続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

師走のそうがくぼ探訪(亡国のクライシス?)

2022-12-11 14:36:01 | 群馬県・旧勢多郡

昨日の朝、「コジ君、行ってくるね

小次郎パパは、お家の中のサークルで、七海ママの形見のベッドにいました。

 

 

穏やかな日射しの朝でした

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

 

諏訪神社の向こうの高台目指します。

浅間山には、雪がほとんどなさそうです。

高台の細道を突き当たりまで行きます。

 

南に下って、「今日は相ヶ窪(そうがくぼ)を歩いて見よう

山上多重塔の一本下の道を南に下ります。

 

むこうから、やって来ました。

国指定史跡山上多重塔に、ソーラーは似合わないね

 

突き当たりを右折、さらに右折、多重の塔の方へ戻ります。

あそこに見える橋は、兎川(うさぎがわ)に架かる中町橋です。

橋を渡るとすぐに、道しるべを兼ねた百番供養塔があります。

中町橋の道しるべ

「右やまかみ」とあります

南から来て、供養塔の前で右折して、山上に行っていたのです。

 

 

あぜ道を右折すると、馬頭観音です。

大正七年四月二日、馬名𠮷花號鈴木氏之建

道行く人馬を守ると言うより、馬の墓標かな?

 

 

白いガードレールは、兎川沿いに設置されているようです。

まだあぜ道には、霜が残っています。

昨夜は寒かったものね

 

ちょっと高台になってきました。

獅子くんとも来た事あるね。

ソーラーの所を過ぎると、山上多重塔が見えてきます

 

 

あれ、隣に変なものがある

ミニカーのサーキット場だ

まだ完成していないようだけど、ミニカーのサーキット場です。

あの高い所でリモコン持って、おじさんたちが熱狂するのです。

 

ひめちゃんたちの20年来のお散歩コースに同じものがあります。

ひめちゃんが足に2度怪我をしてからは通っていませんけれど。

休日には他県ナンバーの車もやって来ています。

 

でも、こんな所で

駐車場はないしトイレもない

駐車場はありました。

多重塔の駐車場から、徒歩5分というところかな。

あそこにはトイレもあります。

 

 

お久しぶりの、山上多重の塔です。

 

あれ、トイレは閉鎖中ですって

山上城跡公園をご利用下さいだって

ちょっと距離があるよ。

間に合わないこともありそう

 

 

説明板を確認です。

朝廷や衆生などのために、少師道輪が法華経を安置する塔を建てた。これで無間の苦難より救われ、安楽を得て彼岸へ行ける。

 

 

ここは祈りの場です。

「少師道」、まだ文字が分かります

 

 

南には、ミニカーのサーキット場です。

似合わないよね

日本の心を忘れてる

あそこにわざわざ、ミニカーのサーキット場を造らなくてもいいのにね。

ほかに似合う場所があるでしょうに。

耕作放棄地の利用かも知れないけど、ちょっとおかしいよ

ミニカーのサーキット場への訪問者のための場になりそう

大げさに言えば、亡国のクライシスだね

 

確か、この多重の塔を国宝に戻す運動をしている人たちがいました。

戦前は国宝だったとか。

彼らはの憂慮すべき現状を知っているのか、はたまた、調子のいいかけ声だけの運動か?

四季折々楽しめる草木を植えるとか、何かのスタンプラリーに参加するとか、いろいろな対策・努力でもしてみたら

 

さあ、帰りましょう。

ご褒美の催促は忘れません

 

窪地の向こうの山上に帰ります。

 

 

コジ君、ただいま

小次郎パパに何時までもいて欲しいけど、そうもいきません

 

朝ご飯後、七海ママの東にママの方をむけて、埋葬しました。

合掌

 

七海ママの時は、何者かに何度も墓荒らしをされました

今回は今のところ何も出現していないようです。

ママのお地蔵様、一人三役でしばらくお願いします

本来なら、獅子丸地蔵、小次郎地蔵もお迎えしたいところですけど、コロナ禍のため石材が品薄で、石屋さんにミニ地蔵はもう少し待ってと言われています。

 

