本日、LUBUNTU20.04で投稿しています。実は、最新版のインストールを試みたのですが、できなかったので2つ前のバージョンをインストールした次第です。これでも、2023年の3月まではサポートが受けられるので、使用上の支障はないはずです。
LUBUNTUのメモリ割り当ては要注意
このLINUXのインストール方法は通常のやり方では、Windows10とLINUXをデュアルブートするようにインストールするのですが、失敗すると元も子もなくなる危険性があるので、まずWindows10上でOracleバーチャルボックスをインストールしてから、その仮想ディスク上でLUBUNTUをインストールします。インストール自身は手順に従ってOKボタンを押せばいいだけで至極簡単です。が、注意すべきことは、メモリ割り当てが全部で4GBのところ、LUBUNTUに1.7GB程度に設定することです。つまり、メモリをLUBUNTUにこれ以上、過分に割り当てると、ホストOSであるWindows10自体の容量が2.3GB以下になって不安定となり、関連して仮想ドライブ上のLUBUNTUも最悪フリーズする可能性が高くなります。反対に、1.7GBよりも過小に割り当てると、今度はLUBUNTU自体が不安定になります。そういうわけで、1.7GB程度の割り当てならば、下図のようにwindows10側の仮想メモリが残り442MB、物理メモリの消費量が88%であり、まあまあ安定してLUBUNTU20.04もWn10も両方共稼働できる妥協点だと思われます。
日本語入力は、fcitxモザイクをインストールする
そのままでは日本語入力ができないので、システムをアップデートしたあとに、ターミナルモードで、sudo apt-get install fcitx-mozcと打ち込みます。そして、システムをリセットすると日本語入力ができます。
デスクトップ環境LXQtは非常に軽量で軽快動作
UBUNTUのもともとのデスクトップ環境はGNOMEといって、古いPCではUBUNTU20.04では非常に重たいものです。なので、軽量のデスクトップ環境としてLUBUNTU20.04ではLXQtがわずか360MB程度しか起動にメモリを消費しない最軽量であるため、18.04から採用されています。
Youtube等の動画サイトも軽快動作
実際にブラウザCHROMIUMでYoutubeやNHK+を起動していろんなコンテンツ番組を視聴したところ、全く映像や音声が途切れずに普通に再生できました。使用機種は、VN770/Cメモリ14GB、WIN10、CPUcorei5-460Mですから、今となってはローレベルのPCです。こんな非力な古いPCでも、現役のLINUXが軽快に動作しますから、LINUXは優秀です。
OFFICEソフトも完璧に軽快に動作
LIBLEOFFICEというLUBUNTUのプリインストールされたオフィスソフトも完璧に軽快に動作します。なので、何らかの原因でMSオフィスが正常に動かない場合に、代替のオフィスとして臨時に使うことができます。
要注意事項・・・タスクトレイの音声アイコンは触らない
Youtubeなどの動画視聴の際に音量調整が必要ですが、この場合は、必ずYoutubeの音量調整ボタンを触ること以外は、絶対にタスクトレイの音量ボタンを触ってはなりません。このボタンは、ワンクリックするとミュートになるというか、音声出力自体が無効になってしまいます。こうなると、ボリュームが100%であっても全く鳴りません。設定の音声出力の項が「無効」になって仕舞いますから、「有効」にチェックを入れ直さないといけなくなります。また、システムが不安定になってYoutube自体が再生出来ない事もありますので、要注意です。