趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

後付け安全運転支援装置は万全か?

2024-03-06 06:49:04 | 機器について

後付け安全運転支援装置・・・これは、各自動車メーカーから5万円程度で販売されていますが、踏み間違えないような警告ランプや警告音が作動する、或いはアクセルを踏んでも加速が抑制されるような仕様になっているものもあるようですが、かといっても、自動的にブレーキがかからず、自分でブレーキをかけないといけないようです。ここが、新車を購入した場合との大きな違いです。だから、衝突事故は、古い車種では自動的に回避できません。詳しい理由は、ググってみると、オートマ車のアクセルは昔から自動制御されるようにプログラミングされているので、後付けでも、さらに安全制御するプログラムを組み込む事が可能だが、ブレーキに関しては、ほぼ昔のマニュアル車の手動のままであり、新たに追加して自動ブレーキのプログラムを組み込むことが、古い車種では不可能だと説明されていました。

高齢者のアクセル・ブレーキの踏み間違いによる事故の増加

 最近、2024年2月末の時点で、高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違い死亡事故が頻繁に報道されています。2022年の交通事故総合分析センター調べでは60歳以上で約40%を占めており、この年齢層が加齢による注意・判断力や運動能力の低下が事故多発の原因とされ、いかに高齢者の運転が危険なのかが如実に分かります。(図1参照)この件について、ディーラーに聞いてみると、高齢化だけじゃなくて、他の要因もあるということす。つまり、事故を起こす車種は、たいていが2017年以前のものであり、一応、安全装置はついているが不十分なため、踏み間違えても自動的にブレーキが作動する装置が装備されておらないということも原因の一つだという事でした。そのため、2021年11月からは、国土交通省の自動ブレーキに関する新基準が制度化されて、順次、それ以降に発売される新車には、ほぼ90%以上搭載されてきています。2025以降に発売される車には、これが義務化されます。(図2参照)

図1・・・年齢別の踏み間違い事故

 

 

図2・・・2021年国土交通省の新基準

結 論・・・そういうわけで、2017年に購入した日産ノートからルークスに乗り換えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする