普通は、旧式のパソコンを使うと「ストレスが溜まる」のですが、でも、旧式のパソコンを使ったあとに少し新しいパソコンを使うと、非常に快適に使えますから、一挙にストレスが解消するのです。いわば、足らざることを知って満足を得るのです。こういった質素な貧しい環境での生き方こそが現在求められている理想的なパソコンの使い方です。
スマホが全盛になりつつありますが、非常に高性能だからといって、もし、誰もがyoutubeやグーグルマップを一斉に長時間見たり、3DのソーシャルゲームをPLAYしていたらどうなるのかは火を見るより明らかです。フリーズしてしまうか、回線がパンクします。だから、そういうIT機器の贅沢な使い方はこれからのIT社会にはふさわしくないです。動画など大容量のデータ通信は、携帯電話各社が通信インフラに投資をしないと回線がパンクするので、利用者が多いと値上げとか速度制限とかをせざるを得ないのです。それに、見たりPLAYしている本人もテレビの見過ぎやゲームのやり過ぎと全く同じことで、2台目の小さなテレビを視聴しているか、DSやPLAYstationの代替品をもう1台買い揃えて使っているに過ぎないので、経費の無駄遣いになります。
やはりそうではなくて文字による通信手段を考えた方がいいのです。学校で文字を習ってそれを活用して日常生活に生かしているのですから、スマホが高性能だからといって、youtubeやゲームなどで写真やイラストや動画ばかりを見ないで、文字情報を活用した方が経済的でいいのです。
そういう意味からもっと言うと、自分で能動的にブログやツイッターなどで入力するのが一番頭の体操になるしボケの防止にもなるのです。また、新聞記事を読むという行為の方が、遥かに有効です。考えながら読むからですし、本来、受身的な新聞の読み方なんてのは存在しないわけで、この記事は本当だろうか?と疑いながら読んでいるわけです。例えば、朝日新聞や読売新聞の記事で、最近問題になっているTPPの問題について、いろいろな政治家や識者が論評していますが、どの意見にしても100%鵜呑みにして読んでいる人などいるわけがないからです。こういう各新聞社の記事をオンライン記事で読むのも、PCやスマホの活用法としては最適ではないでしょうか。