きてないのか?
しばらくテントの中でゴロゴロしたが、微かに人の声も聞こえてきた。
もしかして準備、してる?
雨の中テントを出て、昨日台所にしていたトイレのひさしの裏側に回ってみると食事準備始まってたよ!

チョクチャンニムことチャンシク氏が目玉焼きを大量生産中。

チョクチャンニムは目玉焼きを焼くパフォーマンスをよくやっているらしく、目玉焼きのプロだ。
なんだ、目玉焼きのプロって・・・。

合羽をもらってシトシトと濡れそぼりながら、準備する振りしてウロウロする。
とにもかくにも美しい目玉焼きが出来上がり、シトシトと濡れそぼりながらキムチ、ワカメスープなどとご飯を食べる。

頂きます。
ご馳走様。

準備を全然手伝えなかったので、せめて後片付けを頑張る。
基本、自分の使った食器は各自で洗うのだが、それ以外の鍋や大皿を細々と洗った。

食器類を片付けたら、次は自分の荷物の整理だ。
テントに戻って自分の旅行カバンを引き寄せたら、下の部分がビッショリ濡れてる!
ギャボ!
テント内に大量の水がー!
中まで滲み込まれるとまずいのよ。携帯とかデジカメとか電子辞書とか、濡れたら即オジャンな物も入ってるのに。
慌てて取り出すと、少し滲みている部分はあったが機械類は無事そうだった。
これから先どれだけ濡れるかもしれない。1つ1つビニール袋に包んでカバンの内側の方へしまう。

今日はいつも持ち歩いていたカバンも車に預けてしまったため、写真の1つも撮れない状態。
仕方ないな。

シトシトと濡れそぼりながら砂だらけになったテントを片付けて車に積み込み、私たちはバスでチェジュ市庁前まで。
途中、お昼ご飯を中華料理屋さんで食べた。
とは言え、韓国の中華料理屋さんにはチャジャンミョン(ジャージャー麺)かチャンポンしかないんだよね。
私は真っ黒なチャジャンミョンを食べた。あー、美味しい。
食べた後、後片付けしないでいいのって、ホント楽。

そのまま歩いてTerror Jの劇場まで行く。

着いた!
到着!
終わったー!
遊牧終わったよ!


제주 머리에 꽃을 거리예술제 문화유목민の旅、全行程終了。

しばらくすると昨日の夜中に出発したリヤカー隊が到着するとの情報が。
キョンソプ氏の音頭でリヤカー隊を迎える準備をする。

    なんと私の3つ下。見えない、見えないよキョンソバ!

雨の中大変苦労したであろうリヤカー隊到着。お疲れ様でした。
でもなんだかみんな酒臭いのはなんでだ。


今日は市庁前で昨日準備したパフォーマンスの公演をするはずだったのだが、雨の為中止になった。
で、この劇場の中で、参加者たちだけで10分程度の寸劇などをして楽しむ事になった。
5つのグループに分けられ、それぞれ何をするかを相談。

私と同じグループになったヒョリことヨンオクと、ヨン様ことヨンフン。

オ先生も同じグループで、さすがに演出家らしい面白い寸劇を提案してくれた。

いよいよ発表の時間。と、その前に、文化遊牧民の終了を祝してバンドの方々の演奏があった。

えらいカッコイイな、オイ。

発表は5グループともどれも面白いものだった。
旅のワンシーンを描いた物が多く、特にタランシィでスコップを持ってトイレに行く様子を演じたシーンでは会場中が大爆笑。
私たちのグループがやったのは「みの虫軍隊」。
全員で寝袋に包まり、隊長の命令でジャンプしたり回転したり。
そんな中で私はオチ担当。
みんなが激しくジャンプする中、ちょびっとしか飛び上がらない。それを見かねてオ先生が私を持ち上げてジャンプさせてくれるのだ。
オ先生、お疲れ様でしたホントに。

5グループ全部の公演が終わり、打ち上げに突入。
本日もバーベキュー。
今日こそはゆっくり飲めるぞ。もう明日歩かなくてもいいんだから。
今までマッコリしか飲めなかったけど(なんでかこの遊牧の間、マッコリとソジュしか出て来なかったんだよなー)今日はどうしてもビールが飲みたい!
ここに来て全然お金を使ってないし、みんなの分も含めてビールの大ペットボトルを5本買って来た。
今日は飲むぞー。

かなりいい気持ちになったところで、フラを踊ってくれと言われて準備。
実はこういう飲み会の時にでも披露出来たらと思って、衣装と音楽のテープをわざわざ日本から持って来ていたのだ。
踊ったのは「涙そうそう」と「ヘ アロハ オク モ ケアベ」の2曲。
韓国ではフラはあんまり流行っていないらしく、初めて見る人が殆どだったが、みんな楽しんでくれたようだ。
良かった。韓国行く前に練習を積んだ甲斐があった。

最後は花輪贈呈式。
参加者の1人1人に、チョクチャンニムから腕輪や冠が授与された。

  몸짓굿STUDIO 푸른몸짓 프로젝트の皆さん


                     극단 사조の皆さん                            
                

             김이정 씨


                                       최혜영 씨
                

                 Mr.Nobert Maringer


                
                

