月100時間を超える残業を続けた若手社員の過労自殺を巡り、厚労省が電通に強制捜査に入った。複数拠点に90人ほどの職員が捜査に入り、複数の幹部社員の事情聴取まで行っているというから、これは異例中の異例のことだ。ここまでやって手ぶらで終わるとは思えないので、最終的には幹部の刑事告訴までいくのではないか。
長時間残業自体は問題とされていない
その気合いの入れように、いよいよ政府も長時間残業対策に重い腰を上げたと期待する向きも多いようにみえる。
筆者自身は、電通の幹部が捕まろうが告訴されようがどうでもいいが、ただ今回の強制捜査が長時間残業を抑止するかというと、むしろ逆効果だと考えている。いや、そもそも最初から政府にその気はないのかもしれない。重要な論点なのでまとめておこう・・・・続きはこちら
長時間残業自体は問題とされていない
その気合いの入れように、いよいよ政府も長時間残業対策に重い腰を上げたと期待する向きも多いようにみえる。
筆者自身は、電通の幹部が捕まろうが告訴されようがどうでもいいが、ただ今回の強制捜査が長時間残業を抑止するかというと、むしろ逆効果だと考えている。いや、そもそも最初から政府にその気はないのかもしれない。重要な論点なのでまとめておこう・・・・続きはこちら