ナカナカピエロ おきらくごくらく

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初雪

2012-01-21 04:35:53 | 日記
初雪

寒いっす。
風邪引きました。インフルエンザじゃあないと思うけど。

今日で慶弔休暇、最後の平日なので、あちこち外回りしながら、事務手続きをしていました。ずっと。。。

姉は膨大な遺品整理をしていました。ずっと。。。遺品と言っても、9割方、廃棄。。。

お互い疲労困憊しながらも、昼食夕食と一緒に食べながら、: 在りし日の母を思い出し、色々と話した。二人とも、まだ母がどこかで生きているような気がしてならなかった。もう悪いことはできないっす。。カカ。。。


後は、相続か。。。面倒だな。初雪のように頭の中、真っ白だけど、何とかなるだろう。

後記
手足かさかさです。というかあか切れして痛いっす。
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マトリョーシカ

2012-01-20 04:26:40 | 日記
マトリョーシカ

皆さんは、マトリョーシカというロシアの民芸品をご存じだろうか?落花生みたいなボディーに可愛らしい顔が描かれており、蓋を開けるとちょっと小さいマトリョーシカが入っており、そしてその蓋を開くとまた少し小さいマトリョーシカが。。。何度開いても開いてもマトリョーシカ出てきて、発狂するまで無限に続くというやつだ。

今日は姉と一緒に母の遺品を整理。すると棚や押入れから、大量に空の段ボール箱が次から次へと雪崩のように出てきて、姉は息を荒げながら、”何なんだっ、これっ!”と奮闘。そして大量の袋が、これまた雪崩のように出てきて、袋の中身をみると大量の袋が入っており、さらに息を荒げながら、少しづつ姉の精神状態は狂い始めていく。。。さらに大量の不要な紙(新聞の切り取りや映画のチラシ等)が、そこかしこに積まれており、姉の精神はさらに消耗。。。

一体、母の遺品は見つかるのだろうか。。。カカ。。。
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ちいさくなって帰ってきました

2012-01-19 02:58:17 | 日記
ちいさくなって帰ってきました

今日は母の誕生日。

この日が母とのお別れの日となろうとは。棺に入った母の周りにはありったけの花を用意した。数多の花に囲まれた母はきれいだった。他にもぬいぐるみや大好きなモーツァルトの絵はがき等、思い出の品々を棺に入れた。もちろんバックミュージックはモーツァルトだ。母の兄である叔父も母の姿を見て、よかったねと話し掛けていた。

喪主である私は、母の遺影をもって、霊柩車で火葬場まで行き、姉夫婦、甥っ子、叔父も自動車で一緒に続いた。一時間ほどかかったであろうか。骨になった母は、もはや母ではなくなっていた。お骨を拾い、骨壺に入れ、家に持ち帰った。一人になって、骨壺へと、ちいさくなった母を見ながらも、まだ母がいなくなったことが信じられなかった。

私は母がちいさくなって帰ってきたのだと思うことにした。
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悲しむ暇もなく

2012-01-18 03:16:24 | 日記
悲しむ暇もなく

今日の午前中は、母方の親族や御友人が来られて対応。涙ながらに話したと思えば、次は、悲しむ暇もなく、西へ東へ市役所回り。戸籍だの住民票だのと奔走。そしてまた、こわい葬儀屋への応対と。何だか目が回って、へとへとです。一応、喪主は私。。。この歳になって、未だに右往左往しています。情けないっす。。。カカ。。。

そして姉が母に化粧を施し、帽子をかぶせて、みんなで記念写真。これって、あり?みたいな。。。赤い帽子をかぶせた母は、まるで小学生みたいにかわいくなった。

そして棺に入れる花はありったけたくさん色鮮やかなものを用意し、また一緒に入れるぬいぐるみを選別。音楽は母の大好きなモーツアルト。

母らしい楽しい納棺になりそう。
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葬儀屋

2012-01-17 05:51:05 | 日記
葬儀屋

母の意向により、葬儀は密葬で、ごく内輪の家族のみで簡素に行うことになっていた。

母の親しかった兄も病棟まで来られ、臨終を看取って頂いたが、さすがに税理士だけあって、母亡き後、葬儀屋には気をつけろと諭してくれた。

結局、実家から一番近い葬儀屋にしたのだが、担当のマネージャーが、どうみてもヤクザじゃねえかっ!という顔で、とにかくあれやこれやとふっかけてきて、金をつり上げようとしてきた。やたらと丁寧な言葉遣いもこわい。多分、叔父が諭してくれなかったら、私はきっと操り人形のようになっていただろう。

それから葬儀屋に会うのがこわいこわい。

後記
こうやって母の死を受け止め、乗り越えて、また日常に戻るものなのか。。。少し寂しいような気がした。
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うーちゃん

