趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

ホームページ制作に適したプロバイダー選びとは?

2013-10-27 11:53:40 | プロバイダー

 NTT西日本フレッツ光プレミアムでプロバイダーぷららを契約すると、マンションタイプで月額3700円程度です。ケーブルネットでは、光電話込みで3900円程度ですから、経費で1300円ぐらい有利ですので魅力的ですが、果たして乗り換えた方がいいのでしょうか?私個人的には、結論は否です。なぜならば、いくら費用が安いといっても、上り速度が1.8Mビット/s程度で今までよりも極端に低速なので、とても乗り換えられないわけです。現在は少なくとも20Mビット/s以上は出ているので・・・・。

 ケーブルネットは、ごく普通にネット検索するには必要十分ですが、私はボランティア団体のホームページ担当で写真・動画・PDFなどのアップロードが業務ですので、やはり、こういう用途には上り回線の遅いケーブルネットは向かないようです。実際、近隣の会社でテストしてみましたが、何度試みても100MB程度の動画転送に5分以上かかり転送エラーが出ました。自宅では上記の光回線の「ぷらら」ですが、これはわずか30秒ぐらいで難なく完了しています。

 動画投稿は、画質・音質が低下しますが圧縮して容量を抑えたり、或いはごく短い携帯動画を無修正で投稿したりするならば遅い回線でもエラーが出ないでしょう。ただし、不特定多数への公開が前提ですから、あまりに不鮮明な画質では見てもらえないでしょうし、短い動画といっても最低限、タイトルや説明文を入れたり、プライバシー保護のために不要シーンや不要音声のカットをしたり、著作権表示・BGMを挿入したりする必要がありますから、ある程度の長さの作品になるので、それなりの容量が必要になってきます。

 標題に戻りますが、一般的な企業や団体のホームページの公開が目的でプロバイダーを選ぶのであるならば、大きく性質の異なる光回線(上りも下りも同じ速度の対称通信)とケーブル回線(上りが下りと比して極端に遅い非対称通信)をお値段だけで比較検討するようなことは、かなり無理があるのではないでしょうか。 

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