標題のような警告が表示されるサイトは、外国の零細な無料サーバー、A社、B社、U社などいくつかあります。別にこれらのサイトの全てのサーバーが悪質なプログラムに常に汚染されている訳ではないので、安全なサーバーを選んで使えばなんら支障なく使えます。でも、これらのサイトを公式なホームページに使用することは、控えておいたほうが無難です。何も知らない人は、このサーバー会社の運営するサイトがぜんぶ危険だ・・・などと予断と偏見で即断してしまう惧れがあるからです。
私は、以前にこのようなサイトに、公式なホームページを作って運営していたことがありますが、でも、ウィルス対策ソフトで「警告が出ているよ!」と指摘されて、それ以降はそれを公式サイトに使用するのをやめました。日本では、いろんなサーバーがありますが、そういう警告の出たサーバーは見つかりせんでしたので、そのうちのひとつのサイトに公式なホームページを移転しました。
でも、私的なブログには現在も、その警告の出た外国の無料サーバーで、警告の出ないドメインを選んで使い続けています。これは、至極当然の話でありまして、そりゃあ、無料サーバーなんだから、中には違法なプログラムをばら撒くような行為をする人はいると思います。でも、だからといって、そのサイト全体が危険である訳じゃないのです。99.9%が何の害もないサイトばかりで、ほんの0.1%が過去に、それも1年以上も前に違反サイトであったのですが、今は既に強制的に削除されていて・・・現在は何の害も無いサーバーであるのに、いまだにウィルス対策ソフト会社が、格付けで「黒」と判定し続けているだけのことです。
一方これに比して、たとえば、グーグルストアで個人情報が漏洩するような悪意のあるソフトが配布されたことがありました。しかし、グーグルストアはウィルス対策ソフトで「危険なサイト」と判定されてブラックリストに載ったのでしょうか?答えは否です。つまり、ウィルス対策ソフトの会社は、グーグルストアとかyahooサイトとかのネット社会で非常に有用なサイトでは、その中に仮にウィルスがばら撒かれているサイトが見つかったとしても、当然、対処してネットから消しましたので、ブラックリストにのせることはしないし、力関係から言っても、格付けを最下位に位置づけるのは不可能なのです。
つまり、大雑把に言えば、違法なサイトが見つかった場合に、超大手企業をブラックリストに載せる訳にはいきませんが、国外の零細企業のサーバーは解決済みでも長期間載せ続けているのです。考えてみれば非常に理不尽な話です。