西暦2025年3月9日早朝。
迂闊なことに、居間の長椅子の蔭に終齢幼虫が露営(?)していたことを露とも知らず…
この一冬を、彼と共に過ごしていたのでした。
越冬サナギは、寒暖ではなく、昼夜の陽光の差によって季節を知り己が羽化する時を測るらしいのですが、よくまぁ、啓蟄を過ぎたとは言え、こんな季節に…
ともあれ、無事に羽化した蝶を室内に留めることも出来ないので、明るいベランダへの戸を少し開けて放って置きましたら、床に傾いで倒れております。
外気温3℃…瀕死の状態かも、と、指を差し出すと掴まってきたので、再び暖かい居間へ。

観葉植物の鉢の根方で水分補給をしたり、パタパタと自由に舞い遊んでおります。

片付け途中で積んである書誌の凸凹が居やすかったのか、しばしまどろむ本の角。
渡世のため私もそのまま彼を残して仕事に出掛けました。
※上から『没後50年 松野一夫展』図録 北九州市立美術館 2023
2冊目:繊月を見るたび、小学生の時読んだ『空に詩織の…』という漫画のタイトルが想い浮かぶのですが、題とその扉絵の記憶以外思い出せずにいたのが、この正月、迚も気になり始めて、思い付いてインターネットで調べましたところ、鈴木光明先生の掌編である事が判明。私がかつて手にした少女マンガ誌とは違う再編の雑誌でしたが、手頃な価格でしたので入手。50年の時を超えて再読。
3冊目:『古典図説』明治書院
4冊目〜:『季刊 落語』弘文出版 追悼・笑福亭松鶴、❜87新真打とその背景 …昭和の終わり頃、落語と寄席にハマり、当時住まいしていた近所の富士見通りの本屋さんに落語関連雑誌を取り寄せて頂いておりました。ご店主は三遊亭円丈師匠によく似た方でした。
さて、日も暮れて…急拵えではありますが、蝶のお食餌たるお土産を携え家路を急ぐ。

気に入ってくれたようで、ミモザの花房によじ登りジャングルジム様にして遊んでおりました。
はてさて、明日からどうしたものか…
迂闊なことに、居間の長椅子の蔭に終齢幼虫が露営(?)していたことを露とも知らず…
この一冬を、彼と共に過ごしていたのでした。
越冬サナギは、寒暖ではなく、昼夜の陽光の差によって季節を知り己が羽化する時を測るらしいのですが、よくまぁ、啓蟄を過ぎたとは言え、こんな季節に…
ともあれ、無事に羽化した蝶を室内に留めることも出来ないので、明るいベランダへの戸を少し開けて放って置きましたら、床に傾いで倒れております。
外気温3℃…瀕死の状態かも、と、指を差し出すと掴まってきたので、再び暖かい居間へ。

観葉植物の鉢の根方で水分補給をしたり、パタパタと自由に舞い遊んでおります。

片付け途中で積んである書誌の凸凹が居やすかったのか、しばしまどろむ本の角。
渡世のため私もそのまま彼を残して仕事に出掛けました。
※上から『没後50年 松野一夫展』図録 北九州市立美術館 2023
2冊目:繊月を見るたび、小学生の時読んだ『空に詩織の…』という漫画のタイトルが想い浮かぶのですが、題とその扉絵の記憶以外思い出せずにいたのが、この正月、迚も気になり始めて、思い付いてインターネットで調べましたところ、鈴木光明先生の掌編である事が判明。私がかつて手にした少女マンガ誌とは違う再編の雑誌でしたが、手頃な価格でしたので入手。50年の時を超えて再読。
3冊目:『古典図説』明治書院
4冊目〜:『季刊 落語』弘文出版 追悼・笑福亭松鶴、❜87新真打とその背景 …昭和の終わり頃、落語と寄席にハマり、当時住まいしていた近所の富士見通りの本屋さんに落語関連雑誌を取り寄せて頂いておりました。ご店主は三遊亭円丈師匠によく似た方でした。
さて、日も暮れて…急拵えではありますが、蝶のお食餌たるお土産を携え家路を急ぐ。

気に入ってくれたようで、ミモザの花房によじ登りジャングルジム様にして遊んでおりました。
はてさて、明日からどうしたものか…