                     하정수 씨


                               親子で参加
                

                        최상돈 씨


ここからは花の冠をもらえる全行程参加者たち。
                
                                오현림 씨              
                

             김성욱 씨


                                    이영훈 씨
                

                     문미희 씨


                                     미진 씨
                

                      오순희 씨


                자파리 연구소の皆さん
                최은미 씨  김혜진 씨    성민철 씨  김대영 씨
                

                오경헌 씨


もちろん私も花の腕輪を頂く。
感激です。ありがとうございました。


6日間の文化遊牧民生活は、自分の人生にとって本当に意義のあるものとなった。
日本で暮らしていては絶対に味わう事の出来ない数々の面白い体験はもちろん、この遊牧生活を通して出会った人々、歩きながら目に焼きついた済州島の美しい景色、雨の冷たさや風の強さ、足の痛さまでもが大事な大事な宝物だ。
来年は全行程参加・・・するかな?
まあ、全行程は無理としても、また何日かでも参加出来るように、足腰を鍛え、膝を大事にし、体調を整えて日々過ごしたいものだ。
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9月29日 遊牧生活 第5日目

2008年10月04日 | 行った
眠りは常に浅い。一晩中、誰かの喋ってる声が聞こえていたような気がしていた。
が、目が覚めるといつの間にか同じテントにヘジンがいた。
なんだ、人の気配にも気が付かなかったなんて、結構しっかり寝てるんじゃん。

それにしても暑い。
テントの中は私たちの吐き出した息が水蒸気となってジメジメと湿り、テントの上部には水滴が溜まっていた。
こりゃ、夏場だったら蒸し死んでるな。
昨日、テントを設営している時に誰かが「台風が来ている」と言っていた。
だからこうも蒸してるのか?

           私とヘジンが寝たテント。

時計を見ると6時。私ってばなんて元気なんだ。
7時半出発予定のタランシィオルム登山に備えてもう少しダラダラするか。
が、なんだかテントの外で人の集う雰囲気がする。そしてその声も聞こえなくなった。
まさか、もう出発しちゃった?
なんでまだ7時半じゃないじゃん!
慌ててテントの外に出て、そこにいたオ先生に訊くと、もう何人かは登りに行っちゃったとの事。
やられたー。
じゃあ1人で行くかと思ってそう言うと、単独行動はやはりさせたくないらしく、ちょうど起きて来たハ先生に、私と一緒に行ってくれるように頼んでいた。
申し訳ないがせっかくの機会だし、ハ先生、一緒に行ってくれますか?

ハ先生は、同じテントに寝ていたコシギ先生ことノバート氏も誘ってくれた。
よし!3人でタランシィオルム登山へ出発。

    コシギ先生ことノバート氏。なぜコシギ先生なのかは謎。

タランシィオルムは丘とは言え、標高382.4メートル。


                      ここが登山道入り口。うっそうとした森だ。
                 

        タランシィオルムと書いてある。


                 最初の森を抜けると、本当に単なる丘の様相。
                 かなりの急勾配で、てすり代わりのロープをしっかり握り
                 足元を1歩1歩確認しながら歩かないと非常に危険。
                 

   所々に咲いている花を見て、心も安らぐ。
     

     

しばらく3人で登るもみんな口数が少ない。喋ってる場合じゃないのだ。ちょっとでも気を抜くと転げ落ちそう。足元に気を付けて、なるべくゆっくりと進んで行く。

隣にあるオルムのてっぺんが見えてきた。


                遠くに見えるあの四角い山はなんだろう?
                なんかハワイのニュアンスを感じる。
                

海も見えてきた。
写真では分かりにくいが、地表と空の間の灰色の部分が海。


半分くらい登った辺りで、かかとのちょい上が痛くなってきた。どうも肉刺が出来たみたいだ。
登る間、常に靴とかかとのちょい上がすれていたみたい。
今日も歩いて次の地点まで行かなくてはならないので、あまり無理はしたくない。
ハ先生とコシギ先生に事情を話して、2人が降りて来るまで途中で待っている事にする。

丘の途中は風が強く吹き付けてくる。風を遮る物もない。
さ、寒い・・・。
ウィンドブレーカーは持って行っていたが、そんなものではどうにもならない程の強い風だ。
30分程はおじぎ体操をしたり(おじぎをするように腰を折る運動。10回程やるとかなり体が温まる)座り込んでストレッチをしたりして気を紛らわせていたがもうダメだ。
このままでは風邪を引く。帰ろう。後で「風邪引きそうだったから帰りました」って言おう。

登る時急勾配だったと言う事は、帰り道がかなり危険だと言う事。
ホントに転げ落ちそうだ。落ちたら怪我くらいじゃ済まないだろうなぁ。この旅も終わりになるだろうなぁ。みんなに迷惑かけるだろうなぁ。と思いつつ、そろそろと降りる。
テント場に帰っていると、今から出発するチームとすれ違った。
なんだよ。今から行くのかよ。先発隊はなんだったんだよ。焦って損したよ。思うところは色々あったが、頑張って行って来てねーとみんなと別れる。

帰ると食事の準備中だった。今朝はインスタントラーメン。
大活躍中の大鍋に大量のインスタントラーメン投入中。


               キムチ乗っけラーメン(実はこの下にライス入り)完成です。頂きます。
                 

オルム登山組も徐々に帰って来て、みんなが揃った所で「野宿者コンテスト」開催。

ウェットティッシュで顔を拭いて、誰が1番汚かったかを競うと言う、絶対に優勝したくないコンテストだ。
エントリーした5人は野宿者っぽいポーズをキメてアピールタイム。
観客の拍手で1番の野宿者を決めた。
優勝者は手前左端のミンチョル。
参加賞のラーメン、焼酎と優勝商品のウェットティッシュをもらってご満悦だ。

