日本の大卒初任給が韓国やブラジル以下になったという週刊誌の記事が話題です。本当に日本人の給料はそこまで安くなってしまったのでしょうか。
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初任給の比較を行ったのは、雑誌AERAです。タクシーの初乗りやビール1杯の値段など、様々な物価を比較する記事の中で初任給も取り上げられています。初任給の評価方法は国によって様々という前置きがなされていますが、約20万円の日本に対して、米国やオーストラリアは40万円台と2倍以上の開きがありました。さらに驚かされるのが、韓国(30万円)やブラジル(22万円)など、新興国の方がすでに給料が高くなっているというデータです。新興国の人件費の高騰は著しいですから、そうかもしれないという印象がある反面、本当なのかという疑問も湧いてきます。
国によって雇用条件は様々ですから、そもそも終身雇用を前提とした特殊な日本の雇用環境における初任給と諸外国の1年目の給料を比較するのは難しいかもしれません。ただ、こうしたデータはある程
日本の大卒初任給が韓国やブラジル以下って本当なの?