名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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リストラ中高年が飛び込んだ「新聞拡張員のブラックな世界」

2015-04-28 | 労働ニュース
ブラックバイトといえば、学生や若いフリーターがターゲットになっていたが、最近では中高年の労働市場でもこの言葉が注目され始めた。薄給で過酷な労働を強いられる50~60代の姿を追った! 本人が告白した驚きの労働環境とは!?

◆暴力と怒号が支配する職場! フルコミ営業職の新聞拡張員

●Mさん・男性(51歳)埼玉県/前職:印刷会社営業

●前職の年収:550万円/現在の年収:320万円

 胃がんになって手術し、退院したら前職の印刷会社をクビになっていたというMさん(51歳)。

「体は多少、弱くなってもまだまだ営業職でやれる、という自信があり、ブラックを承知で新聞拡張団の世界に飛び込みましたが、想像以上に壮絶でした。同時期に28人入って、1年後に残ったのは僕ともう1人のみ。理由は激しすぎるノルマ制です」

 Mさんの拡張団は、刺青入りと元営業職のリストラ中高年の混成部隊。社会保障も福利厚生も一切ないフルコミ営業職だ。

「上げるカード(契約数)の少ない新人に対して、団長の殴る蹴るは日常茶飯事。僕の場合、週間目標を達成できなかったとき、剃れないバリカンで頭を丸坊主にされました。私物を燃やされたり、真夏に分厚いジャージ着せられて『汗かいて根性入れ直してこい!』なんてやられた者もいる」


リストラ中高年が飛び込んだ「新聞拡張員のブラックな世界」
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「お前の価値は1円だ」と居酒屋店長に罵倒された 「学生ブラックバイト」の実態公表

2015-04-28 | 労働ニュース
大学教授やNPOなどでつくる「ブラック企業対策プロジェクト」は4月28日、厚労省記者クラブで会見を開き、過酷な長時間労働などを強いられる大学生の「ブラックバイト」に関するアンケート調査の結果を報告した。

調査を行った法政大学の上西充子教授は「ブラックバイトの学生は、店舗の都合で、勝手にシフトに入れられたり、残業をさせられたりしている。人件費を抑えようという意識が強い居酒屋バイトは、特にその傾向が強い」と述べ、特に「居酒屋バイト」を問題視していた。

●居酒屋バイトの90.7%が深夜時間帯に勤務

調査は2014年7月、全国27の国公私立大学で授業などの際に調査票を配布して、約4700人から回収した。その結果、76.4%にあたる3593人が大学生になってからアルバイトを経験していたことが分かった。

このうち、就業時間の記載のある学生2150人を分析したところ、「深夜時間帯(22時~5時)に勤務がある」と答えた学生は、全体で42.8%なのに対し、居酒屋バイトでは90.7%に達した。また、現在、居酒屋バイトをしていると回答した228人のうち、「休憩が取れていないことがある」と回答した人の割合が48.2%と、全体平均24.5%の倍近くにのぼった。

さらに、深夜勤務を行っている学生は、職場から労働条件を記載した書類を渡されていない、募集内容と実態が違うなど、職場の管理が行き届いていない傾向が強かったという。

記者会見では、ブラックバイトに苦しむ学生からの労働相談に応じている「ブラックバイトユニオン」に寄せられた相談事例が紹介された。

個人経営の居酒屋で働く大学生の男性は、週5~6日でシフトに入っている。店長にシフトを減らしたい、休みたいと告げると、「お前に休む権利はない」と怒鳴られるため、やむを得ず週5~6日の勤務を続けている。

勤務時間は、午後7時から午前2時、休日は午前5時までで、休憩はない。しかも、営業終了後は他の店員を車で自宅まで送り届けなければならないため、仕事から解放されるのは朝7時ごろになることもあるという。男性はその後、朝10時すぎに大学へ向かうが、授業中はほとんど寝てしまっているそうだ。

男性は店長に叩かれることが頻繁にあり、さらに「お前の価値は1円だ」「お前の人生なんて塵と同じだ」などと罵倒されるため、恐怖心で店長に反論できず、理不尽な扱いを受けながらも仕方なく働いているそうだ。

●ブラックバイトを辞められない理由

明らかに不当な扱いを受けているのに、なぜ学生はブラックバイトを辞めないのか。アンケート調査を行った中京大学の大内裕和教授は、「『バイ活』『人間関係の構築』『労働の高度化』が、学生がブラックバイトを辞められない原因」と語る。

「バイトの面接では、『授業があるからあまりシフトに入れない』と言うとすぐに落とされ、10社以上平気で落ちている学生も多い。今のバイト先を辞めれば、そんな『就活』ならぬ『バイ活』でまた苦労することになる。

辞めてしまうと、人間関係を一から構築するのも大変だ。さらに居酒屋は単純作業ではなく、ある程度高度な業務を求められるので、違う職場で違う仕事のやり方を新たに覚えていくのが大変だという理由もある。