朝食後、タランシィの4・3事件について、各自芸術活動の時間になった。
ソンドン氏が事件について説明してくれながら、亡くなった方々に歌を捧げている。
その向こうで、ソンウク氏が詩らしきものを書いていた。


こちらもソンウク氏の作品。


畑を通り、藪を掻き分けて虐殺のあった場所を訪れた。
クンジョルを捧げる。


                 人形が亡くなった方々の魂を送り出しているようだ。
                 

お婆さんの絵が描かれた画用紙を埋葬する。


悲しい事件をいつまでも忘れないように、芸術家が集まって自分の芸術活動としての作品を残していくのだ。
亡くなった方々の魂をせめて慰められるように。

さあ、そろそろ次の場所へ移動を開始しなければ。
その前に今日帰ってしまうひろき君に花輪の授与式。
この旅では参加者には全員花輪が贈られるとの事。
途中参加者には腕輪を、全行程参加者には花の冠が贈られるそうだ。
ひろき君、あと1日を残して帰国。残念ながら腕輪になってしまったが、それでも花輪をもらえて嬉しかったと言っていた。
もらった花輪をぴよこにかぶせてくれてハイチーズ。

また日本で会いましょう。

今日もバスに乗る事はなく、全行程歩いていくそうだ。チェジュの景色を楽しみながら歩いていく。

               お墓。


                                   随分離されてしまった。
                 



                 

お昼ご飯はキンパプ。1人1本ずつ。


この日はとにかくきつかった。
歩いて歩いて、足の裏もふくらはぎも太ももも全部が痛い。
ヘジンから車に乗ったら?とも言われたのだが、みんなが歩いて行くのに私だけ車に乗るのも憚られ、しかも家に帰ったら「全部歩いて行ったよ」とうちのダンナさんに自慢したかったので頑張った。
下を向いて、頭を空っぽにして1歩1歩歩く。
よっぽど辛そうだったのかイジョンが「大丈夫?」と心配してくれて嬉しかった。
大丈夫さ。歩けるさ。みんな歩いているじゃない。

夕方、もうダメかもと思っていた時、前方にいたヘジンが駆け寄って来た。
「ダンナさんから電話だよ」
うちのダンナさんは、私がいない間北海道に行っていたのだが、無事に小倉に帰って来たよと言う報告だった。
ああ、それは良かったね。私も元気だよ。ありがとう。もうちょっと頑張れそうだよ。
言いたい事はたくさんあったけど、2、3言話して電話を切る。
ヘジンに電話を返すと「本当はきたむーが後の方にいたからここまで来るのきつかったんだけど」って笑ってた。
ああ、それはありがとう。本当に力が湧いてきたよ。

空が夕焼けて来た。
みんな「火山が噴火しているみたいだ」って言っていた。
今まで夕焼けを見て、そう思った事がなかったので、これはチェジュに住む人独特の気持ちなのかも知れない。


そして着いた。
ここが今日の宿泊地、キムニョン海水浴場だ。


ここで1泊すれば文化遊牧民の旅も終わりだ。
何となくみんなゆっくりとした気分になっているみたいだった。
夜は特にちゃんとした食事はなく、前回文化遊牧民に参加した方からのチキンの差し入れと、冷凍食品のハンバーグや餃子でお腹を満たす。

トイレのひさしの下が台所だ。


                 ヒョンリム氏お手製オデン湯
                 

明日、私たちはバスで移動し、チェジュ市庁前まで行くそうだ。
だが、リヤカー隊は歩いて行くと決まっている。
明日は夕方から公演も控えているので、その前に到着出来るように夜中から出発する。
本当にお疲れ様ですな。


参加者たちは明日の公演のため、パフォーマンスを創り上げていた。
どんなパフォーマンスになるのか楽しみだ。

それ以外の人は飲みに突入。


                 
それにしても韓国人ってホントに元気だ。
毎晩飲み会して、朝早くから起きて、1日中歩いて。

トイレに行くと数人が体を洗っていた。
来た!
今こそ、トイレで、全裸で、水で、体を洗う時だ。
洗面道具を持って再びトイレへ。
そこにいた数人はもう体を洗い終わり帰って行くところだった。
ギョエー、1人かよ。
誰か来たらどうすんだ。
ま、その時はこの痩せたとは言えまだまだメタボ気味の体をなんとか隠すしかないのかな。
色々な事を考えながら思い切って体を洗い始める。
さすが水。冷たい。
髪を洗うも泡立たない。
しかし弱音を吐いている場合ではない。タランシィでドロドロになった体を洗わないことには。
と、人の声が近づいて来た。
誰か来た。
と、思ったらチャングンニムとヘジンだった。
笑われたよ。
「きたむー寒くないの?私寒くてシャワー出来ないよ」とか言われたけど、もうそんな事に構ってる場合じゃないのだ。
薄く笑いながら彼らをかわし、体を洗ってサッパリしたところで私も飲み会に参加。
マッコリを飲みながら、アホほど辛いタッパル(鶏の足)を食べた。
それでも慎重に酔っ払わない程度にとどめ、寝ることにする。
一体何時だったのか。良く分からない内に就寝。
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9月28日 遊牧生活 第4日目

2008年10月04日 | 行った
毎晩日本にいる時よりも早く寝るからか、朝起きる時間が早い。
起きて台所に行くと、チャングンニムとヒョンリム氏が食事の準備を始めていたのでそれを手伝う。


画家のヒョンリム氏。おとなしそうなのにおもろいおネエちゃんだった。
この顔はぴよこの真似か?