こちらは、三四郎地蔵、サマンサ地蔵、ののこ地蔵です。

早く、小次郎地蔵・獅子丸地蔵、お迎えできるといいね

獅子くんが、逝ってからもうじき1年です

ひめちゃん・タバちゃん、長生きしてね

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2人だけの犬家族になりました

2022-12-09 16:13:03 | 日記

今日から、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、2人だけの犬家族になりました。

昨日、小次郎パパが16歳と5ヶ月で天寿を全うしました。

 

2人は高縄の集会所を廻ってきました。

パパともよく来ました。

「花いっぱい運動」活動中です

 

 

 

 

小次郎パパは、ここ数ヶ月、後ろ足が弱って歩行が難しくなってました

 

かつては、天に届けとばかり、まっすぐに上げてマーキングしていた足なのに。

目も見えず耳も聞こえず、臭覚もなくなっていたようです

 

お天気の良い日は、ミニドッグランで気ままに過ごしていましたけど、最近やたら呼び声を発していました。

前進できなくなったり、ひっくり返って起き上がれなくなったり

でも、しっかり食べていました

 

少し前から、前足もきかなくなっていました

筋肉がなくなったようです

でも、介助してもらって、しっかり食べていました。

 

2、3日前から食べられなくなりました

抱っこされて、水を舐めるだけという感じになりました

 

そして昨日の朝、オムツを取り替えてと言うように、盛んに訴えました。

小さなひとかたまりと水分がありました。

最期に体をスッキリさせたのでしょう。

 

おかあさんは、午前中病院でした。

「コジ君、ただいま

変です

 

小次郎は口を開けたままでした。

コジ君、逝っちゃったね

最期の数ヶ月、体が思う様に動かず苦しかったとはずですけど、安らかな顔でした。

今日も居間にある七海ママの形見のベッドで、生きているように眠っています

明日あたり、七海ママのそばに埋葬しましょう

 

 

本日は、コジ君、アーカイブです。

 

小次郎パパは、2006年7月、旧宮城村鼻毛石の生まれです。

小次郎がやって来た時、ムーハウスには、先住犬の三四郎&サマンサ&七海がいました。

 

七海ねーさんは、小次郎がとっても気入りました

 

先住犬がいたせいか、物静かな子でした。

先住犬の三四郎とも、6歳の差があったので、争いにはなりませんでした。

 

 

若かりし頃の小次郎パパです。

 

 

赤城南面のドイツ村にあったドッグランに、みんなでよく行きました。

プールの中に入って遊ぶのは、七海と小次郎だけでした。

 

 

あかぼり蓮園にも、七海ねーさんと行きました。

 

 

七海ねーさんの猛烈アタックで、小次郎はパパになりました。

娘「ののこ」と、よく遊びました

 

 

その後、タバサのきょうだい、ひめのきょうだいのパパになりました。

小次郎をみて、「まるで歌舞伎役者のようだね」」といつも言ってくれたおばさんもいます。

 

 

写真の整理がうまく出来ません

また折を見て、追加しましょう

 

 

 

 

 

 

 

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子福桜の妙参寺沼・後編

2022-12-07 15:23:36 | 石田川物語

寒い寒い朝です。

しっかりと霜が降りています。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出ます。

 

あれえ、赤城山が真っ白だ

初冠雪です

寒かったわけだね

 

今朝は、岩神沼まで行きました。

雪をかぶった赤城山の逆さ赤城が、沼に映っています

でも、だーれもいません。

カモさんたち、どうしたのかな?

ひめちゃんとタバサねーちゃん、何思う?

