総選挙の投票日が迫ってきています。
毎回このような選挙があるたびに事前アンケートが行われて
「今回は選挙に必ず行く」と答える人の割合の高さと実際に投票した人の割合の低さに驚きを覚えます。
選挙では、
どんなに投票率が低くても、
どんなに有効投票数が少なくても、
そのなかで一番多く獲得した人が必ず当選する仕組みです。
例えば、ある選挙区で投票権を持っている人の数が10万人いて
投票したひとがたった100人(100票)しかいなかったとしても
その中で一番多くの票を獲得した人が必ず当選する仕組みなのです。
【例】
ある選挙区の投票権 100,000票(10万票=100%)
実際に投票した票数 100票 (0.1%)
その中で一番多く獲得した票数 60票(=0.06%)・・・これでも当選してしまうんです。
選挙で多くの人が棄権をしてしまうと
ほんのわずかな人の考えで当選者が決まってしまう。
これでは民意が正しく反映されないのは明白。
それでもこれのルールで当選者が決まるんです。
例では極端な数字を使いましたが、
現実に投票率が40%台とか、30%台という選挙区が聞こえてくるのも事実。
このような選挙区では本来「当選者無し」にすべきと思いますけど・・・。
「投票したい人が居ない」、
「候補者が誰かよくわからない」、
「投票や政治に興味が無い」 など棄権をしたい理由はたくさんあっても
それが棄権をしていい理由にはならないのです。
投票をせずに棄権をするということで
棄権をする人の要求を政治家は答えてくれません。
それで政治に興味を持つことがなく次の選挙も棄権をする。
・・・全部自分に返ってくるんです。
棄権だけは絶対にだめです。
おまけ。
いつになったら「スマホ投票」を実施するんでしょうか。
早くスマホ投票を導入すれば投票率はグン⤴ とあがるのにね。
投票日に投票していなうちは30分ごとに投票しろ!と催促メールが繰り返し飛んでくる。
そしたらさっさと投票を済ませますよね。
ちょっと図にしてみました。 既存技術を使えばできるから巨額の開発費なんて要らないですよね。
それと、そもそも棄権というものを出さないしくみにすればいいんですよね。
全員の投票が終わるまで、それが無理なら投票率が90%とか一定数を超えるまでは
当選者が決まらない・・・・という仕組みにすればいいのにね。
当選者が決まるまで何週間かかっても・・・。