今日の朝ご飯はスジェビ。日本で言うところのダゴ汁。


今日は昼からの出発になるらしい。
それまで特に何をするでもなく、日本から持って行っていた本を読んだり、ブラブラと過ごす。

今日はタランシィと言うなーーーんにもない場所に行く予定。
ここは4・3事件と言う悲しい事件が起こった場所で、昔は村だったのが今は誰も住むことのない荒野だ。
電気もなければ水もない。もちろんトイレもない訳で、したくなったら道にでもするしかない場所だ。
遊牧生活とは言いながら、まだ1回もテントで寝た事がなかったが、今日こそはテントで寝る覚悟をせねば。
もうシャワーはおろか、体を拭く水さえないのだ。
トイレで、全裸で、水で、体を洗う事が有難く感じるような場所へ、今日は行く。

昼ご飯はカレー。やはり傍らにはキムチ。

東京から参加しているひろき君は「カレーにキムチなんて・・・」と絶句。
そうだよねー。ビックリするよねー。でもそれが韓国の文化だ。

午前中は結構ゆっくりしていたのに、カレーを食べたら即出発だった。
今日は30キロ近く歩かなくてはいけないらしい。バスもなし。
リヤカーも共に行くので、特にリヤカー隊が結成される事もなく、各自交代でリヤカーを引くとの事だ。

さあ出発!

ぴよこもリヤカーに乗せてもらってご満悦だ。
リヤカーの後の緑の旗には「나는 흐르다(私は流れる)」と書いてある。

流れる。人生を流れていく遊牧民たち。

歩きながら、出会った島の人々に挨拶をする。
劇団サチョのメンバーが声を枯らしながら、音頭をとってくれた。

サチョのメンバーが「우리는」と言うと、みんなで「문화유목민 입니다」と答える。
畑で作業する人に会う度に、そして車が通る度に、みんなで声を合わせて「문화유목민 입니다」と叫んだ。

                 



               ハンラサンが見えてきた。雲の中にそびえるチェジュで一番高い山。
                 



                 



この日はヘジンと一緒におしゃべりしながら歩いた。
ヘジンとは性格も合うし、話す内容も面白い。女性ながら真っ黒に日焼けして、腕の皮がむけようとしていた。
そういえば、最初に日本で会った時の印象も「ハンサムな彼女」だったのだ。
相変わらずのハンサム振りにちょっと惚れそうになる。

休憩を取りながら3時間半ほど歩いて、目的地のタランシィへやって来た。
着いた早々テントを設営。


                    早くも夕闇が迫っている。急がねば。
                 

男性たちが集めて来た乾いた松の木や竹でキャンプファイヤーを作る。
唯一の光源。

火は見飽きない。
いつまでも見ていられる。
きっと原始のDNAが騒いでるんだよ等と、ひろき君と話す。
ひろき君は明日帰る。最後の日の1日前に帰るなんて、なんて残念なんだ。

夕ご飯はご飯にキムチにカボチャの煮物。
ご飯を食べた後、今回参加しての感想みたいなものを1人1人発表。
もちろんマッコリなどを飲みつつね。
たまたま隣に座っていたひろき君は、韓国語が全く分からず、私がみんなの感想を通訳するような形になったんだけど、その出来の悪さにもっと勉強しなくてはと、決意も新たになった。
実はひろき君もみんなに韓国語で挨拶がしたいと準備をしていた。
ナンサンリにいる時に、私が手伝って日本語の挨拶を韓国語に変換して、カタカナでふりがなを振ったものを見ながら挨拶。
ひろき君は最初からの参加だったそうだが、よく韓国語も分かんないのに14日間も頑張ったよな。
ガッツあるぜ。ひろき!!

全員の感想発表が終わると、そのまま飲み会に突入していたが、明日の朝7時半から希望者だけ、タランシィオルムと言う丘に登る事になったので、せっかくなら参加しようとテントに引っ込む。
入ってみるとなかなか快適空間。
キャンプファイヤーの薄っすら届く明かりで荷物を整理し、寝袋を出してもぐり込もうとしたらなんだかこの寝袋ちっちゃい。
サイズが合っとらん。ぬう失敗。
そして何だか汗臭い。
まあ、そういう事もあるだろうよなぁ。
来年参加する時は、ペンライトと自前の寝袋は絶対に持って行こう。
0時半就寝。
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9月27日 遊牧生活 第3日目

2008年10月04日 | 行った
今日もここに泊まるので、歩かなくていい。これには本当に助かった。
幸い、膝が痛む事はなかったが、とにかく足全体が痛いのだ。

他の芸術家たちはそれぞれ、この村で自分の芸術活動をするようだ。
さて、私は何をしたらいいのだろう?

