nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

古本屋さんで見つけた「珈琲ものがたり」40年前のサードウエーブ

2013年02月26日 00時11分35秒 | コーヒー豆知識
寒い日々が続いています。

実は、次女さんがついにインフルエンザになってしまいまして大変です。
特に高熱が出ることもなくいたって元気ですが、外出することもできないで
パワーが有り余るばかりです。
他に家庭内感染が広がらないことを祈るばかりです。

さて先日、イベントで「小さなお店」ということで
ゲストスピーカーとして呼ばれて少しというか結構話をしてしまいました。
なかなか新しい発見などあり面白かったです。

一緒のゲストとして
「カライモブックス」さんも 
来られていました。

http://www.karaimobooks.com/

サーカスの比較的近くです。
古本屋さんです。
「仕事をしたくない」っというところから古本屋さんになったっとおっしゃっていましたが
とてもとても熱い人でした。
水俣のことに関心をもっておられるご夫婦で
社会問題に取り組む古本屋さんです。
とても温かい古本屋さんです。
この時代に必要な場所だと思います。


そこに早速娘といってみました。

そこでびっくりコーヒーの本を発見。
沢山ある本の中で、私には光がさしているように
目線が導かれました。

一昔前までは、近くにも古本屋があり
よくこのような体験をしたように思います。
懐かしく感じた、本との運命的な出会いの瞬間でした。


40年ほど前の本ですが、きれいに保管されていていました。
当時のコーヒーの事情がよくわかるし
「全国コーヒー店ベスト700案内」とかとても面白い。
はじめは「南蛮茶のいわれ」から始まりとても興味深い。

今のサードウエーブ的な書籍には少々飽きてきているので
この本はとても面白いです。

まさに当時の最新ウエーブだったんだと思います。

京都のところでは、「イノダコーヒー」「ソワレ」「六曜社」など今でも
珈琲の老舗となっている名店も載っていましたが
多くが名前も聞いたこともないお店です。

「美人喫茶」などという「美人」を売りにしたお店などもあったようです。

まだ読み始めたばかりですが
とても面白い本です。

興味ある方は、店主にお聞きください。
お貸しすることはできませんが、是非見て行ってください。


「珈琲ものがたり 寺下辰夫」