 

 

 

 

(11月20日)

沼の西側にも桜が咲いています

 

桜の向こうに、カモさんたちの姿があります

晩秋の桜もいいですね

カモさんたちは、全員同じ種類です

 

振り返ると小さなお宮があります。

赤い鳥居が、晩秋の桜の沼の景色に映えています

北側に見える石田川の源流・矢太神水源も晩秋の景色のようです

 

ちょっと足を延ばしてみましょう。

 

落ち葉がいっぱいの矢太神水源です。

「新田荘の開発には、ここを水源とする石田川の水が使われた」とあります。

 

わが故郷の川、石田川はここから流れ出ているのです。

今日は湧玉は確認できません。

でも、石田川は流れ始まっています。

それなり景色の、晩秋の矢太神水源です

 

さて、そろそろ開店時間です。

ジョイフル本田に急ぎましょう

小次郎パパの服を買っていかなくては

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子福桜の妙参寺沼・前編

2022-12-06 15:50:18 | 石田川物語

冷たい雨の朝です

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、貧乏カッパでお散歩です。

早々と用を足し、玄関からお家に入れてもらい、フキフキして、朝ご飯の用意を待ちます。

朝ご飯と一緒にお部屋に帰ります。

 

介護犬の小次郎パパは、オムツをして七海ママの形見のベッドで過ごすことが多いです。

このオムツもママの形見(残り)です。

最近は男の子用というペット用オムツもありますけど、こちらの方が使いやすいです。

男の子用は、腰に巻くだけだけれど、ずれてはずれやすいのです

 

 

 

 

11月20日、新田のジョイフル本田に、小次郎パパの服を買いに行きました。

これから寒くなるし、排泄の方も問題在りの状態なので、買い足しておく必要があります。

開店時間まで少し時間があります

ちょっと寄り道しましょう。

 

あまり遠くはヤバい、近くでどこかないかな?

そうだ、妙参寺沼は紅葉があるかな?

 

紫陽花の季節に訪問しました

紫陽花の妙参寺沼・後編

 

 

ところで、妙参寺沼の名前の由来は、妙参寺です。

妙参寺について確認です

地図を見ると、沼の東下に卍がある地図もあります。

でも、ありません

向こうは民家です。

 

『ぐんまのお寺 曹洞宗Ⅰ』(上毛新聞社 平成14)に、妙参寺がありました

妙参寺(新田郡新田町)

 妙参寺は、新田町大根字新屋敷にある妙参寺沼に東接して存在した曹洞宗の寺で、山号を円満山と称する。妙参寺は、上江田村の曹洞宗龍得寺末寺で、慶安二年(1649)、僧楚俊によって開かれた寺であり、開基は伊野塚隼人である(『上野国郡村誌』)。本堂は、明治二十年(1887)に焼失してしまった。再建された堂宇は、間口五間三尺、奥行き四間三尺であったというが(『綿打村郷土誌』)、現在は本堂・庫裏等は存在しない。~(中略)~

この妙参寺については、次のような悲しい伝承が残されている。

 昔、大根のある家へ、太田の東門といわれる家から嫁が来た。ある日、近所のおかみさんたちが、ご祝儀見舞いに来たので、嫁さんがお茶を出した。

 それを聞いた姑は、「屁っこいお茶を おあがりなんしょ」と言って出したという。近所のおかみさんたちは、姑の悪口と思っていたが、嫁さんは恥ずかしく思い、自殺してしまった。後悔した姑は、回心して諸国を回り、罪滅ぼしに嫁を供養するために寺を建てたという。

 

 

妙参寺は存在するけど、存在しないお寺です

それでは、散策開始です

一応紅葉してるみたい

カモさんもいます

 

 

あれ、花が咲いてる

桜です

春咲きの桜とも、うまく馴染んでます

 

 

きれいに咲いてます

何本もきれいに咲いてます

子福桜ですって

なんとなくそんなイメージの桜です

 

 

何の実だろう?

