nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

「文化」としてのコーヒー

2018年09月22日 09時37分18秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のコーヒーは

久々の新しい限定アイテム

深煎り グァテマラ ラクンブレ農園 無酸素発酵プロセスです。

果実感の強い個性的な味わいを

強めの焙煎で風味豊かな味わになっています。







京都には、様々なコーヒー屋さんがあります。

何かの統計では、

京都が全国1位というデータもあります。

歴史的には、室町時代に喫茶店の源流と言える

「一服一銭」という茶屋が東寺に出店されたそうです。

その後明治30年にミルクホールが開業して

それがカフェーに発展したということです。

今でも続いている喫茶店も

昭和初期に開業されたお店も結構あります。

進々堂、フランソア、ソワレ、六曜社などが歴史をつないでいます。

そう考えると

100年近い歴史があって

脈々と積み重ねられて本当すごいと思います。

日本の歴史ある古都京都で

今や日本茶と同等にまた

それ以上に市民の生活に

「コーヒー」という異国の飲み物が

このたった100年ほどで

浸透して文化として

今もなお、進化を続けています。

京都のコーヒーは

「京都コーヒー文化」として

他の地域と一味違う歴史があると思っています。

トラベリングコーヒーの牧野さんとも

先日熱く盛り上がったのですが

京都を「コーヒー文化」の街として

浸透していければと思っています。


コーヒー業界の今の傾向として

「生産者」に目がいきすぎだと考えています。

もちろん「生産者」との関係は大事ですし

私もとっても重要だと思っています。

ただ、循環社会の中で

「消費国」として

「コーヒー」の価値を伝えて

「いいコーヒー消費文化」を作っていくことも

同じくらい大事だと考えます。

「いいコーヒー」を作ってくれても

「いい値段」で買ってくれる人たちがいないと

意味がなくなります。

私のような個人商店は

地道に地域に根ざして

お店を続けていくことが

大事なんだと

再認識することができました。

みんなで「コーヒーの価値」を高めていきましょう!

だれに言ってるのかよくわかりませんが・・・

っとよくわからない締めになりました笑