自分でも訳の分からない状況なので、気を静めるために客観的作業である文章というものをしたためてみむ…と致しまするに、
先程、うちのベランダで西瓜がとれました。
きのうは二十四節気のうち大雪でありました。
この秋口に突如、甘夏の棒苗を一株購入する成り行きになり(この顛末は後日…)、ちょうどよい鉢が無く、根方が土から少々はみだし、上方の根が空気に曝されたままになっておりましたのが、とても気に懸かっておりました…しかし、哀しいかな…季節労働者的演奏会&行事シーズンはshow must go on的に進みます…
ふと、懸案事項の甘夏を植え替えなければ…と思い立ち、鉢を新たに買いに行っている暇がなければ、手持ちの鉢植えで代替できるものはないか…と、ロケットの損傷を積み荷内の別な器具や道具で修理し、乗組員を無事生還させたアポロ13の映画の1シーンが想い浮かんだのです。
…そこで、実生3年目でありながら、若干大きめの鉢にて育成中のレモン苗(ゆりかご荘の一つ)と、鉢を交換しようと思い付きました。
その作業は無事済んで……更に、実生のレモンの苗で、ふた粒が密接に生えて、想夫恋や玄宗皇帝と楊貴妃を詠った詩…連理の枝のように育っている鉢へ思いが及び、さてシャム双生児の手術を決断する時が来た…と掘り起こしてみましたら、根が別々に生えており無理なく分けることが出来ましたので、無事に空いていた小振りの植木鉢へ、おのおのを。
…しかし、何という事、ここへ来て土が足りないことに気がつきました。
ふたたびNASA地上スタッフの出番です。
…そうだ、この9月、酔狂にスイカの種を植えてみたプランターに、今は枯れてしまったけれど、余分な土が、あったではないの…!!
というわけで、ハスラーの手になる撞球の玉の如く、ほぼ奇跡的な顛末ながらもベランダの外界との際の、レモンの鉢の向こう側に捨て置かれておりましたプランターをよっこらしょ、と持ち上げてみましたところ、ゴトン…と、手摺りの向こう側で鈍い音がしました。
一体何が…そんな錘のようなもの置いてあったのだろうか…鳥が何か運んできたのかしら…
と、恐る恐る、レモンの向こう側を覗いてみましたら…丸い瓜のようなものが。
夏も終わって、あだに黄色い花が咲いた…とばかり思っておりましたが、立派に結実していたのでした。
大きさは、現在生育中のレモンの実よりちょと小さいぐらいです。
蔓が枯れなければもっと育っていたのかも。
しかし、植物とはなんと健気なものでしょう。
負けずにお稽古に励まなくては…
西瓜を育てたプランターの土を流用するのも申し訳ない気も致しましたが、檸檬にいのちを繋ごうと、二株に分かれた新・ヴィラゆりかごも誕生し、せわしない12月の初旬に暫し、清々しさを補充したのでした。
【追記】
気まぐれに蒔いた西瓜の種から芽が出て花が咲いたのは、いつ頃だったのか…
撮り溜めていた写真を調べてみましたら、
いくつか咲いた花も、終わり際になっていたのを
最後に撮影したのは10月5日のことでした。
先程、うちのベランダで西瓜がとれました。
きのうは二十四節気のうち大雪でありました。
この秋口に突如、甘夏の棒苗を一株購入する成り行きになり(この顛末は後日…)、ちょうどよい鉢が無く、根方が土から少々はみだし、上方の根が空気に曝されたままになっておりましたのが、とても気に懸かっておりました…しかし、哀しいかな…季節労働者的演奏会&行事シーズンはshow must go on的に進みます…
ふと、懸案事項の甘夏を植え替えなければ…と思い立ち、鉢を新たに買いに行っている暇がなければ、手持ちの鉢植えで代替できるものはないか…と、ロケットの損傷を積み荷内の別な器具や道具で修理し、乗組員を無事生還させたアポロ13の映画の1シーンが想い浮かんだのです。
…そこで、実生3年目でありながら、若干大きめの鉢にて育成中のレモン苗(ゆりかご荘の一つ)と、鉢を交換しようと思い付きました。
その作業は無事済んで……更に、実生のレモンの苗で、ふた粒が密接に生えて、想夫恋や玄宗皇帝と楊貴妃を詠った詩…連理の枝のように育っている鉢へ思いが及び、さてシャム双生児の手術を決断する時が来た…と掘り起こしてみましたら、根が別々に生えており無理なく分けることが出来ましたので、無事に空いていた小振りの植木鉢へ、おのおのを。
…しかし、何という事、ここへ来て土が足りないことに気がつきました。
ふたたびNASA地上スタッフの出番です。
…そうだ、この9月、酔狂にスイカの種を植えてみたプランターに、今は枯れてしまったけれど、余分な土が、あったではないの…!!
というわけで、ハスラーの手になる撞球の玉の如く、ほぼ奇跡的な顛末ながらもベランダの外界との際の、レモンの鉢の向こう側に捨て置かれておりましたプランターをよっこらしょ、と持ち上げてみましたところ、ゴトン…と、手摺りの向こう側で鈍い音がしました。
一体何が…そんな錘のようなもの置いてあったのだろうか…鳥が何か運んできたのかしら…
と、恐る恐る、レモンの向こう側を覗いてみましたら…丸い瓜のようなものが。
夏も終わって、あだに黄色い花が咲いた…とばかり思っておりましたが、立派に結実していたのでした。
大きさは、現在生育中のレモンの実よりちょと小さいぐらいです。
蔓が枯れなければもっと育っていたのかも。
しかし、植物とはなんと健気なものでしょう。
負けずにお稽古に励まなくては…
西瓜を育てたプランターの土を流用するのも申し訳ない気も致しましたが、檸檬にいのちを繋ごうと、二株に分かれた新・ヴィラゆりかごも誕生し、せわしない12月の初旬に暫し、清々しさを補充したのでした。
【追記】
気まぐれに蒔いた西瓜の種から芽が出て花が咲いたのは、いつ頃だったのか…
撮り溜めていた写真を調べてみましたら、
いくつか咲いた花も、終わり際になっていたのを
最後に撮影したのは10月5日のことでした。