小説書いてます

小説を書くことで、自分と違う人間になれるのを楽しんでいます。

一人は初めてなの

2010-07-03 | 日記
雨がポツリポツリと降りだしたのに、
一羽の雀が撒かれた餌を一粒一粒をゆっくりと啄ばんでいた。
よく見ると巣立って幾日も経っていないような小雀。嘴の端がまだ黄色い。



ちょっと心細げにこちらを見ている。
大丈夫だよ、ゆっくりお食べ。