7月の中旬となり、そろそろ「梅雨明け」が気になる時期になってきました。
今年は西日本や北日本で雨量が多く、東日本で雨量が少ない状態が続いています。
今後はどう推移していくでしょうか。
13日時点で発表されている各種の予想天気図を見ると
20日を過ぎても本州南岸付近に低気圧の中心が予想されていることから
この頃になっても梅雨前線が本州から九州、四国付近を通って、中国大陸まで延びていて
停滞している可能性が予想できます。
九州北部から関東甲信にかけては7月24日ごろまでに梅雨明け平年値を迎えるので
今年の梅雨明けは平年よりも遅れる可能性があるかもしれません。
梅雨明けの平年値
九州南部 7月14日ごろ
九州北部 7月19日ごろ
四国 7月18日ごろ
近畿 7月21日ごろ
東海 7月21日ごろ
関東甲信 7月21日ごろ
北陸 7月24日ごろ
東北南部 7月25日ごろ
東北北部 7月28日ごろ
気になっているのは18日頃から勢力を強めそうな「オホーツク海高気圧」です。
この場合、オホーツク海高気圧から冷たい空気が流れ込み続けて東北地方の太平洋側を中心に
「やませ」が吹き北日本を中心に梅雨明けしないまま「冷夏」になってしまうパターンと、
オホーツク海高気圧の空気そのものが温まって一気に梅雨明けするパターンがあります。
今年はどうなっていくのか、しばらくの間は目が離せない日々が続きそうです。