今日の朝ご飯は、サチョのメンバーが作ってくれたトーストと呼ばれるホットサンドイッチ。


                 

彼女らは役者だけあって自己表現が常に大袈裟で、なんか喧嘩腰の喋り方でうるさい程なんだけど、料理の腕はとてもいいとみえる。
中身の玉子がホッカホカで野菜たっぷりのトーストはめちゃめちゃ美味しかった。

今日はヘジンと一緒にこの村を回って、芸術活動をする事になった。
ヘジンが絵を描くので、その手伝いをするんだろう。だって、私は絵はさっぱりなんだもん。

主催者側のヘジンは色々と雑用が多く、今日もまず事務所まで行かなければいけない用事が出来たようだ。
帰って来たら一緒に作業する事にして、それまで学校の様子などを写真撮影しながらのんびり過ごす。

   
   文化教育の杖と書かれた看板           台所の入り口には木の絵が

         

   

         
         ロバの糞に生えたキノコ。絶対毒だな。

去年どなたかがやった芸術活動が残っていた。石をどっこいしょと担いだ人形。
可愛いなぁ。
今日、ヘジンとやるっていう作業はどんなものになるんだろう。
   

そうこうしている内にヘジンが帰って来た。


                 こちらのミジンとも一緒に村を回る事に。
                 

私達は作業を始めるのが随分と遅くなったが、他のチームは着々と自分の芸術活動の作業を進めていた。

韓紙で人形を作るトゥーン氏。


        石積みの垣根に青が映える。
        

                こちらも何か相談中のようだ。
                

私達が行ったのは、去年ヘジンが出会ったと言うお婆ちゃんの家。
ヘジンは去年、一人暮らしで寂しくしているお婆ちゃんと偶然出会い、一緒に話を交わし、食事をしたのだそうだ。
今年はお婆ちゃんが家から出てすぐに見える倉庫の壁に、お婆ちゃんが見て楽しくなる物を描こうかと考えているらしい。

この倉庫の壁に何か楽しい物を?
それって勝手に書いていいのか?
倉庫の人が見たらビックリするんじゃないの?てか怒られないの?
と、考えるのは私が日本人だからか。そう言えば他の作業中の人たちも結構勝手に垣根に絵を描いていたな。


                 何を描くか。タバコ休憩しながら相談というか、雑談。
                 

何をしようか決められないままボンヤリとしていると、お婆ちゃんがお菓子を持って来てくれた。

しばらく4人で話すも、お婆ちゃんの言葉は完全なチェジュ訛り。
日本人の私はもちろん、ソウルから来ていたミジンにもその言葉は通じていなかったのには驚かされる。
お婆ちゃんの言葉をヘジンが通訳してくれた。

それにしても、なんてゆったりとした時間なんだろう。
目を閉じると、カチガラスの鳴く声、鳩の鳴く声、何かの作業の音、虫の声、たまに通るトラクターの音・・・。
その内、地球の回る音まで聞こえてくるんじゃないかと思える位、この世界は静かで、そのくせ賑やかだった。
青い空がどこまでも続く。
お婆ちゃんと一緒に話したその時間、もらったお菓子の美味しさ、言葉にしたくても言葉にならないこの一瞬を、うちのダンナさんにも伝えられたらと思うと、なんだか泣けてきた。
きっと家に帰れば、経験した出来事を話すことだろう。
だけど、その瞬間感じたこの気持ちをそのまま伝える事なんて絶対に出来ない。
それが口惜しくて、そしてこの気持ちを感じられた事が嬉しくて幸せで泣けてきたのだ。

そして私達のやる作業が決まった。
お婆ちゃんと話をしていた時に自分が座っていた位置に、自分が感じた事を描くと言うものだ。
ヘジンが持って来た道具を取り出し、それぞれ絵を描き始めた。
もちろん、私も。


20分程でそれぞれの作品が完成。
まずはヘジンの作品は「幸せの涙」。

私の涙を見て描いてくれたものだ。

ミジンの作品は「それぞれの位置」。

これはその時座っていた位置をそのまま縮小した物で、ミジン自身が座っていた所には自分が好きな花を、その隣の私が座っていた所には私が空のようだと言ってくれて空を、その上のヘジンが座っていた所には明るいヘジンの性格を表現して日の光を、ハートのマークはお婆ちゃんが私達に暖かい気持ちをくれたからと言うので描いたのだそう。

そしてこれが私が描いた「幸せの青い鳥」。

これだけ幸せを感じたんなら、もうコレを描くしかないでしょう。
しかし本当に何の捻りもない青い鳥になったものだ。それでも絵がさっぱりの私にしてみればこれが精一杯。
しかもこれ、この5月から参加していた「わたしの青い鳥」の絵を真似してみたんだけど、ちゃんとした真似すら出来ていない。
どれだけヘタクソなんだよ・・・。

15時、作業を終えてお昼ご飯を食べに帰る。
大豆モヤシが入ったご飯。豆腐にキムチに海苔。何とも体に良さそうなご飯だ。


16時からはみんなでそれぞれが作業した芸術活動を観て回る。
村のあちこちで作業は行われていた。

小さな白い足跡。

子供が歩いていったような、ちょっといたずら心のある作品。

     丘。
     
     この辺りにたくさんあるオルムと呼ばれる丘を描いたそうだ。

          お皿の絵。
          
          ナンサンリの漢字は蘭山里と書くのだが、その蘭の葉っぱを描いたもの。
          バス停にぶら下げてある。今後、村人の目を楽しませる事になるだろう。

               歌と人形の家。
               
               ギターを弾きながら歌を歌い、それに合わせてゆっくりと歩く女性。
               トゥーンが作っていた人形が、この手前で踊っていた。

枯葉。

実はこの作業は昨日の夜に終わっていたとの事。
一晩かけて吹いた風によって、散らばった枯葉が彼の作品だ。
なるほどねぇ。これが芸術家のやる事か。

     刺繍。
     
     この作品を作った作家も去年ここの家のお婆ちゃんと親しくなったそうだ。
     が、今年来てみるとお婆ちゃんは亡くなっていた。
     お婆ちゃんがいつもボンヤリと見ていたと言う、赤いチョゴリを描いたと言う。
     そしてお婆ちゃんを偲んで花を。

