非正規労働者はどんな企業でどのように雇用されているのか。その実態を探るカギの一つが、上場企業が発行する有価証券報告書(有報)にある。有報にはいわゆる「非正規社員」が「臨時従業員」として規定され、その数が全従業員数の1割以上を占める場合、年間の平均人員を開示することが義務付けられている。
そこで、上場企業(金融を除く)の最新本決算(2013年11月~2014年10月期)と5年前の有報データなどから、非正規社員にかかわる3つのランキングを作成した。第1弾としては、「非正規社員をたくさん雇っている」トップ500社を掲載する。ここでは、非正規社員の絶対人数が多い会社を上位から並べている。
■ イオンとセブンに差がある理由
1位はイオン。言わずと知れた総合スーパー(GMS)最大手だ。日本中に張り巡らした店舗で働く従業員の6割以上は非正規社員であり、その数は実に22万人以上に上る。ダイエーをはじめ多くの流通企業をM&A(企業の合併・買収
「非正規社員をたくさん雇う」トップ500社
そこで、上場企業(金融を除く)の最新本決算(2013年11月~2014年10月期)と5年前の有報データなどから、非正規社員にかかわる3つのランキングを作成した。第1弾としては、「非正規社員をたくさん雇っている」トップ500社を掲載する。ここでは、非正規社員の絶対人数が多い会社を上位から並べている。
■ イオンとセブンに差がある理由
1位はイオン。言わずと知れた総合スーパー(GMS)最大手だ。日本中に張り巡らした店舗で働く従業員の6割以上は非正規社員であり、その数は実に22万人以上に上る。ダイエーをはじめ多くの流通企業をM&A(企業の合併・買収
「非正規社員をたくさん雇う」トップ500社