昭和館2本立ての2本目は「扉をたたく人です。
こちらも人生の坂を下り始めた老齢の大学教授が主人公。
コネチカットに住む大学教授のウォルターは、奥さんを亡くし心を閉ざしたように生きていました。
ある日学会に出席するためニューヨークにある別宅にやってきますが、そこには見知らぬカップルが!
驚いたウォルターですが、彼らもだまされてウォルターのアパートに住んでいた事が分かると、次の住む場所が決まるまで一緒に住むことになります。
カップルはジャンベ奏者のタリクとアクセサリーを売っているゼイナブ。
今までクラシック一筋だったウォルターは、ジャンベのリズムに魅了され、タリクからジャンベを習うことに。
しかしある日ふとしたはずみでタリクは逮捕され、不法滞在だったことが明らかになり、収監されてしまいます。
なんとかタリクを救おうとしたウォルターですが、結局タリクは国外追放になってしまいます。
「人間をこんな風に扱っていいのか」と憤るウォルターですが、社会のルールの前に成す術なく、悲しみを背負ってタリクから教わったジャンベを奏でるのでした。
毎日を忙しい振りをして生きてきたウォルターが、ジャンベに心を惹かれてどんどん前向きになっていくのが観ていて気持ち良かったです。
いくつになっても自分の気持ちのままに好きなことをするって、とても素敵なことですよね。
明日への扉はいつでも、誰でもたたいていいんです。
こちらも人生の坂を下り始めた老齢の大学教授が主人公。
コネチカットに住む大学教授のウォルターは、奥さんを亡くし心を閉ざしたように生きていました。
ある日学会に出席するためニューヨークにある別宅にやってきますが、そこには見知らぬカップルが!
驚いたウォルターですが、彼らもだまされてウォルターのアパートに住んでいた事が分かると、次の住む場所が決まるまで一緒に住むことになります。
カップルはジャンベ奏者のタリクとアクセサリーを売っているゼイナブ。
今までクラシック一筋だったウォルターは、ジャンベのリズムに魅了され、タリクからジャンベを習うことに。
しかしある日ふとしたはずみでタリクは逮捕され、不法滞在だったことが明らかになり、収監されてしまいます。
なんとかタリクを救おうとしたウォルターですが、結局タリクは国外追放になってしまいます。
「人間をこんな風に扱っていいのか」と憤るウォルターですが、社会のルールの前に成す術なく、悲しみを背負ってタリクから教わったジャンベを奏でるのでした。
毎日を忙しい振りをして生きてきたウォルターが、ジャンベに心を惹かれてどんどん前向きになっていくのが観ていて気持ち良かったです。
いくつになっても自分の気持ちのままに好きなことをするって、とても素敵なことですよね。
明日への扉はいつでも、誰でもたたいていいんです。