そもそも自分のバイト先がブラックだと気づかず、『他の職場も同じだ』と思っている学生も多い。ただ、ブラックバイトと気づいていても、そうした足かせのせいで、

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厚労省会議、将来的に「過労死ゼロ」目指す対策案示す

2015-04-28 | 労働ニュース
フジテレビ系(FNN) 4月28日(火)15時29分配信
将来的に過労死をゼロにすることを目指した対策案が示された。
厚労省の会議では、「将来的に過労死をゼロにすることを目指す」としたうえで、週の労働時間が60時間以上の労働者の割合を、2013年時点の8.8%から、2020年には5%以下にすることや、年次有給休暇の取得率を、2013年時点の48.8%から、2020年には70%以上にすることなどを盛り込んだ対策案が示された。
脳や心臓疾患による死亡で労災認定されたのは、2013年度は133人にのぼり、12年間にわたって毎年100人を超えている。.

厚労省会議、将来的に「過労死ゼロ」目指す対策案示す
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アベノミクスで非正規雇用は過去最大・正規雇用は過去最少 - アベノミクスは貧困増大装置です

2015-04-28 | 労働ニュース
一つ前のエントリー「マクドナルドの時給1,500円で日本の景気は回復する」に対して、トンチンカンなコメントがいくつか寄せられています。最低賃金の大幅引き上げは、日本社会の貧困と格差の拡大という深刻な問題を改善するための有力な処方箋です。そのことは、政府・総務省の「産業連関表」によってさえも“経済学”として証明されていることを先のエントリーで紹介したまでです。なので、それを頭から否定される方は、よほど日本から貧困と格差を無くしたくないという強い信念を持たれている方と言うほかありませんね。

それから、「雇用者数の数値は見たことがありますか?アベノミクスにより、雇用者数は劇的に向上しています。」とのコメントも寄せられています。このコメントのアドバイス通り、現時点で確認することができる「雇用者数の数値」において、貧困と格差が拡大するなか、最も大事な非正規雇用率を見てみましょう。

まず、大沢真理東京大学教授の指摘です。


「労働者数は季節で変動するため、本来は同じ月や同じ時期同士で比較すべきだ。有権者は比較の根拠に気をつけなければならない」(中略)「アベノミクスの効果を見るには、政権以前の12年7~9月期と、最新データである今年7~9月期の比較がフェア。中期的には正規が減り、非正規が増えていることがよく分かる」

出典:東京新聞2014年12月8日付:「正社員10万人増」「22万人減」「35万人減」 各党異なる数字 比較時期変え「演出」
この大沢真理東京大学教授の指摘の通り、アベノミクスの効果を見るには、アベノミクス以前の同時期と比較する必要があります。雇用統計は総務省「労働力調査」で、「年平均」と「四半期平均」と「月平均」の直近データを確認することができます。アベノミクスを推進する安倍政権が誕生したのが2012年12月26日ですから、「年平均」は2012年と2014年を比較し、「四半期平均」は2012年10~12月期と2014年10~12月期を比較し、「月平均」は直近の2015年の2月のデータが出ていますので


アベノミクスで非正規雇用は過去最大・正規雇用は過去最少 - アベノミクスは貧困増大装置です
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竹中平蔵:日本の「硬直的な労働市場」と「曖昧なコーポレートガバナンス」は変わるか

2015-04-28 | 労働ニュース
成長戦略との関係で法人減税や国家戦略特区が話題になっていて、それはそれで大変重要なことだが、そのほかにも大事なテーマが存在する。なかなか見えにくいけれども、実は身近で細かな政策が動いているのである。

●日本人の働き方を変え、仕事とプライベートの両立が必要

 昔から「日本人は働き過ぎだ」「日本では女性の労働参加率が低い」などと言われてきた。問題の所在はわかっていて、掛け声だけは飛び交い続けていたのに、一向に成果が上がらないというのが、長年の風景だった。

 しかし、今の安倍内閣になり、それらの問題について前進が見られるようになった。安倍内閣の特徴は、KPI(Key

(中略)


労働市場関連の政策も重要だ。たとえば労働者派遣法については、従来は特定の業種にだけ登録派遣が認められていて、その業務範囲も厳しく制限されていた。そのため、社長秘書として雇われた人に対して、副社長が「郵便物を取ってくれないか」とか「電話と取り次いでくれないか」といった指示を出すことは契約違反とされてきた。

 とりわけ民主党政権下では、政治の顔色をうかがいながら、「適正化」という名の下に過剰なまでに厳格な法の運用がなされていた。

竹中平蔵:日本の「硬直的な労働市場」と「曖昧なコーポレートガバナンス」は変わるか

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竹中平蔵が作った派遣パソナ丸儲け"税金300億円助成金"


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竹中平蔵氏の「正社員をなくしましょう」はどんな流れで発せられたか?(文字起こし)
弁護士ドットコム


竹中平蔵のひどい発言集
正規がなくなり、非正規のみになると、当然、人材派遣会社が儲かります。竹中平蔵センセは、人材派遣会社パソナの会長です。つまり、ただのポジショントークなのです。


パソナ会長の竹中平蔵が作ったパソナ丸儲け"税金300億円助成金" 他平蔵パソナ会長
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