nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

私にとっての「コーヒーの魅力」

2017年11月22日 21時00分01秒 | サステイナブルコーヒー

コーヒーの魅力について書いてみようと思います。

実際に書くと1冊の本になるんじゃないか(大げさですが)と思う感じもしますので
何回かに分けて書いてみようと思います。

ちょっと最近感じていることでいうと
もっともっと今までコーヒーにあまり興味のなかった人にも
「コーヒーの魅力」を感じてもらいたいなぁ~っと思っています。

一時のコーヒーブームがなんとなくひと段落した感じがあって
今の情報化社会の中で、奥深い一部のマニアックな人たち(悪い意味ではないです)は
より深いところまで行かれていて、
これからは、より広い人たちにコーヒーの魅力を伝えていかないといけないなーっと感じています。

私自身、コーヒー関係の知り合いも多いので
SNSとかでも、沢山コーヒー業界の情報が入って来ます。
それで、なんとなくそれが一般的に知られているジョウシキと
どこかで感じてしまっていることがあります。

「業界の常識は一般の非常識」ということを感じなおして
知識ゼロから興味を持ってもらえる情報を知ってもらおうと思います。

6周年を迎えるにあたって、来年は一大イベントを計画しておりますので
初心にかえってゼロからスタートしていきたいと思っています。


皆様にとって「コーヒー」ってどんなものでしょうか?
私が初めてコーヒーについて真剣に勉強し始めたのは、
もう20年近く前ですね。

新卒で入社した会社を退職して、
これから何を仕事にしていこうかと人生に悩んでいたことですね。

たまたま内定をいただいた会社での新設のコーヒー工場での勤務が決まった時でした。
今でも覚えています。
「伊藤博」さんの「コーヒーを科学する」という本を読んで初めて
コーヒーが、一粒一粒手で収穫されていること(基本的には)を知りました。
佐賀県鳥栖のミスタードーナツだったと思います(笑)
衝撃的でした。
何気なく飲んでいたコーヒーがそんな手間のかかったものだったんだと知りました。
それで、歴史的にみたら、人権問題や搾取とのかかわりも深いものでした。

前職で発展途上の国で仕事をしていて現地で感じたこと色々とありましたし
昔からそういった問題意識がなかった方ではなかったので
コーヒーを通じてなにかできることがあるのではと思いました。

当時、働いていた会社の上司の方や先輩、同僚、後輩の人たちも
とてもコーヒーに熱い人たちも多く切磋琢磨して
色々と勉強をさせてもらいまいした。

もちろん、いいコーヒーは美味しいな~っという事もあります。
当時お付き合いをはじめた彼女(も ち ろ ん 今の奥様(笑))が
コーヒー好きだったこともありますし
コーヒーを飲んで喜んでもらえるのが一番うれしかったです。

コーヒーを通じて
世界中とつながりを感じることができますし
美味しいコーヒーができて、
単純に「美味しい」といって喜んでもらえることが私にとっての最大の魅力かもしれません。

そのあとも右往左往しながら
コーヒー屋さんをはじめて
お金をいただいて、「美味しい」「ありがとう」って
言っていただけるとは本当に幸せな限りです。
ありがとうございます!

右往左往はまた後日。

何を言いたいかわからなくなってきましたが
一度私の中で初心にリセットするために
こんな内容になってしまいました。

またコツコツとコーヒーの基本的なところから
コーヒーの魅力をお伝えしていきたいと思います。

長らくのご清聴ありがとうございました。


オープン当初のサーカスコーヒー