ナカさんの日々

春日山の桜守
ヨット「アクアマリン」「ホーネット」の活動等
海と山での日々です。
今日の春日山、別ブログあります

船台修理

2019年09月05日 | アクアマリン
今日は朝から雨、塗装予定を変更して塗装の勉強。
ネットで錆取り、塗装でチェック、色々掲載されている。
錆の抑え方の中で勉強になったこと
錆止め塗料とあるが錆は止められない、錆を防ぐ塗料、防錆塗料です。
錆が出てしまっているところに塗っても錆は水分を吸って、しかも空気の層を作ってますので中で酸化します。
錆を取るには薬品(リン酸)洗いか錆の上から塗れる浸透性防腐塗料を使う。
錆には赤錆と黒錆がある。赤錆を黒錆にするサビ転換剤がある。(サビ・チェンジャー)
赤錆は錆が進行しボロボロに腐食しますが黒錆はさびは進行しません。
塗装膜の厚さは酸素、水分の遮断に重要。下塗りも上塗りも2度塗りが必要。

   まとめは
   錆を全て削り落とす。
   落とせない所は薬品洗い、もしくは錆の上から塗れる浸透性防腐塗料を使う。
   全体を錆止め塗料で塗る。

   基本的に錆止め塗料は紫外線に弱いので耐候性の良い上塗り塗料を必ず塗らないといけません。
   最近では錆止め配合塗料等がありますが・・・
   洋服で例えると服一枚でどうにかしようとしている様なものです。
   やはり下着、上着とそれぞれ特化した服を着たほうがいいですよね。

いろいろ勉強し塗料屋に行って再確認。さて、今回はどこまでやろうか
錆を全ては落とせない。出来るだけ落として塗装を丁寧にする。2度塗り、厚い被膜を作りたい。
錆を落とせない狭い所、重要な所はサビ転換剤を使用することにし、オートバックスで購入した。



午後はPSSの修理と船底塗装を済ませたアダージョの下架作業。
アダージョは船底塗装にシークィーンを使用、プロペラもシークィーン、効き目が楽しみです。
高いペラクリンを使わなくて済めばお値打ちになりそうです。