          書道とパントマイムのコラボ。
          
          書道家であるソンウク氏が枯れ木に水で字を書いていく。
          それに合わせて東京からやって来たパントマイマーひろき君が
          マイウェイに合わせて歩くパフォーマンス。

               花。
               
               画家のヒョンリム氏の作品。

お婆ちゃんの家。

この木の枠を額縁に見立てて見ると、お婆ちゃんが仕事をしている姿が見える仕立て。

     噴火。
     
     みかん畑の中に作られた作品。
     オーストリアから参加のコシギ先生ことノバート氏が作った物で、
     落ちていたみかんを噴火に見立てたチェジュの火山らしい。

それぞれの活動を観た後、「みかん倉庫での公演を観に来て下さーい」と言いながら、被り物を被って村を練り歩く。


              

もっと子供たちが観に来るのかと思っていたが、観に来ていた子供はたった一人。
この地域にはもう殆ど子供がいないのだ。

観劇はまずはマリンボーイ氏のジャグリングから。


               そしてチェジュのお爺さんとおばあさんの様子を描いた演劇公演。
               
               笑いの中にしんみりとした悲しさがあるいい作品だった。

お婆さん役のソヨン氏と、


               お爺さん役のテヨン氏。
               

公演終了後、すぐさまバラシ。
そして手の空いてる人間でバーベキューの準備。
今日はキャンプファイヤーだ。


        

                

さあ頂きますと肉を食べ、野菜もたっぷりと食べてマッコリは少々。
いつもなら雰囲気に酔ってお酒もグイグイ行く私だが、今回の旅は本当に慎重だった。
明日はまた歩かなければならないのだ。飲んでる場合ではない。
気が付けば夜中の2時。宴会はまだまだ続いているけど、早々に戦線離脱して就寝。
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9月26日 遊牧生活 第2日目

2008年10月04日 | 行った
大きな風の吹く音で目が覚めた。
「ヤバイ!台風が来た!」と思った。けど、チェジュに吹く、普通の風の音だった。
これがチェジュの風か。こんなにも強い風が吹くのか・・・。
昨日降り出した雨は止んでいた。
曇り空で日差しは弱い。助かった。昨日はかなりの日差しで1日で腕が真っ赤になったのだ。
今日は長袖を着用。なるべく日に焼けたくないお年頃。

食事当番になったものの、一体何をどうしたらよいかさっぱり。
緊張で早く目が覚めウロウロするが、他の食事当番メンバー、誰も起きて来ず。
うーんやっぱりね、韓国人だよね。
と、遊牧民参加者のイジョンちゃんが「手伝うよ」と言って来てくれた。

ちょっと天然だったけど、いつも率先して色々と働いてくれたいい子だった。

               それから野外生活任せとけ!的な風貌のソンウク氏が
               大きな鍋でお米を炊いてくれた。
               
                            こう見えて私の1つ上。

お米を砥ぐのは私の仕事。
男子トイレが炊事場所になっていた。つまり、そこに皿を洗う為のタライや洗剤があったのだけど、米を入れた大鍋を男子トイレに持って行き、そこでお米を砥いだ。
男子便器の前で米を砥ぐなんて、まあ日本で暮らしていたら経験出来ない事だろう。そしてこの経験は一生忘れる事はないだろう・・・。

チェジュの風は本当に強い。
ご飯を炊いている途中でプロパンガスの火がしょっちゅう消えて、ソンウク氏曰く「旨く炊けなかった」ご飯だけど、空腹は何よりのご馳走。
同じくソンウク氏が作ってくれた玉子料理と昨日の残りのスープなどと美味しく頂いた。

今日もリヤカー隊は先に出発。

リヤカー隊は必ず歩いて次の場所まで行かなくてはいけないので、本当に大変そうだ。
これも前日に希望を募ってメンバーを決めるんだけど、その内私にも回ってくるのだろうか。

残ったメンバーは荷物を整理し、皿洗いをし(もちろん男子トイレで)、荷物を積み込みして出発。

この辺りは何もないんだなーと思っていたのだけれど、この後本当に、本当になーんにもなくなっていく。
まだこんなお肉屋さんとか


               イカ屋さんがあるのはいい方だった。
               
                            なぜか密集するイカ達。

畑が続く道を歩く。


               この日も途中バスに乗る。
               バス停にはみかんがデザインされている。さすがみかんの島だ。
               

バスの中ではすっかり寝てしまっていた。体がスキあらば寝ようとしているようだ。

昼過ぎに今日の目的地、ナンサンリと言う村に到着。


            普段は子供たちが合宿生活をしている学校に、今日から2泊するのだ。
               

          外の台所。あ、屋内にもありましたけどね。


                               物干し場
               

ここでは2日目の夜に芝居の公演が予定されている。
村のみかん倉庫が会場だ。

早速、中に詰まれていた収穫用のかごを外に出し、照明などを吊り始めるスタッフ達。

食事当番の私はお昼ご飯の準備。
いつも食事当番を率いているチャングンニムことスニ氏と一緒に何を作るか相談し、私の提案で豚汁を作る事になった。
          
        あまりにもいつも一緒にいたのでぴよこと写真撮るの忘れてたよ・・・(泣)  

大量の野菜をザクザク切って、大鍋でグツグツと。


           味噌の大量投入&醤油も少々(とは言いながら、この量なので結構たくさん)
               

こう言う料理、韓国では見慣れないらしい。
大体、唐辛子の入ってない料理自体が珍しいからね。
ご飯と一緒に食べたい所だったが、何故か中にはうどんが。
そしてやっぱり傍にはキムチが。