1本だけなのがいいです。

 

北の方から水を引いています。

現代に作られた水路ではありませんね。

江戸時代のものでしょう。

 

 

沼の西側にも、桜が咲いているようです

西側を歩いて駐車場に戻りましょう

 

 

(つづく)

 

 

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雪の三四郎

2022-12-05 17:50:57 | 日記

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て、天神田(字天神の田んぼ)を歩きます。

2人は、特にひめちゃんが、ご褒美の催促です。

最近は、ドッグフードのツブツブを少し持って行くだけです。

でも、しっかり折に触れて催促します。

お散歩の人間が2人の時には、両方からもらおうとします。

タバちゃんも見ていて、忘れずに催促します。

2人とも、食べ物にはかなりの執着を持っています。

 

天神田からの赤城山です。

どんより雲が重そうです。

 

無量寺を通って帰ります。

無量寺は現在堂宇もなく廃寺同然ですけど、新川の善昌寺が兼務という形で存続しているそうです。

和尚さん達の墓標、かなり立派です。

力のあるお寺の時代があったのでしょう。

 

堀之内に帰ると、ひめちゃんちの柿の木にカラスガいます。

柿も、もう鳥さん達のおやつかな?

 

 

 

 

ひめちゃんちに、先日、見知らぬおじさんが「子犬はいませんか?」と、尋ねてきました。

かつては東の方に、よくみんなでお散歩に行っていました。

大勢で賑やかにお散歩していたのです

 

おじさんは、その姿を見ていて、一度尋ねてきたそうです。

記憶にありませんけど、たぶんその時は子犬がいなかったのでしょう。

 

その後おじさんは、黒柴の子(たぶん男の子)をゲットしたのです。

そして可愛がって可愛がって、ほしがるままに人間の食べ物もあげてしまったそうです

その結果、その子は糖尿病になって、9歳で虹の橋を渡ってしまったそうです

火葬にし49日の法要も済ませ、やはりどうしても黒柴と暮らしたいとの思いで、「もしかしたら」とやって来たのだそうです。

 

今ペットショップに、柴犬特に黒柴は品薄で、さらに外国にも人気で流出、ほとんどいないそうです

 

「お役に立てなくてごめんなさい。でも、うちの子達に逢っていって下さい

ひめちゃんとタバサねーちゃんと介護犬の小次郎パパに逢っていってもらいました。

 

おじさんのお役には立てなかったけれど、おじさんは重要な情報をくれました。

14歳のタバサねーちゃんは、そろそろ夜は室内犬にしようかな?

10歳のひめちゃんだけ、外に置いておくわけにはいかない。

でも、2人はお散歩の後玄関から入ると、室内を物色します。

犬に良くないものは、手の届かないところにおいておかなければなりません。

人間の食事中に、彼女らが室内犬をしていたら、エライことになります

ひめちゃんは、室内用サークルなんて何のその、あっという間に飛び出してしまいます

 

健康で長生きしてもらうために、心を鬼にして、もう少しテラスのサークルで暮らしてもらいましょう

ミニ毛布を足したり、ハウスに毛布をかけたり、床暖マットを二重にしたり、さらなる防寒対策をしましょう。

 

 

寒い冬になりそうです

 

古い写真の整理をしています。

虹の橋を渡ってしまった子供達(三四郎、サマンサ、七海、ののこ)の、雪の日のアーカイブです。

 

 

2001年の冬、生後半年の三四郎の「雪の三四郎」です

この年は雪が多かったんですね

 

2000年の12月生まれのサマンサも、この雪の多い冬にやって来ました。

3月かな?

よちよち歩きのサマンサも雪遊びをしました。

 

2005年かな?

ピチピチギャルのななちゃん、「雪の七海」です。

生後半年くらいかな?

 

2009年かな?

七海と小次郎の最初の娘「ののこ」と、七海ママです。

あかちゃん「ののこ」も、雪と遊んでいます

七海ママの視線の先には、何があったのかな?

 

今年は雪はどうかな?

上野国山上の葛塚城の辺りは、冬用タイヤにしないと危険です。

おかあさんも、来週タイヤ交換を予約しました

 

 

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