nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

初心を大切にしたいと思います。

2012年12月22日 22時07分23秒 | サステイナブルコーヒー
オープンして1年がたちました。

多くの方々のおかげで
とりあえず1年続けることができました。
多くの方々に感謝です。

この1年いろいろなことがありました。

お店を開業するにあたって私の父親に
「始めるのはだれでもできる。
どこで身を引くかが難しいから、
お金を借りなきゃ続けられないのなら
その時点で、終わってるのだから、あきらめなさい」
っと開業する前から、こんなことを聞かされました。

実家はもともと、西陣織の帯のはたおり工場を営んでいました。
家に計5台ほどの機織りの機械と糸を紡ぐ機械などがあり
小さいころから「カットン、カットン」というはたおりの音の中で
育ってきました。
父が若いときに祖父が他界し、若くして家を継いできました。
そしてこの社会の流れで、西陣の小工場の経営がいいわけがあるわけもなく
私が中学にあがるころに工場を閉めて
家も建て直して、父も母も勤めにでて
姉とわがまま好き放題の私を育ててくれました。
(今でもお世話になっていますが・・・)


本当に苦労したと思います。
そんな父親の言葉だったので
本当に深い思いを感じました。

私たちの開業にあたっては
口ではいいませんでしたが
本当に心配をしていたと思います。

お陰様で、1年目でいろいろメディアにもご紹介いただき
特に夏ごろの「ぷりぷり(毎日放送)」さんでは
ものすごい反響をいただきました。
そばで両親も見てくれていて
まだまだ不安いっぱいだとは思いますが
ちょっとは安心してもらえたのかと思えて
確かに売り上げもありましたが
それが、本当に一番よかったっと思いました。
本当に今でも自分たちの生活で精一杯で
まだまだ親孝行ということができずに
未だに甘えさせていただいていますが。

1周年でいただいた大きな大きな洋ランも
ちょっとお店のスペース的には大きすぎますが
うちの両親らしくてありがたく、お店に置かせていただいています。

感謝の気持ちでいっぱいです。
なかなか直接は言うことはできませんので
ここで密かに形にしておきます。

先日、オープン当初から来ていただいている
もう一ついえば、前職のヒロコーヒー時代から
応援いただいてるもう半分家族のような方が
宝塚の方からきていただいてそのあとメールをいただきました。

プレオープンの時の様子をブログで見て感動していただいたということでした。
ちょっともう忘れかけていたことを思い出させていただいてきました。
今回は
1周年を記念してなかなか書けないような
このようないい人アピールブログにさせていただきました。

そして初心に戻るためにも
オープン時に書いたブログも下記に
再度掲載させていただきます。

樹齢100年の木が今もなお美味しいコーヒーの実をつけ続けるように
細々ですが、じわじわいい味を出していきたとおもっています。
そして、その樹齢100年の木に追い付けるよう1歩を踏み出したばかりです。

見捨てられないようワクワクの絶えないお店にしていきたいと思います。
末永くサーカスコーヒーをよろしくお願いいたします。


一年前のブログです。



12月1日大安木曜、9時50分。
家内、私の両親と私でオープンの式をしました。
ここにいたるまで、いろんな方のお世話になり
特に、この3人には、私のわがままと好きなことを
存分にさせてもらい苦労をかけ(これからも・・・)、
育ててもらってきて
ほんとに感謝でいっぱいですが
なかなか伝える機会がなくて、
いろいろ伝えることができました。


そんな感無量のなかオープンして、こ一時間ほどたつところまで
来店がなかったので、なかなか気まずい雰囲気がありましたが
なんとか、来店第一号の方がこられてほんとよかったです。

プロ野球の初登板の選手がはじめのアウトをとる気持ちが
よくわかりました。

今日は、あまり告知してなかったのにもかかわらず
お客様もいきていただけて、
おもてなしができました。

両親からは赤飯、ご近所さんから焼きたてパン、プリンなどなど
差し入れをいただいて感謝感謝。




あと、開店合宿して準備てつだってもらったUめちゃん!ありがとう!
ほんと助かりました。

たくさんの人たちに心から感謝です!
自分たちらしく、
美味しいコーヒーを通じて一人でも多くの方々と
つながっていける集まれる場に、「サーカスコーヒー」が
なるようがんばります!
一度ご来店お待ちしています!