● 「社畜スパイラル」が パワハラや体罰の温床に
つまり、日本では戦後70年間、学校教育を起点として生まれた「社畜スパイラル」が続いており、それがパワハラや体罰がいつまでなくならない根本的な原因にもなっているのではないか。
「バカバカしい妄想だ」と教育関係者から怒られそうだが、歴史的事実として、日本は子どもの個性や多様性を徹底的に潰して、組織に服従することが人の道という「集団主義教育」を延々と続けてきた。
その象徴が、日本人ならば誰もが学校でやらされる「気をつけ」「休め」、さらにはコロナ以前の運動会では目玉競技だった「人間ピラミッド」である。こんな軍隊のようなことを子どもに叩き込んでいるのは、それこそ北朝鮮などの限られた国しかない。
● 子どもに集団行動を強いる 「軍隊教育」はいつ始まったか
「和をもって尊しとなす日本人の美徳なのだ」とかいう人がいるが、これは日本人の伝統文化でも美徳でもない。単に明治時代のある時期から始まった軍隊教育を戦後に復活させただけの話だ。今でこそ日本の子どもは「集団行動が得意」みたいな話になっているが、実は戦後間もないころは集団行動が大っ嫌いだった。
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