この日は寒かったので、暖かい汁物を食べられてみんな嬉しそうだった。
ホントかウソかは分からないが、みんな美味しいと言って食べてくれたよ。

               
               これが本日の食事当番メンバー。
               左からミジン、ジフン、キョンラン。

公演準備をしなくてはならない役者やスタッフ以外は、かなりゆっくりと時間が過ごせた。
ナイスな事に洗濯機があったのでイソイソと洗濯をし、学校で飼われている犬やロバと遊んだり、村を散策したりした。

        人懐っこいロバ


                                犬の名前はチコ       
               

     広い空。どこまでも続く夕暮れの蒼。


             胡麻が干された農家にも夕暮れが迫る。
        

                            電信柱にも夕焼けの赤。
                

夕ご飯は、ソウルから来た劇団サチョのメンバーが率先して作ってくれ、食事当番の出番なし。
プルコギを頂く。

そうこうする内にリヤカー隊が到着するとの知らせが。
苦労したリヤカー隊をねぎらう為、何かのイベントをやらなければならないのだが、リヤカー隊の方が大変ロマンチックに到着を演出していた。


幸いな事に、ここにはシャワーもあった。
良かった。トイレで、全裸で、水で、体を洗うハメにならなくて・・・。
前日は体を拭いただけだったので助かった。

夜11時頃から明日帰ってしまうゆみこさんを送る会。
ジャグリングのマリンボーイことソンヒョン氏とおおたさんのアコーディオンのセッション。


お茶目な顔のマリンボーイさん。髪型がサナリンっぽい。


観ながら、私も何かおおたさんと一緒に出来る事がないかなーと考えて、ちょっぴりいい事を思いついた。
来年、一緒に出来ればいいんだけど。

その後、一昨年の文化遊牧民の様子が記録されたDVDを観る。
さすがに明日、公演を控えているからかお酒はなし。
午前1時就寝。
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9月25日 遊牧生活 第1日目

2008年10月04日 | 行った
24日朝、高速艇ビートルに乗って日本を出発し、昼過ぎに釜山に到着。同日夕方よりチェジュ行きのフェリーに乗り船内で1泊。25日朝6時、とうとうチェジュドに到着。初のチェジュ上陸だ。

済州島行きのフェリー。以前は金剛山へ行っていた観光船だったそう。


文化遊牧民の生活はもう始まっていて、私は途中からの参加になる。
取りあえず、みんなが今居るソギポ市のポモンリと言う所までは自力で行かねば。
ソギポ市はチェジュ市の反対側にある市で、チェジュ市庁前からバスに乗れば着くとの情報を得て、ソギポ市のどこに着くかも分からなかったけど「ソギポ行」のバスに飛び乗った。
フェリーの中で手に入れた地図を見ながら、バス停の表示や、案内板を見ているとどうもポモンリの近くの道路を通りそうな予感。
ポモンリはソギポ市庁の近くで、その内「市庁コチラ→」みたいな看板が現れた。ビンゴ!
市庁の近くなら公衆電話もあるだろうし、銭湯もあるだろう。実は釜山からチェジュへ行くフェリーには(12時間も掛かるにも関わらず!)お風呂がなく、どうにも気持ち悪かったので銭湯に入りたかったのだ。

山の中を通ってきたバスが、ちょっと開けた場所へ出たのを幸いに適当な場所で降りた。
すかさず「この近くに銭湯はありますか?」と道行くオバさんに訊くと目標は目の前。なんてラッキーなんだ!
  
             
             ラッキー銭湯。もう2度と行く事もないかも知れない一期一会な銭湯だ。

船旅の疲れをゆっくり落とし、この銭湯のオバさんにポモンリの場所を訊くとそんなに遠くないとの事。
銭湯にあった公衆電話で主催者側の参加者ヘジンに電話すると「ポモンリのマウルフェガンまでタクシーでおいで」と言われて、言われるままタクシーに乗った。
10分も掛からずマウルフェガン到着!


居た!!

参加者の皆さん、いましたいました。
朝ご飯が終わったところらしく、着くや否や「ご飯を食べろ食べろ」とTerror Jのみんなに言われて、ご飯とキムチを頂く。

Terror J関連記事はコチラ→     

先乗りしていた東京から参加のおおたゆみこさんも居て「やっと来ましたよー」とご挨拶。
一緒にお弁当用のおにぎりを朝ご飯の残りで作る。それにしても大きい鍋だ・・・。


マウルフェガンを片付けて、ひとまずみんなで海を見に行く。
チェジュは火山島で、石がいっぱい転がっているのだそうだ。それを一つ一つ積み上げ、垣根を作っている。


            きれいな海。そして空。やや曇っているけど、日差しはやはり南の国っぽい。
               

島も見える。長崎の九十九島ではないけれど、ここも小さい島がかなり多くあるらしい。


               こちらはみんなが使うテントや寝袋を積んだ車。
               

歩いて回ると言っても、大きな荷物はトラックで運ぶし、辛かったら始終みんなの様子を見守っている車に乗る事も出来る。
別に修行ではないのだ。これは遊牧=牧場で遊ぶことなのだから。
但し、リヤカーチームは先発して、その日の全行程を歩いて行く。