2012-01-16 00:15:30 | 日記
うーちゃん

私の家族では、母親のことを、”うーちゃん”と呼びます。

甥っ子が生まれる前、母は”おかあさん、お孫ちゃんには、うーちゃんと呼ばせるの。”と言っていた。うーちゃんの”う”は、うさぎの”う”。それ以来、みんなが母のことを”うーちゃん”と呼ぶようになった。

母は気丈で、楽しく、明るく、我慢強く、厳しく、優しい人だった。私にはかけがえのない宝物だ。その宝物は、1月15日に失われた。その日が母の命日になった。誕生日まで、あと3日だった。
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道化師

2012-01-15 00:58:01 | 日記

道化師

人生を道化で過ごせたら
一輪咲きの花を差し出して
あなたが笑えるように致しましょう

人生を道化で過ごせたら
あなたが悲しまないように
私の頬に涙を刻むことに致しましょう

人生を道化で過ごせたら
あなたが少しでも生きるために
私は神に祈ることに致しましょう

人生を道化で過ごせても
あなたの避けられない運命を
変えることはできないでしょう

道化師は街から消え
あなたの心の中で
深い眠りにつくことに致しましょう

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姉弟

2012-01-14 03:02:55 | 日記
姉弟

お昼ごろ、姉からメールがあり、入院していた母の容体が悪化し専門病院へ救急車で運ばれたと聞き、とりあえず残務を終え、タクシーに乗って、即転属した病院へ向かった。タクシーの中で、姉に電話したら、干した布団がどうのこうのと、この緊急時に何を訳の分からないことを言って怒っているんだっと思いつつ、姉も動揺しているんだなっと思って電話を切った。

病院についた時、母は緊急処置を受け、ICU(集中治療室)にいた。その外で姉と会い、先生の説明を待つことになった。

姉は、このブログをチェックしているらしく、私は二点につき叱責を受けた。一点は、母が亡くなったら自分の人生なんてどうでもいいなんて、人生を粗末にするようなことを言うなと。二点目は、一度に2つもアイスを食べるなと。もちろん、私に弁解の余地はなかった。

その後、先生に呼ばれ、母の病状について説明を受けた。容体はさらに悪化する可能性があり、緊急時の処置について同意するかと問われた。その後、先生はICUに戻り、姉と二人、部屋に残された。命を左右する重大な選択に動揺しながら、どんな形であれ母の命を優先にしようということで合意し、同意の旨を先生に告げた。

ICUで少しだけ、母との面会を許された。母の意識はしっかりしており、施設の揃った病院の対応に良かったと言っていた。姉も私も努めて明るく接した。

夜の帰り道、二人で歩きながら家に向かい、明日の予定について話した。その他のことも色々と話をした。私は直情的で精神的に弱い。姉も直情的だが、弱さを見せず、気丈に振る舞おうとする。しかしその気丈さが逆に弱点にもなっていることを、私は長い付き合いで承知している。お互い弱いところを補いながら、生きている。姉弟とは良いものだと改めて思った。
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まったりタイム

2012-01-13 02:39:22 | 日記
まったりタイム

今日は朝はやーく出社したので、少し早く帰宅して母の病室に面会に行った。まだ話すのも苦しそう。私は早々に病室をあとにした。

とりあえずお風呂と食事を済まして、後はまったり過ごす。マットの上でごろごろしながら、ネットワークの本と複素解析の本をぺらぺらとめくり、きゃっきゃと寝返りをうってはぐるぐる回る。テレビも、NO, THANKS状態。改めて餓鬼であることを知る。

However, このまったりタイムになるには、過酷な試練をくぐらねばならない。深夜残業、徹夜は当たり前。排水の陣で精神的に追い詰められながら、この難関を苦難の末に、まるで神が降臨したかのごとく、脅威的な頭脳で大きく超えなければならない。まるでマジックのように。私は何度小指を詰めるから許してくれないかっ、と思ったことか。そしていつも首の皮一枚繋がって生き残る日々。

かような紆余曲折でたどり着く、まったりタイムは格別だ。まるで上質なコーヒーを堪能しているかのごとく。

やはり、このまったりタイムは大人の時間なのである。

後記
姉貴が料理を作りだめしてくれたおかげで、朝夕の食事はチンすれば終わり。AND, おいしい。御満悦。今度、おごってやらねば。できれば、はやく元気になって退院してほしい母と一緒に。

続後記
ここ数年だが、冬になると、足の裏が鱗のような鮫肌になる。歳をおうごとにひどくなっている。何時か全身が鱗になるのではないかと。。まさか。。。カカ。。。
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贖罪

2012-01-12 01:46:16 | 日記

贖罪

後ろに暗い影がある
私は怖くて振り返られない

私の足跡を踏襲する
薄き見悪い奇妙な男

何か胸騒ぎがする
悪い予感がよぎる

私はいつ
罪を犯したのか

私は罪の贖いのために
暗い闇に葬られるのか

それはそれは
恐ろしい悪夢のような現実

ペルソナの男が
えぐった銀色のナイフを持って
背後に近づいてくる

あっ!

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