2009年1月から始まった“歌舞伎座さよなら公演”と銘打たれた一大イベントは、2010年4月までの16ヶ月間の公演をもって終了しました。
私も2009年1月、2009年6月、2010年3月と、3回もさよなら公演に足を運んでいました。
今日観てきたのは、その歌舞伎座のさよなら公演が始まってから、最後の日までの16ヶ月間に公演された作品に昔の作品を交えながら、役者さんに歌舞伎座との思い出を語ってもらうと言うドキュメンタリー形式の映画「わが心の歌舞伎座」です。
中村芝翫丈、中村吉右衛門丈、市川團十郎丈、坂東玉三郎丈、中村富十郎丈、中村勘三郎丈、松本幸四郎丈、中村梅玉丈、片岡仁左衛門丈、尾上菊五郎丈と、当代の歌舞伎界を代表する大御所の皆さんが、歌舞伎座の思い出を語りながら歌舞伎座のそこかしこを紹介して下さいました。
合間にはスタッフさんの仕事の様子や、若い役者さんたちがとんぼを切る練習をしている様子なども紹介されていて、なかなか見ることが出来ない歌舞伎座の裏の裏まで見ることができました。
私が1番印象に残ったのは、衣装さんや床山さん、小道具さんといったスタッフの方々の中に、思った以上に若い方がいらっしゃったことです。
結構お年の方ばかりなのでは?と思っていたので意外でした。でもこうして若い次の世代が歌舞伎の技術を受け継いでいるのだと思うととても嬉しかったです。
それから、この映画を観て初めて知ったのですが、「仮名手本忠臣蔵」四段目の切腹のシーンで、客席から見えていないふすまの裏で、たくさんの家臣役の役者さんたちが平伏して殿の切腹を見守っているんですね。
びっくりしました。
本当に客席からは全く見えない場所なのに・・・。
歌舞伎って、そういう表からは見えないところまで気を遣う、日本人らしい細やかな芸術なのですねぇ。
そういう歌舞伎を好きでよかったと思いました。
休憩を入れて3時間近くありましたが、歌舞伎座との別れを惜しみながらゆっくりと観ることが出来ました。
これは「わが心の歌舞伎座」の前売り券を買ったときにチケットが入っていた袋です。
昭和26年1月3日第4期歌舞伎座開場式のときの袋を元にしてデザインされたものだそうです。
とっても素敵です。大事にしようっと。
私も2009年1月、2009年6月、2010年3月と、3回もさよなら公演に足を運んでいました。
今日観てきたのは、その歌舞伎座のさよなら公演が始まってから、最後の日までの16ヶ月間に公演された作品に昔の作品を交えながら、役者さんに歌舞伎座との思い出を語ってもらうと言うドキュメンタリー形式の映画「わが心の歌舞伎座」です。
中村芝翫丈、中村吉右衛門丈、市川團十郎丈、坂東玉三郎丈、中村富十郎丈、中村勘三郎丈、松本幸四郎丈、中村梅玉丈、片岡仁左衛門丈、尾上菊五郎丈と、当代の歌舞伎界を代表する大御所の皆さんが、歌舞伎座の思い出を語りながら歌舞伎座のそこかしこを紹介して下さいました。
合間にはスタッフさんの仕事の様子や、若い役者さんたちがとんぼを切る練習をしている様子なども紹介されていて、なかなか見ることが出来ない歌舞伎座の裏の裏まで見ることができました。
私が1番印象に残ったのは、衣装さんや床山さん、小道具さんといったスタッフの方々の中に、思った以上に若い方がいらっしゃったことです。
結構お年の方ばかりなのでは?と思っていたので意外でした。でもこうして若い次の世代が歌舞伎の技術を受け継いでいるのだと思うととても嬉しかったです。
それから、この映画を観て初めて知ったのですが、「仮名手本忠臣蔵」四段目の切腹のシーンで、客席から見えていないふすまの裏で、たくさんの家臣役の役者さんたちが平伏して殿の切腹を見守っているんですね。
びっくりしました。
本当に客席からは全く見えない場所なのに・・・。
歌舞伎って、そういう表からは見えないところまで気を遣う、日本人らしい細やかな芸術なのですねぇ。
そういう歌舞伎を好きでよかったと思いました。
休憩を入れて3時間近くありましたが、歌舞伎座との別れを惜しみながらゆっくりと観ることが出来ました。
これは「わが心の歌舞伎座」の前売り券を買ったときにチケットが入っていた袋です。
昭和26年1月3日第4期歌舞伎座開場式のときの袋を元にしてデザインされたものだそうです。
とっても素敵です。大事にしようっと。