メンバーは日によって変わる。

さあ、そろそろ我々も出発だ。
木陰で休む島民の方とおしゃべりをしたり、


               花を愛でたりしながら歩くのだ。
               

ふと後を振り向けば、歩いて来た道が静かにそこにある。

あんな所から歩いて来たのか。そしてどこへ行くんだろう。

               もちろんただ歩くだけではない。途中ゲームをしたり、
               

みかん工場を見学させてもらったり、


               朝作ったおにぎりを食べたり、
               

アイスを食べたりと、ゆっくりと進んで行く。


この日はバスに乗りもした。
本当はシンフン2リと言う場所まで行く予定だったのだが、かなり遅くなってその手前のクムホリゾートと言う場所に泊まる事に。

ここはリゾートと名が付いているだけあって、とてもきれいな展望台がある。


               が、どうにも雲行きが怪しい・・・。
               

テントを準備している最中、とうとう雨が降り出した。
仕方なくその日は展望台の近くにあった建物の中に泊まる事になった。

こんなのを敷いて、

               寝袋で寝るのだ。
               

初めての夜がテントじゃなかったのは幸いだった。やっぱいきなりテントは辛かったかも知れない。
今思えばテントもなかなか快適空間なんだけど、何しろ初の野外生活なのでね、やっぱり慣れが必要かも知れないな。
リゾートだけに大変清潔なトイレもあったし、水道もある。
お風呂に入るのは無理だろうけど、体を拭く事が出来れば充分くらいの気持ちで来ていたので、体を拭こうとトイレに行ったら、そこには素っ裸で水で体を洗う遊牧民の女性たちが・・・。
ああ、そうか・・・。
この寒空に水で体を洗ったり髪を洗ったりする事が出来なければ、遊牧生活は無理なのか・・・。
よし、やったろうじゃないの!私だって少々の覚悟はして来たのよ!水で体くらい洗ってやろうじゃないの!・・・明日からね・・・。

何しろ第1日目。
ちょっと心が折れかかったのは許して頂きたい。
正直「あー、無理かも」とも思った。
しかし、人間と言うものは慣れを覚える動物であったのだ。

この日は美術家のハチョンス先生のお誕生日で、サプライズパーティがあった。

メガネを掛けた顔が粟根さんに似ていると私だけが思っているハ先生。
残念ながらメガネを掛けた顔を撮る事が出来なかった・・・。


マッコリ好きなカップルが、


          とうとうマッコリ好きな男の子を産み、   
          

                  誕生日おめでとう!のビラが掲げられ、実はそのおめでとうは
                  ハ先生に向けられたものだったと言うもの。
                  

おおたさんがアコーディオンで、寸劇の伴奏と誕生日おめでとうの歌を弾いてくれて、とても素敵な夜になった。

その後はもちろん宴会。マッコリパーティだ。あっちでもこっちでもかんぱーい!


               

宴はまだまだ続いているようだったが、何しろ初めての夜。
今日歩いて来た疲れと、明日歩かなければならない体力を考えたら早く寝なくちゃとそうそうに寝袋に包まる。
そうだ、明日は食事当番になったんだった。
一体何を作ったら良いものだろう・・・と考えながら、午前1時就寝。
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私達は文化遊牧民です

2008年10月04日 | 行った
            「우리는 문화유목민입니다 !」

「私達は文化遊牧民です」を合言葉に芸術家達が集まり、9月16日から30日までの14泊15日間、済州島を歩いて回りながら、村々で公演をしたり、芸術活動をする『제주 머리에 꽃을 거리예술제(チェジュ頭に花を芸術祭)』は今年で3回目を迎えます。
芸術祭自体は7年前から始まっているのですが、こうやって済州島を歩き回る事は今年で3回目。
2回目にあたる去年、私も行く気満々だったのですが、良くここにいらっしゃってる皆さんはご存知の通り、膝に爆弾を抱えまして手術までするハメになり行く事を断念。
今年やっと、本当にやっと参加する事が出来ました。

去年の遊牧民生活の様子を、記録DVDで観たりしていて大体こんな感じかなってイメージはありましたが、実際に参加してみると思っていたより大変で、思っていたより大変じゃありませんでした。
どうにも矛盾していますが、「大変だろうなー」と思っていた事はそんなに大変でもなく、「大丈夫だろ」と思っていた事が意外に大変だったと言う、そんな感じでしたね。

ま、ごちゃごちゃ言うのは止めにして、アホほど撮ってきた写真等を観てもらいながら、私も今一度、文化遊牧民の旅を振り返りたいと思います。
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お別れ会

2008年10月04日 | 日記
10月4日(土)

朝からフラのレッスン。
その後、今まで一緒にレッスンしてきたKさんのお別れ会でした。

Kさんは広島へ引っ越されるそうで、レッスンも先月までの参加でした。
2年間一緒にレッスンしてきたのに残念ですが、仕方ありませんね。

お別れ会はアキビックでランチする事に。
私が行きたくてここに決めたのですが、一緒に行ったオバ様方も安くてデザートまで付いて美味しいわと大評判でした。

   
    イカとアスパラのトマトソーススパゲティー
       サクサクのエビフライ 特製タルタルソース
          柔らか若鶏の甘酢炒め
             生ハムと山菜のシーザーサラダ
                さつま芋のジェラートのせ デニッシュトースト

      

             

今、フラのレッスンは先生も含めて6人程度でやってるんですが、Kさんがいらっしゃらなくなるとたったの5人になるんですよねー。
寂しくなるなぁ。
もし、興味がある方いらっしゃいませんか?
月に2回のレッスンで、お月謝は3000円と言う破格の値段ですよ。
フラで心も体もリラックスしましょ!
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