11-11:遮音と間取り
ひとつ屋根の下で暮らすからといっても、家族間でもプライバシーは守りたい時もある。
半面に、あまりにも個室化が強すぎると「気配を感じる家」などというような、昔風の間取りが良いともてはやされる場合もある。
私としては、後者の方が好きなスタイルではあるのだが・・・
さてさて、遮音とプライバシーを考えるに木造の住宅では少しばかりつらい部分もあるのです。たかが10数センチの壁を隔てて部屋があり、数10センチで上下階が重なっている事実はどうしようもないかもしれないですね(笑)。
重い材料は音を伝えにくいとか、ゆるい緩衝材でやわらげるとかの方法もないことも無いのですが・・・
間取りで何とかなる場合もあるのです(汗;)。
ひとつは、部屋と部屋の間に収納部(押入・物入・クローゼット)を取ることです。特に、寝室と子ども部屋はそうしたいです。壁1枚でベッドとベッドがお見合いするような事は避けたいですね(笑)
ふたつめは、寝室はリビングの上に配置する。???あんまりピンと来ないかもしれませんが・・・くつろぎの時間に上階でドタバタされると家族間でもムカつきます(笑)。子ども部屋は、キッチンとかお風呂の上などの、音の気にならない部分が良いかもしれません!
その他にも色々とあるのですが・・・
以前の記事「親亀の上に子亀を乗せて~」とか「音の風景」を参考に・・・
簡単に書いてるけど、間取りに反映するとなると相当に気合が入っていないと難しいのです。(汗;)逆に、そんな見方で間取りを見るとどのくらい考えられた家なのかが見えてきます。
そんなのかんけーな~い♪という人にはどうでも良いことだけど、知ってて損は無いのかな~って感じ、微妙ですが・・・