昨日の朝、「コジ君、行ってくるね」
小次郎パパは、お家の中のサークルで、七海ママの形見のベッドにいました。
穏やかな日射しの朝でした
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。
諏訪神社の向こうの高台目指します。
浅間山には、雪がほとんどなさそうです。
高台の細道を突き当たりまで行きます。
南に下って、「今日は相ヶ窪(そうがくぼ)を歩いて見よう」
山上多重塔の一本下の道を南に下ります。
むこうから、やって来ました。
国指定史跡山上多重塔に、ソーラーは似合わないね
突き当たりを右折、さらに右折、多重の塔の方へ戻ります。
あそこに見える橋は、兎川(うさぎがわ)に架かる中町橋です。
橋を渡るとすぐに、道しるべを兼ねた百番供養塔があります。
中町橋の道しるべ
「右やまかみ」とあります
南から来て、供養塔の前で右折して、山上に行っていたのです。
あぜ道を右折すると、馬頭観音です。
大正七年四月二日、馬名𠮷花號鈴木氏之建
道行く人馬を守ると言うより、馬の墓標かな?
白いガードレールは、兎川沿いに設置されているようです。
まだあぜ道には、霜が残っています。
昨夜は寒かったものね
ちょっと高台になってきました。
獅子くんとも来た事あるね。
ソーラーの所を過ぎると、山上多重塔が見えてきます
あれ、隣に変なものがある
ミニカーのサーキット場だ
まだ完成していないようだけど、ミニカーのサーキット場です。
あの高い所でリモコン持って、おじさんたちが熱狂するのです。
ひめちゃんたちの20年来のお散歩コースに同じものがあります。
ひめちゃんが足に2度怪我をしてからは通っていませんけれど。
休日には他県ナンバーの車もやって来ています。
でも、こんな所で
駐車場はないしトイレもない
駐車場はありました。
多重塔の駐車場から、徒歩5分というところかな。
あそこにはトイレもあります。
お久しぶりの、山上多重の塔です。
あれ、トイレは閉鎖中ですって
山上城跡公園をご利用下さいだって
ちょっと距離があるよ。
間に合わないこともありそう
説明板を確認です。
朝廷や衆生などのために、少師道輪が法華経を安置する塔を建てた。これで無間の苦難より救われ、安楽を得て彼岸へ行ける。
ここは祈りの場です。
「少師道」、まだ文字が分かります
南には、ミニカーのサーキット場です。
似合わないよね
日本の心を忘れてる
あそこにわざわざ、ミニカーのサーキット場を造らなくてもいいのにね。
ほかに似合う場所があるでしょうに。
耕作放棄地の利用かも知れないけど、ちょっとおかしいよ
ミニカーのサーキット場への訪問者のための場になりそう
大げさに言えば、亡国のクライシスだね
確か、この多重の塔を国宝に戻す運動をしている人たちがいました。
戦前は国宝だったとか。
彼らはの憂慮すべき現状を知っているのか、はたまた、調子のいいかけ声だけの運動か?
四季折々楽しめる草木を植えるとか、何かのスタンプラリーに参加するとか、いろいろな対策・努力でもしてみたら
さあ、帰りましょう。
ご褒美の催促は忘れません
窪地の向こうの山上に帰ります。
コジ君、ただいま
小次郎パパに何時までもいて欲しいけど、そうもいきません
朝ご飯後、七海ママの東にママの方をむけて、埋葬しました。
合掌
七海ママの時は、何者かに何度も墓荒らしをされました
今回は今のところ何も出現していないようです。
ママのお地蔵様、一人三役でしばらくお願いします
本来なら、獅子丸地蔵、小次郎地蔵もお迎えしたいところですけど、コロナ禍のため石材が品薄で、石屋さんにミニ地蔵はもう少し待ってと言われています。
こちらは、三四郎地蔵、サマンサ地蔵、ののこ地蔵です。
早く、小次郎地蔵・獅子丸地蔵、お迎えできるといいね
獅子くんが、逝ってからもうじき1年です
ひめちゃん・タバちゃん、長生きしてね