フォトビューワーの印字が薄いので・・・
最近、Wibndoos 10の付属のフォトビューワーで4~9枚の写真のサムネイルをキャノンのIP2700で印刷すると色調が薄すぎて、まったく使えなくなりました。なので、いろいろとググってみると、フォトビューワー側の色調設定を外して、プリンタの色調設定を使えば正常に印刷出来ると書いてありました。でも、IP2700の色補正セットで試してみても全然ダメでした。その他、インクを互換インクから純正インクに変えてみてはどうかとアドバイスがありましたが、変化がありませんでした。
ワードに写真を仮付けると・・・
ワードに罫線を挿入して3×3のマス目を作って、そこに写真を9枚貼り付けて印刷すると正常に印刷出来ました。ただし、この方法はサムネールの写真の枚数が少ない場合は簡単ですが、20~30枚となると非常に面倒です。写真の大きさを小さく均等にするためにフォトレタッチソフトで画像サイズ一括縮小変換をしてから、それを1個ずつマス目に挿入していかないといけません。単純作業の繰り返しなので簡単なようですが、案外漏れ落ちや操作ミスが出て、非常に手間取ってしまう事があるのです。
エクスプローラー型画像ビューワーXnView
そこで、別の便利なアプリを探しました。窓の杜という無料ソフトの検索サイトでXnViewというアプリをダウンロードして、サムネールを印刷してみました。下図のように、小さい9枚の写真がWindows10標準のphotoビューワーで印刷したものであり、大きな4枚の写真がXnViewで印刷したものです。
印刷の不具合の原因
さすがに、印刷品質の違いは一目瞭然です。印刷の色調の不具合の原因は、Intelのグラフィック・メディアコントロールパネルの色調整がうまく出来ない事にあります。なので、これに依存するMIcrosoft系ブラウザのエッジやインターネットエクスプローラー、Photoビューワーなどで印刷する際に色調の不具合が起こります。なので、これとは全然別個のグラフィック系統のアプリ=Xnviewを立ち上げて、印刷すると正常に復帰します。読者諸賢には、このことが何かの参考になれば幸いに存じます。