来年のNHKの大河ドラマは「軍師 黒田官兵衛」だそうで、だからでしょうか官兵衛ゆかりの福岡城の多門櫓が8月31日まで公開されていました。内部を見られることは滅多にないので出かけて行きました。行った甲斐はありました。多門櫓とは小部屋が連なっている長屋式の櫓の名称だそうです。
福岡城の多門櫓は江戸時代から城内に残っている国指定重要文化財。二重の隅櫓と三十間の奥行きを持つ平櫓です。
櫓の室内
石落とし 真上からなので分かりにくいですが、ここから石垣を登ってくる敵兵に熱湯や糞尿をかけたんだそうです。本などでは何度も読みましたが、思っていたより幅が狭く二十センチくらいでした。二か所あります。
石落としを外から見るとこんな感じです。
鉄砲狭間 これは全部で十六箇所あるそうです。