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昨日も富山で富山県ゆかりの演奏家が県内の小学校でアウトリーチするプロジェクトのプログラムブラッシュアップの講座で講師をしてまいりました!

昨日も金管五重奏とピアノトリオのブラッシュアップ。
金管五重奏はもともと素敵なプログラムでしたが、それをまた、一から考え直して、非常に面白いプログラムになりそうです。じっくり三時間の議論でした!

ピアノトリオは今週本番です。
昨日は午後一番でランスルーを見ました。
一昨日の夜から凄く良くなりました!!
一昨日の夜も、昨日の午前中も相当練習したようでした。

若いパワーは凄い。

富山の確か185校ある小学校を六年間で全てまわろうというプロジェクト、毎年25校程度行くのですが、どこも「全校生徒」鑑賞という決まりがあります。

そのためピアノトリオも何百人の前で演奏することになります。

そのため私が提案して、楽器説明、演奏している様子などを、スマートフォンで撮影、Wi-Fiでプロジェクターに映像を飛ばし、背面に映像を投影ということをしました!

もちろんどんな状況でもできるようにするため、自力で全てできるように、撮影もメンバーが行なっております。
写真はピアニストがヴァイオリンとチェロの二重奏曲「パッサカリア」を演奏しているところを実況中継で撮っております。

若いので機械の扱いもすぐどんどん応用していて、縦に撮ったり、横に撮ったり、手元をズームしたとテレビカメラマンはだしの動きです。

私も遠くから見ていても、手元などの普段見ることができないところを見ることができるので、とっても効果的でした!!

ショパンのエチュードop10-1のピアノソロなど自撮り棒を駆使して真上から撮影!
なんと真上から手が左右に激しく動くのを全ての生徒が実況中継のように見ることができました!

今週どのような本番になるかとっても楽しみです。

富山の皆さんは、本当にこのプロジェクトに対して真摯に取り組んでいて、議論も熱心に、問題点を決して飛ばさず、忍耐強く考えて行く様は本当に素敵だな・・・と思いました。


このようなプロジェクトの講師も増えてきて、色々アドバイスをするのは、自分の曲がりなりにも沢山経験させていただいたアウトリーチでの経験を改めて考証して、アウトリーチとは何かという原点を考えることによって、これから自分もどのようにアウトリーチと向き合って行くかということに関して本当に勉強になり、自分にとっても良い機会です。

金管五重奏、ピアノトリオの皆さん、お互い素晴らしいプログラムとなって最高の本番となりますように!!

また、このような機会を与えてくださった富山の財団の皆様ありがとうございました!

次はこの講座には9月.10月に参ります。
どうぞよろしくお願い致します!!
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