「絵本と音楽」コンサート
「おまえうまそうだな」
最終リハーサルでした!
第一生命ホールの素晴らしい響きの中で朝9時30分から丸一日リハーサルさせていただき本当に幸せでした。
ホールでメンバー、スタッフの皆さんと写真を撮りましたが、この読み聞かせの絵本「おまえうまそうだな」は恐竜の話なので、皆さん写真が進むに従って恐竜ポーズになっていくのが素敵です。
この全てのメンバー、スタッフ皆さんの素敵な表情が本日のリハーサルの全てを語っていると思います。
演奏はサクソフォーン四重奏団のクワチュールベーの皆さんと私、読み聞かせの朗読はソプラノ歌手の鵜木絵里さんです。
鵜木さんとは3日連続。
今回も読み聞かせと音楽のコラボレーションの選曲、構成は私が行いました。
読み聞かせと音楽のコラボレーションは今までかなり沢山のものを手掛けましたが、
今回は私が手掛けたもので最高の出来栄えと断言できるものとなりました。
なかなかそこまで普通は言い切れませんが、今回は朗読も演奏も最高の布陣と言って過言ではないと思います。
サクソフォーン四重奏ですが、朗読が入ると限りない弱音で、それも活き活きとした音楽、朗読を全く覆わない音量。朗読が終わると途端にフェーダーをあげたようにアンサンブル内のバランスを保ちつつ、すぐに大きくなります。凄いテクニックです。
上手いです。とにかく上手いです。
ソプラノ歌手なのですが、今回は朗読の鵜木絵里さんは、読み聞かせをコンサートですることはまずないと言っておりましたが、私は間違いなく素晴らしいと確信しておりましたので、昨年からお声がけさせていただきとうとう実現致しました。
その声の種類、レンジの幅の広さは凄いです。
しかしながらしっかり最後はアメイジンググレイスも歌ってもらい、しっかりハイCも出していただきます。
音楽家でなくてはできない朗読。
まず今回はこのメンバーでなければ実現しなかったコンサートになりました。
また、スタッフが本当に素晴らしく、楽譜付きの台本は今までここまで完璧で素晴らしい台本は見たことがありません。
音響も何度となくこのホールで読み聞かせをしているので、声の音の作りもバッチリ、楽器と声のバランスもリハーサルから全く問題がなかったのでした!
他照明もすごくきめこまやかに対応していただき、リハーサル中に沢山の素敵なアドバイスを頂いたスタッフの皆様に囲まれて、トータルのサウンドチェック、全体通し二回を行い、その後それを撮った動画をメンバー全員でみて確認を取ると言った、地に着いたリハーサルをする事が出来たのも、トリトンアーツネットワークの皆さんと舞台スタッフ皆様のご尽力の賜物だと思いました。
こんなに素晴らしいプロダクションの中にいると、全て音楽、読み聞かせコンサートに集中する事ができ、こんなにしあわせなことはなかなかありません。
本当に楽しいです。
今回は笑いあり、涙ありの「音楽と絵本」にする事ができたと思います。
あとは体調を整えて、本番に臨むばかり。
とても楽しみです。
既に完売なのですが、一応以下詳細です。
「音楽と絵本」コンサート おまえうまそうだな
公演日 2019年9月23日(月)14:00開演(15:30終演)
会場 第一生命ホール
価格 全席指定 大人2500円 子ども1000円(4歳以上、小学生以下)
チケット
お問い合わせ
問:トリトンアーツ・チケットデスク
Tel. 03-3532-5702
https://www.triton-arts.net/ja/concert/2019/09/23/2961/
【出演】
中川賢一(ピアノ・「音楽と絵本」構成)
クワチュール・べー(サクソフォン四重奏)
〔國末貞仁、山浦雅也、有村純親、小山弦太郎〕
鵜木絵里(朗読)
【プログラム】
【第1部】 ピアノとサクソフォンのコンサート(約40分)
エルガー:愛のあいさつ
アメイジング・グレイス
ドビュッシー:月の光
サンジュレー:サクソフォン四重奏曲 第1番より
ホルスト:組曲「惑星」より“木星(ジュピター)” ほか
【第2部】(約30分)
音楽と絵本「おまえ うまそうだな」(作・絵:宮西達也 ポプラ社)
絵本をスクリーンに映し出し、生演奏、朗読とともにお届けします。
(構成:中川賢一)
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